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JR宝塚線脱線転覆事故にあった人の日記

淕之介がやって来た

2006年03月26日 | 淕之介日記
ついに25日、柴犬の淕之介がやって来ました。
雲ひとつない青空が広がり、暖かくて大変心地よい日でした。
淕之介を迎える日が、このような穏やかな日和で良かったです。
前述の通り、午前中に心療内科でドクターの診察を受けてから、ペットショップに引き取りに行きました。
淕之介は3週間前より、3まわりほど大きくなったでしょうか。
やはり、子犬の成長というのは早いものです。

まず、いろいろと注意事項などを書かれた紙を見ながら、ペットショップの方から飼い方についてレクチャーを受けました。
その最中なのですが、淕之介の兄弟犬に出会うことができました。
淕之介はペットショップに来た当初、ケージに一匹だけでいたのではなく、もう一匹、仮の名前として「そら」という名前がつけられていた姉だか妹だかの子犬と一緒でした。
この「そら」の方が、淕之介よりも先に飼い主が決まり、引き取られて行ったのです。
この日は、獣医師さんに会うために来たそうで(このペットショップには獣医師の方もいらっしゃいます)、少々お話しさせて頂いた後、連絡先を交換させて頂きました。
わたしたちも一度、「そら」の飼い主さんにお会いしたかったのですが、それが偶然にも本日、叶いました。
淕之介と「そら」も、抱っこしながら、ご挨拶させてみたのですが、淕之介の方がちょっと怖がってしまいました。
以前は、同じケージの中で一緒に遊んでいたはずなのですが・・・

ペットショップの方にハウスを選んでもらい、淕之介をそれに入れてタクシーで帰ることになりました。
タクシーを待っている間から、ハウスに入れていたのですが、淕之介は緊張してしまい大変震えていました。
タクシーに乗っている最中も、震えは止まらず、「よしよし」や「大丈夫だからね」と声をかけながら連れて帰りました。

あんなに緊張していたので、家に連れて帰っても緊張は解けないかもしれないと思っていたのですが、そんなことはなく、家のケージに入れてやると、案外、落ち着いた様子です。
近寄ると尻尾を振って、手を出すとなめてくれます。
犬の飼い方の本にも、ペットショップの方から受けた注意でも、新しい環境に慣れるまでは構いすぎないようになどと言われていたので、この淕之介の様子を見て、ちょっと、こちらが拍子抜けしてしまいました。
子犬の頃は、あまり孤独にさせると性格形成に大きな影響を与え、なるべく家族の顔が見えるところにいさせた方が良いらしいので、ケージは居間に置いてあります。
しかし、ここで、トラブルが。
ケージに対してハウスが大きい!
ケージが少し小さかったこともあり、ハウスを入れてやるとペットトイレを置くスペースがギリギリのところでなくなってしまったのです。
仕方なく、淕之介が大きくなったらハウスを買い替えることにし、父が一回り小さい物に交換してもらいに再びペットショップに行ってきました。
今度のハウスは、ケージに対してもちょうど良い大きさでした。

実は、淕之介のために一部屋、増築を決めました。
来週の火曜日に着工、来月末までには完成予定です。
本当はハウスを入れる前から、ちょっとケージが小さいかもと思ってはいたのですが、そのような部屋ができるので、それまでは淕之介に我慢してもらうことにしました。
淕之介を飼うことに決まった次の日から、いろいろと建築業者の方とご相談したり、見積もりを出したりして頂いており、この日は4時に訪問してもらい契約することになっていました。
その頃には、淕之介はすっかり落ち着いたようで、建築業者の方々が来ても興奮したり吠えたりもせず、ケージの中で丸くなって、うとうとしていました。

さて、次はご飯の時間です。
建築業者の方々がお帰りになった後、5時過ぎに、ご飯をあげました。
淕之介には、ユーカヌバとサイエンス・ダイエットのドライフードを合わせたものを、水にふやかして与えます。
水とフードは一対一で、ふやかした状態で100gほどです。
このご飯を朝夕の2回やります。
なんでも、「そら」は、連れて帰った初日はご飯を食べなかったそうで、淕之介も食べてくれるかどうか、ちょっと心配でした。
しかし、心配は無用で、ぺろりとすべて平らげてしまいました。
犬はご飯や、遊んだ後におしっこをしやすいのだそうですが、淕之介も、その後は、きちんと、おしっこをしました。
普段よりもおしっこの量が多かったので、実は我慢していたのかもしれません。
でも、おしっこもしてくれて、わたしたちもだいぶ心情的に楽になりました。
後は、ウンコをしてくれれば良いのですが・・・
本当に、一挙動一挙動が、気になって仕方が無いのです。

そんなこんなで、初日は終わりました。
淕之介が、わたしたちのところに来て、幸せだったと思えるように、付き合っていきたいと思っています。

写真は一番上が、ハウスの中に入れて、淕之介を自宅に連れ帰るためにタクシーを待っているとき。
二番目が、サークルの中で、お座りをして上を見上げた淕之介。
最後は、自宅で抱っこされている淕之介。


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