いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

犬の言葉を学ぶ

2017-02-27 | 外部セミナー・研修会

犬の言葉を学ぶことは、犬との自然な関係を学ぶこと

 

2月25日CDSの仲間と 神奈川近代文学館で開催された

イギリスのドッグトレーナー・アンジェラ・ストックデイル先生の

「犬の言葉を学ぶセミナー」に行ってきました。(公財)神奈川県動物愛護協会主催

アンジェラ先生は、1985年から本格的に行動性問題行動犬のトレーナーとして

活動されている方で、その手法はコレクションという嫌悪刺激を使わずに行うそうです。

それには犬さんのボディランゲージをよく観察することから。

犬さんに「表現の自由を与える」こと。

犬さんへのフィードバック、微笑みを返し、不安から解放してあげること。

例えば、犬の自然な行動のひとつとしてお話されたのは

犬さんが危険と思うようなとき、フセ・マテは不自然。

もしフセ・マテしたのについてきてしまう時、

それは犬さんが不安だから飼い主のそばにいたい。

その行動を理解して受け止めてあげること。

それは、「飼い主さんのそばが安心」=いつでも飼い主さんのそばにいたい

これは、呼び戻すためには一番じゃないでしょうか?

CDSでも、「犬さんが飼い主の後ろに自ら来れるように…」と言われます。

すべて、「飼い主さんが犬さんにとって安心、安全な基地であること」に

繋がっていると思いました。

家庭の中での愛犬との関係は、ルールは必要だが、「優位かどうか」とは違うこと。

暮らし方のガイドラインを教えることである。

 

犬さんとのことば=ボディランゲージのやりとりについては

いくつか動画を見ながら解説がありました。

攻撃性のある問題行動犬を多く導いた先生だったので、

単なる遊びと思われるものも、攻撃性を産む種になることもあるとの

お話もありました。

そこでは、ヒトが介入するよりも犬=ティーチングドッグが登場していました。

ただ、自分のまわりにはティーチングドッグはいないので、

ここはやはり飼い主さんが介入すべきだなぁと思いました。

CDSでは、いろいろな場面での介入も学んでいます。

そこには、「犬さんが、大好きな飼い主さんの介入を犬さん自身が認める」が成立しています。

普通なら「前に立たれる」ことは犬さんにとってうれしいことではないはずですが、

「大好きな飼い主さん」なら話はちがってきますよね。

左のカップルは…無関係です( ̄∇ ̄)

いつまでも「リーダー論」にとらわれている日本の数多くのトレーナーの言い分だけでなく

最近では、海外のトレーナーさんのお話をじかに聞くこともできるようになりました。

飼い主さんも、自分の愛犬との関係を振り返る機会にもなるので

ぜひ、このようなセミナーに足を運んで情報の更新を重ねてくださいね。

私は、今回のセミナーで今の学びが正しいことがわかってうれしかったです。

 

今回は、獣医師の西山ゆう子先生の

「問題行動は予防の時代」のお話もありました。

こちらはつづきでお話したいと思います。

  つづく  

 おまけ…

セミナー帰りにママをお迎えに来たさくらちゃん♪

いつかみんなと歩けるといいね♪

 



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