歩いていて見付けた 角地に建つ 築40年以上と思われる木造の家。
この家を見て・・・
「 あ~ 木造の家って 自由だな~ 」
と思いました。そして、こう思いました。
「 リフォームしたらいい家になりそうだな~ 」
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持ち家か賃貸か
これは、いつまでも結論の出ないテーマです。
、、、どっちでもいいじゃないですか。
どっちでもいい
それが私の結論です。
まあ、それで終わるならわざわざ記事にしてもしょうがないので
理由を書きます。
大前提として、そのテーマに悩む人は、” 家を買える人 ” です。
では、家を買えるのになぜ悩むのか。。
悩む人の気持ちを考えてみました。
理由はいくつもある事は十分承知ですが、あえて言うと2つあると思います。
1)損得を考えているから
2)将来の不安
それぞれについて考えてみます。
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1)損得を考えているから
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”いくらいくらの家賃を払いつづけたら幾らになるのか?”
これが議論のベースです。
「持ち家派」は、「そんなに払うなら買ったほうがいい」
となり
「賃貸派」は、「不動産 とは 負動産 だ」
と、掛るお金以外のリスクを”根拠”とします。
つまり 「購入する=損をする」
「持ち家」であれば、自分の財産です。
(ローンを払い終われば・・)
ただ、もはや、土地の値段は下っても上る事は期待できませんから
はたして 財産 といえるのかどうか。。
20年もすれば家の補修が現実的に必要になります。
毎年の税金もありますし、、、結構お金は掛りますね。。
天災、火事、事件、近隣問題・・・
家をとりまく問題はたくさんあります。
そうゆう意味では「賃貸派」は自由です。
リスクは最小限で済みます。
固定資産税も払わなくていいし。。
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2)将来の不安
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「賃貸派」は自由ですから、若いうちなら 「旅人」 でもいいわけです。
ただ、歳をとって、定年 になって、もっと歳をとったら、どうなるの?
「賃貸でもいい」と思っても、そこが 不安 になりますよね。
解決策は、十分な預金を持つ か 不労所得を持つ。
となると、日々節約するか、副業して軌道に乗せるか。
なんだか 自由 のイメージじゃなくなってきます。
その点、「持ち家」なら、とりあえず歳をとっても住むところは確保できます。
定年後のイメージとして 「安心」 がありますね。
それがあるだけでもローンを払っていく活力になります。
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2つの問題において、”持ち家”派も”賃貸”派も、どっちも正しいと思いますよ。
でも ”視点” が違うから 絶対に相容れないので
議論しても絶対に結論は出ません。
安心を求めるなら 持ち家 になれば、”不安の気持ち”を解消できます。
固定される事や地域の関係がうっとおしいと思うなら、賃貸で気ままに生きればいい。
ただそれだけ。
でも・・・
「持ち家か賃貸か」 という問題は・・・
そもそもがおかしい のです。
どっちでもいいから。
どっちでもというのは
ある時は 賃貸 でいいし、ある時は 持ち家 でいいし、また 賃貸 にもどってもいいし。
A か B か
それで自分の人生をしばる必要がありますか?
”決断を迫られる” 問題 を突きつけられると、私達は、どうしてもそれだけしか見えなくなります。
だけど、冷静に考えれば
C であってもいいし、D であってもいいんです。
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不動産は 財産 であるけれど、負動産 になりうる事もあります。
それは、場所の価値だけでなく、自分の体や家族の問題や、近隣関係で住めなくなったり、天災で家が壊れたり、様々な条件があります。
持ち家 なら問題は解決・・・?
そうではない意識を持つ事が大切です。
だけど、持ち家だからこそ、自分が満足できる『暮しの場所』 『帰る場所』 を持てる事も事実です。
それは「旅人」には持てないもの。
マークシートに〇(まる)をつければそれで済む時代ではなくなりました。
自分で問題を見付け答えを考え、常に修正していく事が必要です。
「持ち家か賃貸か」
それに、悩み、将来の不安に心を暗くするよりも
今、幸せに生きたい
それが大切だと思います。
がまんしてがまんして、悩んで悩んで・・・
いつ幸せになるんですか?
今、幸せであってはいけないですか?
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ただし、資産として不動産を複数持っている人には、この考えは当てはまりません。
そもそも「持ち家か賃貸か」という判断基準ではないですから。