ミスタードーナツ値上げ、ダスキンが17年ぶり・９品目、平均８％

ミスタードーナツ値上げ、ダスキンが17年ぶり・９品目、平均８％　2007年12月28日
日経　http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20071228AT1D270C827122007.html
朝日　http://www.asahi.com/business/update/1228/OSK200712280080.html
産経　http://sankei.jp.msn.com/economy/business/071228/biz0712282105007-n1.htm
　ダスキンは2008年2月1日、「ミスタードーナツ」の一部商品を約17年ぶりに値上げする。主原料の小麦の価格上昇を受けた措置で、値上げ幅は平均約8％。価格引き上げと前後して主要な既存商品より20―30円高い新商品を投入、高付加価値路線への転換も進める。
　値上げ対象は、飲料を除く全48品目のうち「オールドファッション」「エンゼルフレンチ」など9品目。いずれも売れ筋で、非飲料部門の売上高の約35％を占める。約1300の国内全店と韓国、台湾の店舗で一斉に値上げする。


　値上げの対象は『ポン・デ・リング』『ポン・デ・黒糖』『ポン・デ・ショコラ』『ポン・デ・ダブルショコラ』『ポン・デ・アーモンド』が、低トランス脂肪酸オイル導入のため21円アップ。『オールドファッション』と『チョコファッション』が、ミックス粉にブランを加え、練乳パウダー練りこみ％低トランス脂肪酸オイル導入のため10円又は11円のアップ。『フレンチクルーラー』と『エンゼルフレンチ』が、ミックス粉の卵増量とバニラビーンズをプラス＆低トランス脂肪酸オイル導入のため、11円のアップ　だそうです。
　ミスドの場合、別途展開しているアンドナンドで、180円から300円の高価格帯のドーナツを販売していて中々好評なようですが、グループ全体の品質向上を通して、他のドーナツを提供するお店との差別化を図るつもりでしょうか…。
　もっともミスドの場合、高校生を含めた若年層の利用も多いでしょうし、いくら元々の単価が安いとはいえ、値上げそのものは地味に痛いでしょうね。
　客層を含めて、ミスド全体が高品質化できるか、要注目です。


ニュースリリースはこちら
http://www.duskin.co.jp/news/2007/1228_01.html