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長野 飯山市長、足立氏再選 新人江沢氏に1143票差

2014-09-08 11:00:26 | Weblog
長野 飯山市長、足立氏再選 新人江沢氏に1143票差 2014年09月08日 信濃毎日
 任期満了に伴う長野県飯山市長選は7日投開票し、現職の足立正則氏(63)=無所属、飯山=が、新人で元総務省大臣官房審議官の江沢岸生氏(60)=無所属、照里=を1143票差で破り、再選を果たした。任期は15日から4年。
 足立氏は、来年3月14日開業の北陸新幹線(長野経由)飯山駅の周辺整備や、周辺市町村と連携した新たな広域観光圏「信越自然郷」などを1期目の実績として強調。新幹線駅を玄関口に観光客を呼び込み、アウトドアスポーツなどレジャー産業の振興を図って職や収入の確保につなげると主張した。
 16人の市議のうち11人が選対入りしたほか、共産党の3市議が加わる団体の支援も受けた。自民党の若林健太氏(参院県区)、小坂憲次氏(参院比例)の各地元後援会からも推薦を得た。市内全域の後援会組織を通じて運動を展開。序盤は個人演説会や企業・団体回り、中盤以降は無党派層へのアピールを念頭に街頭演説も増やして追い上げをかわした。
 江沢氏は昨年8月に立候補を表明。現市政を「市民に新幹線時代への期待感が生まれていない」と批判し、市政の転換を訴えた。「医療・介護の先進地」づくりを前面に、各地区の支援者を通じて草の根型で支持を拡大。現職批判票も取り込んで急速に追い上げ、前回選の2222票差よりも差は縮めたが、及ばなかった。
 投票率は74・25%で、同じ顔触れの2氏による一騎打ちだった前回選を2・44ポイント上回った。

飯山市長に足立氏再選 2014年09月08日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/local/nagano/news/20140907-OYTNT50200.html
 飯山市長選は7日、投開票が行われ、現職の足立正則氏(63)(無所属)が、新人で元総務省大臣官房審議官の江沢岸生氏(60)(同)を破り、再選を決めた。当日有権者数は1万8827人、投票率は74・25%(前回71・81%)だった。
 飯山市は、今年で市制60周年を迎えた。市民の長年の夢であった新幹線飯山駅が来春開業し、市にとっては新駅をどう活用して人口減少を食い止めるかが大きな課題となっている。選挙戦は、前回と同じ顔ぶれによる一騎打ちとなった。
 足立氏は、市内の地区ごとに置かれた後援会をフルに生かした組織戦を展開。市議16人のうち14人の支援を受け、「2期目の足立は進化する」というキャッチフレーズを掲げた。
 新幹線飯山駅の開業を「飯山新時代」の幕開けと位置づけ、駅前や市民会館の整備事業など1期4年の実績を強調。周辺市町村と連携した観光戦略「信越自然郷」で、飯山駅を核に定住人口を増やすと訴えた。
 江沢氏は、新幹線駅の開業を、医療系専門学校の誘致や飯山赤十字病院の医師確保につなげ、「先端的医療介護地域」を創造すると訴えたが、及ばなかった。

★長野県飯山市 市長選挙結果(投票率74.25%)
当 足立まさのり 7533
  江沢きしお  6390


 長野県飯山市は県北部の人口2.2万人弱の市で、市長選は2010年9月から1期4年現職を務めて再選を目指す63歳の足立正則氏に元総務省大臣官房審議官で4年前の前回市長選にも挑戦した60歳の江沢岸生氏が挑む、前回と同じ顔ぶれになりましたが、
 1期4年の実績を強調、「長期的な視点から新しい市づくりを進める」とし、新幹線を活用した人口定着と経済活性化、子育て支援や福祉の充実などに取り組む考えを強調して票を獲得した足立正則氏が7533票を獲得して
 「変えなければ変わらない」と市政転換の必要性をアピール。人口減対策として先端的な医療介護地域の創造、観光発展に向けて海外からの誘客促進などを公約に掲げて6390票を獲得した江沢岸生氏 を退けて再選を決めました。

