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飲食事業のグローバルアジア、粉飾決算か 監視委が強制調査

2015-03-18 13:35:05 | Weblog
飲食事業のグローバルアジア、粉飾決算か 監視委が強制調査 2015年3月18日 日経夕刊
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG18H16_Y5A310C1CC0000/?n_cid=TPRN0009

 ジャスダック上場組といえば、大塚家具がお家騒動で世間を騒がせていますが、グローバルアジアホールディングスが、またもややらかしてくれたようですね。
 この会社。今世紀に入ってからだけでも、2000年アイビーダイワ → 2011年プリンシバル・コーポレーション → 2014年グローバルアジアホールディングス と会社名をコロコロ変えているばかりでなく、事業内容も天然資源開発投資事業からスーパーマーケットの進出(いずれも撤退あるいは事業譲渡済)と、一体本業(事業の軸)は何なのかさっぱりわからず、2005年には同じ日に『社長交代』と『社長交代は無効』と相反するプレスリリースを発表するなど、何かとお騒がせな企業なのですが、ここにきて粉飾決算疑惑も浮上。
 経営陣は、前の経営陣がやらかしたことと釈明しているようですが、粉飾決算が事実なら上場廃止の可能性も濃厚になってくるのではないでしょうか。

 ここ2年ほどの株式ブームの間も、株価は30円~70円程のボックス圏で個人投資家からは完全に無視され、(2013年6月に民事再生法を申請した当時ジャスダックに上場していたインデックスの時とは異なり)零細個人投資家の被害は少なさそうなことが、せめてもの救いといえば救いなのかもしれません。