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菊池市長選 現職の江頭氏が再選

2017-04-11 08:26:37 | Weblog
菊池市長選 現職の江頭氏が再選 2017年04月10日 熊本 12:00
 任期満了に伴う菊池市長選挙は9日、投開票が行われ、現職の江頭実さん(63)が再選されました。同市選挙管理委員会がまとめた開票結果は、無所属で現職の江頭実さんが1万4000票余りを獲得、新人に約5000票の差をつけ2回目の当選です。江頭さんは「菊池の創造的な復興に向けて力強い一歩を踏み出せる。暮らしの改善、生活の質の向上につなげていく。これから一歩一歩、着実に進めたい」と述べました。確定投票率は56.02%と4年前の前回を9.2ポイント下回り、旧四市町村が合併して今の菊池市が誕生した2005年以降で最低となりました。

★熊本県菊池市 市長選挙結果 投票率56.02%
当 江頭実 14043票
  荒木たかゆき 8665票


 熊本県菊池市は、2005年3月に旧菊池市と七城町・旭志村・泗水町が合併して発足した人口4.8万人程の県北部の市で、市長選は
 2013年4月から1期4年現職を務めて再選を目指す現職で63歳の江頭実氏に、元市議で43歳の荒木崇之氏が挑むも
 「熊本地震からの復興に向け今こそ一致団結し、新しいふるさと菊池をつくっていこう」と支持を訴えた江頭実氏が14043票を獲得して
 「皆さんの1票には、菊池の未来を決める力がある。私の可能性に懸けてほしい」と声を張り上げて8665票を獲得した荒木崇之氏に1倍半強の差をつけて再選を決めています。

山口山陽小野田市長選は藤田氏 初当選

2017-04-11 08:19:35 | Weblog
★山口県山陽小野田市 市長選挙結果 投票率 49.32%
当 13989票 藤田剛二
  11604票 伊藤実

 山口県山陽小野田市は県南西部の2005年3月22日に小野田市と山陽町が合併して発足した人口約6.2万人の市で、2005年4月から3期12年現職を務めた白井博文氏が出馬を見送ったことから、
(有)伊藤商会代表取締役で民進が推薦する57歳の伊藤実氏と山口東京理科大学非常勤講師で自民・公明が推薦する57歳の藤田剛二氏の2新人による争いとなりましたが、

 企業経営の手腕を活かして「夢と活力あふれる市を作る」と強調。昨年3月に公立化した山口東京理科大学などの地域資源を生かしたまちづくりを進めると訴えた藤田剛二氏が13989票を獲得して
 市議を3期11年務めた実績を生かして「3世代が豊かに暮らせる街をつくる」と主張。子育て応援給付金制度の導入や市内交通網の整備を人口増への成長戦略として掲げて11604票を獲得した伊藤実氏 を退けて新人同士の争いを制しました。

東京・小平市長選・現職の小林当選

2017-04-11 08:16:25 | Weblog
東京・小平市長選・現職の小林当選 2017年04月10日 NHK
任期満了にともなう東京の小平市長選挙は無所属の現職で民進党、共産党、社民党、地域政党の生活者ネットワークが推薦する小林正則が松岡篤、水口和恵をやぶり4回目の当選をはたした。
小林は小平市議会議員や都議会議員を経て平成17年の小平市長選挙で初当選。

対決型、自民1勝1敗 「ミニ統一選」本格化 2017年4月10日 共同
 4月に首長選などが相次ぐ「ミニ統一地方選」が9日、本格化した。自民、民進両党による「対決型」の東京都小平市で民進、共産、社民推薦の現職が自民推薦の新人らを破り、山口県山陽小野田市では自民、公明推薦の新人が民進推薦の新人に勝利。結果、対決型は自民の1勝1敗となった。これらを含め9都県で1知事選、13市長選が投開票された。
 与党が候補を推薦か支持(自民、公明のうち一方だけの場合を含む)したのは1知事選、11市長選。このうち開票が遅れている秋田県潟上市を除き、1知事選、7市長選で勝利を確保した。岡山県備前市では民進や維新を含む5党が推薦し、与野党相乗りとなった現職が敗れた。
 福島県田村市では自民推薦の新人が、民進の衆院議員が支援する現職を下した。
 秋田県では知事選のほか、秋田市を含む5市長選が集中。知事選は公明、社民のほか、自民県連も支持した現職が当選した。秋田市では自公支持の現職が勝った。湯沢市では、かつて共産党員の市長だった元職が、自公支持の新人らを破った。
 また名古屋市など33市長選が告示され、うち11市長が無投票で決まった。名古屋市を除く残りの21市長選が16日に投開票される。23日には、名古屋市や対決型の沖縄県うるま市など24市長選が予定される。
★東京都小平市 市長選挙結果 投票率 34.64%
当 小林正則  無所属  28308票
  松岡あつし 無所属  15536票
  水口かずえ 無所属  8281票


 東京都小平市は多摩地域北部にある人口約19.2万人の市で、市長選は現職で2005年4月から3期12年現職を務めて4期目をめざす64歳で民進・共産・社民が推薦する小林正則氏に、31歳で自民が推薦する元市議で31歳の松岡篤氏、市民団体共同代表で54歳の水口和恵氏の2新人が挑みましたが、

 「今の課題に取り組むことが、政治家としての責任を果たすことだ」と四選出馬を決めた。二〇〇五年の初当選の際に多選自粛を宣言し、三期十二年をめどとしたことについて「批判は覚悟の上で、市民に判断を委ねたい」 道路などの社会資本整備や緑地保全は進めつつ、「将来の人口減少をにらんだ公共施設の統廃合も必要」とし、課題解決を目指すと訴えた小林正則氏が28308票を獲得して
 市の現状を「周辺自治体に比べて防災倉庫が少なく、防犯カメラの設置も進んでいない」と分析。防災・防犯対策強化などに取り組み、「東京のモデルタウン」の実現を目指すと訴え15536票を獲得した松岡篤氏
 「市民の声をきちんと聞いて形にする本来の市政が失われている」と語り8281票を獲得した水口和恵氏 を破り4選を決めました。

 共同系列で対決型選挙で自民が推す候補が敗れたことがちょっとした話題になっていますが、市民は推薦母体より小林氏の手腕を認めた形ですし、自民の推薦を貰い31歳の若さがありながら現職に1.8倍の大差をつけられる方がむしろ情けないかとも…。
 現職の小林正則氏は「4選不出馬」を撤回しての立候補に批判もあったようですが、自民系に3000票程、野党連合から5000票弱票が流れたもののそれでも圧倒的な支持を得た形。
 後継者の育成と市政運営の両立を求められることになるでしょうね。