hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

頭ケ島大橋、若松大橋

2017-08-16 05:00:47 | 旅行

『ぶらり橋巡り〜五島編』五島列島、特に中通島は複雑な地形をしているため、島を結ぶ橋が色々なところに架けられている。その中で強い印象を持った2つの橋をご紹介したい。

まずは頭ケ島大橋、これは中通島東北端にある頭ケ島と中通島の間にある孕瀬戸を挟んで全長300m(海上148m)を結ぶ赤い鉄橋で1981年に上五島空港開港に合わせて整備されたもの。

海はもちろんエメラルドグリーンであるが、岸壁に注目すると海食崖がよく見え、また、丘の上にはわずか800mの滑走路しかない上五島空港を臨むことができる。


頭ケ島からの帰り道に車を止めてじっくり見たが、エメラルドグリーンの海の色、海食崖がよく見える。上五島空港が使われていないため、殆ど車も通らず、中央部まで徒歩で行くことができるがそのダイナミックな風景はめったに見れるものではない。


もう1つの若松大橋は中通島と若松島の若松瀬戸を挟んで建設された海上トラス橋で長さ522m(海上472m)と規模も大きい。橋は若松島に入りすぐに園地が造られており、ここから橋を眺めると良い。海面まで降りる道もあり、海面から橋を眺めればさぞよかったのだろうが、暑さと厳しい階段に断念した。

ただ、橋が長いため、土井ノ浦教会に向かう海岸沿いの道からの方がその全景を見ることができ、大変美しい。

なお、今年は中央部頭ケ島塗装工事のため、一部幌が架けられているのは残念であった。この橋は2001年8月に完成したものである。若松大橋は頭ケ島大橋に比べ規模も大きく、海上部分が長い。さらに高さも高いため、存在感がある。車もトラックを中心に頻繁に行き来がある。

普段から東京での橋巡りをしているが、これらの橋は川や水路を渡るのではなく、島と島をつなぐ人で言えば動脈のような重要性を持つ。さらにその風景には思わず魅了されてしまうものである。

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