ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

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3吉・ポンタユニット 仙波清彦師匠ゲスト参加のライブを新宿ピットインで見ました。

2012年04月01日 03時03分39秒 | CD&コンサートレビュー

ちょっと前の話ですがライブレビューです。

3吉・ポンタユニット 仙波清彦師匠ゲスト参加のライブを新宿ピットインで見ました。

いや、すばらしかったです。

3吉さんのオリジナルが中心でしたが

8ビート系のいい曲が多かった!

その曲に載っかって演奏する、名手坂井紅介、PONTA、仙波清彦たちの演奏は

もう仙人達が遊ぶ仙郷の境地。

何をやっても許されてそれが全て素晴らしく洒脱である。

特に仙波師匠のパーカッションの素晴らしいこと!

トライアングルの一発が、まるで音楽空間に放たれた美しい宝石のよう。

トライアングルってこんなに澄んだ美しい音なんだなと初めて知りました。

アコースティックベースの紅介さんは、遊ぶ仙人達をぐっと支える役どころでありながら、

その太さ、滑らかさ、嫋やかさ、色っぽさが素晴らしく

ソロでのベースの歌いかたは、これがベースソロってやつなんだな、と思わせてくれます。

久々に見るポンタさんは、やや落ち着いた風情。仙波師匠がいると暴れない、というふうにも

見受けられますが、ひょっとしたらいい意味も含めて、やや老いの境地か、とも。枯淡の域?

 

三好3吉さんのギターは、とても美しい。

以前ジロキチでも見ましたが、ギターソロと口笛のユニゾンの出色。

これ、ライルメイズのシンセとパットメセニーのギターをひとりでやっているような効果がだせて

安価で気軽なパットメセニーグループサウンドという感じがします。アイディア勝負ですなー。

それにしてもトップミュージシャンたちの余裕、音の美しさ、アンサンブルの深さは

やっぱりさすが、そういうライブが気軽に見られる新宿ピットインは、やはり

日本ジャズの最高のライブハウスだといえるなぁ。

 

一部と二部の間にピットインのすぐ上で餃子。

 

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