通でがんす

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(旧ブログタイトル:通じゃのう)

広島駅ビル 開業50周年

2015年12月07日 | 広島の話題
ひろしま駅ビル

ASSE(あっせ)

開業50周年








12月1日、ひろしま駅ビルは

開業50周年を迎えたそうじゃ。





ひろしま駅ビル、

広島駅の駅舎の歴史を簡単に振り返ってみると…。





広島駅は、山陽鉄道の駅として1894年(明治27年)6月に開業。

それに間に合わせるように木造2階建ての駅舎が建てられた。





1922年(大正11年)、日本初の鉄筋コンクリート2階建ての駅舎が完成するも、

1945年(昭和20年)8月6日、原爆投下によって駅舎は大破。







戦後20年の1965年(昭和40年)12月、

広島民衆駅(みんしゅうえき)が完成したんじゃ。





…広島民衆駅???





民衆駅いうのは、駅舎の建設費用の出資を民間から募り、

その代わりとして出資者にはテナントの利用を認めるというもの。





日本の駅舎は、その多くが太平洋戦争で破壊されてしもうたため、

駅舎の多くはこうした手法で復興したということじゃそうな。





いうても、「広島民衆駅」という呼び方は聞いたことがない。

わしがこまい(=小さい)ころから

「ひろしま駅ビル」と呼びよったけぇの。





♪ここはみんなの憩いの場所

ここはひろしま駅ビル~

(ひろしま駅ビル CMソング)






その駅ビルの中には、

ホテル(広島ステーションホテル)

を始め、

展望浴場・映画館・屋上遊園地

などがあったんじゃ。







(上記2枚の写真は、駅ビルで開催中の

開業50周年記念パネル展より)




広島駅の外壁には、

彫刻家・舟越保武(ふなこし やすたけ)氏の手による

「牧歌(ぼっか)」というブロンズ像が飾ってあった。





向かって右側に笛を吹く少年(写真上)、

左側にハトを抱く少女(写真下)、

その間に柱をはさんで4羽のハトが飛んどった

…と、わしは記憶しとるが、間違うとったら申し訳ない。





↓舟越保武氏については、こちら↓

舟越保武彫刻館








今の駅ビル。

1999年(平成11年)にリニューアルされた時に、

「ひろしま駅ビル ASSE(あっせ)」の愛称が付けられた。







締めは、やっぱりこれ。

おとつい、サッカーJ1のガンバ大阪を下して

2年ぶり3度目のリーグ優勝を果たしたサンフレッチェ広島。





サンフレッチェも優勝したことじゃし、

「検討中」の名の下に先延ばしを続けとる

サッカースタジアム建設の件も

このあたりで片をつけにゃいけませんの。





↓サッカースタジアム建設の件については、こちら↓

「広島にサッカースタジアムが建設されないのは、なぜなのか? 苦闘の歴史を詳細に振り返る」サッカーキング





訪問日:2015年12月6日





今日は、開業50周年を迎える広島駅ビル(現:ひろしま駅ビル ASSE(あっせ))について話をさせてもらいました。

ほいじゃあ、またの。

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