静岡 熱海市長 斉藤氏3選

2014-09-08 08:22:21 | Weblog
静岡 熱海市長 斉藤氏3選 2014年09月08日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/local/shizuoka/news/20140907-OYTNT50461.html
 熱海市長選は7日、投開票が行われ、無所属現職の斉藤栄氏(51)が、いずれも無所属新人の旅館経営森田金清氏(46)、飲食店経営田中秀宝氏(46)の挑戦を退け、3選を果たした。当日有権者数は3万3682人、投票率は59・41%で、2010年の前回(62・13%)を下回った。
 斉藤氏は、当選確実の連絡を受け、熱海市清水町の事務所に到着すると、集まった支持者たちを前に「2期8年の実績が認められ、自信を持つことができた。新生熱海づくりに全力を尽くしたい」と喜びを語った。
 「市民党」を掲げつつ、支持する一部市議のほか民主党県議や民主系会派の市議の支援も受け、「働く世代の流出を食い止め、子育て世帯や高齢者の住みやすいまちづくりを」と訴え、幅広く浸透した。
 斉藤氏は、高齢者の支持基盤を盤石にしたのが勝因となったとみられる。
 初当選した当初から「3期はやりたい」としてきた斉藤氏にとって「総仕上げ」の4年間。対立が目立つ議会との調整能力のほか、強いリーダーシップも求められる。
 選挙戦は、人口減少や県内23市で最も高い高齢化率、観光を軸とした熱海経済の活性化――などを巡って熱気を帯びた。
 森田氏は、保守系若手市議会派の支援を受け、「官民の垣根を取り払い、熱海を変えよう」と精力的に活動し、中心部以外での知名度不足を補ったが、出馬の遅れが尾を引いた。
 田中氏は、草の根の選挙運動を展開。市議4期の経験を踏まえ、「旅館ホテルの耐震改修に入湯税を活用する」など具体的な政策を訴えたが、及ばなかった。


★静岡県熱海市 市長選挙結果(投票率59.41%)
当  11131票 斉藤栄 51歳 無現
   6420票 森田金清 46歳 無新
   2307票 田中秀宝 46歳 無新



 静岡県熱海市は、神奈川県と県境を接する人口約3.8万人の観光都市で市長選は2006年9月から2期8年現職を務めて3選を目指す51歳の齊藤栄氏に、同市観光協会長で46歳の森田金清氏、元議長で45歳の田中秀宝市議の両新人が挑みましたが、
 2期8年の実績を強調して3期目を総仕上げにしたいと語っていた斉藤栄氏が11131票を獲得して
 市内観光組織をけん引した経験を踏まえた経済活性化策や人口減少対策、市民と協働したまちづくりを中心に訴える方針を掲げて6420票を獲得した森田金清氏
 以前の熱海市民には誇りがあふれていた。県名を言わないでも熱海というだけで昔はよかった。海と山と温泉。最高の平和を享受し、生きる喜びがあった。豊な熱海を衰退させてはいけない」と、市長に挑戦状を突きつけ2307票を獲得した田中秀宝氏の両氏を振り切って3選を決めています。

大阪交野市長に黒田氏 現職破り初当選 

2014-09-08 08:13:00 | Weblog
交野市長に黒田氏初当選 大阪 2014年9月8日 産経
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140908/osk14090802050003-n1.htm
 任期満了に伴う交野市長選は7日、投開票され、無所属新人の元市議、黒田実氏(45)が、4選を目指す無所属現職の中田仁公氏(67)=自民、民主、公明推薦=を破り、初当選した。当日有権者数は6万1692人。投票率は45・60%(前回41・13%)だった。
 市長選は中田市政の評価をはじめ、育児や街づくり政策などが争点となった。黒田氏は中田氏に対し「このままでは交野の将来が無投票で決まってしまう」として民主党を離党し、立候補。「教育」「子育て」「健康」「環境」「雇用」を重点施策に掲げた。
 初当選を決めた黒田氏は「まさに奇跡が起こった。勝因は、交野を前に進めてほしいという市民の声があったからだ」と語った。

★大阪府交野市 市長選挙結果
当 13825 黒田実 無新 
  13698 中田仁公 無現 【自】【民】【公】

 
 大阪府交野市は、枚方市の南部に位置する人口約7.6万人の市で、市長選は自民・民主・公明が推薦して4選を目指す67歳で現職の中田仁公氏に元市議で45歳の黒田実氏が挑みましたが、
 「教育、子育て政策の充実に加え、安全・安心な交野を目指したい」と主張した黒田実氏が13698票を獲得して
 実績を強調するとともに「市民のみなさんとの協働のまちづくりを今後もさらに進めたい」と訴え13698票を獲得した現職中田仁公氏 を127票の僅差で退けて、見事現職を破り初当選を決めました。
 ん。2回りの年齢差に加え、挑戦者の中田氏は2007年の市議会選挙ではトップ当選。3年前の市議会議員選挙でも当時の民主党公認で第4位(定数15 上位3人は公明党公認)で当選されるなど地域ではそこそこ知名度のある方だったとはいえ、大阪では威勢のある日本維新の会も表立った動きはしなかったようですし、この黒田氏は主に自転車を使って選挙活動を展開しているということから、大変失礼ながら現職圧勝を予想していたのですが、正直この結果には吃驚。
 見事現職を破り初当選を決めた黒田氏ですが、まずはどう議会を上手くまとめ上げるのかが問われることになりそうですね。