ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

楽しみのひとつ

2011-12-19 | 雑念
鹿児島にIターンして2年。

最近は市の教育委員会所属のSSW(スクールソーシャルワーカー)としても頑張っております。

不登校・問題行動などの生徒児童に学校側のアプローチでは限界のある登校支援や面会などを行っています。

まだ数人としか直接面会は行えていませんが、少しずつ問題点を洗い出していきたいと思います。

まあ当然、私の立場だけで改善される様な簡単な事例などないのですがね。

しかしSSWという仕事。この多様性の時代に生まれた教育の分野でいう新しい働く形なのではないかと思う。

学校の先生は多くの問題を抱えた生徒を大きな枠の中に捉え、時代を乗り越えられる社会人になるべく生徒を指導していく。

スクールカウンセラーは心に問題を抱えた生徒たち保護者たちへ対話という形で改善する方向へ持っていく。

そしてSSWは、、、。なんでも屋さん。学校が「大変だ」と感じる仕事を肩代わりするもよし。カウンセラーが動けないような動きをするもよし。

「教師」や「スクールカウンセラー」が職種を表すのに対し「スクールソーシャルワーカー」は職種というより、働き方を表している様に感じている。

地域で教育を支援していく人

それは兵庫で答えを出せなかった社会教育での教育支援のひとつの形ではないかと。

私は環境を変えて自分の在り方を変えてきた。そして鹿児島は私にひとつの在り方を提示してくれている。

シンプルな教育支援。それがSSWなのだ。そしてその働き方は確立しているわけではなく、定義だけが存在している。

私は兵庫の嬉野で「冒険教育」に出会い、社会教育のひとつの形を知った。

「いちプロ」で大人になってからの遊びの在り方を学んだ。

そして鹿児島でまたひとつの社会教育の在り方を知る。

何故多くの種類と在り方に出会う運命なのかは分からない。

しかし確実に自分の歩む道に咲いている小さな花が生き生きと目に飛び込んできている様な素敵な時間。

漠然と道を歩いている。

ハッキリとしたビジョンは必要なんだろうか?不安が全くないのも不思議だ。

私はこのまま「風まかせ」でフワフワ生きていくのでしょう。それが私の旅心。

多くの人には心配をかけたり、不安を感じさせているのかもしれないし、他人事のように楽しんでおられる方々もおられるんだろうなぁーと思います。

自分もそのひとり。

自分で自分を愉快に眺めている。

本当にこの人は何処へ向かって行くんだ?楽しみです。ふふーっ