日本サッカーは、今年８月のＷ杯アフリカ大会で、見事に１６強入り。
ザッケローニ新監督になってから、今まで負けっぱなしだったアルゼンチン戦で、１－０で初勝利。
そして、今年２敗している韓国戦では、敵地で０－０のドロー。
代表戦で勝つことも大事じゃが、次の世代を育てていくことも大事ですよのう。
【問題】
１０月１１日（月）、サッカーの高校生世代日本一を決める、全日本ユース（Ｕ－１８）選手権の決勝戦が行なわれ、広島ユースが優勝しました。
広島ユースが全日本ユース（Ｕ－１８）で優勝するのは、何回目でしょうか？
１．１回目
２．２回目
３．３回目
４．４回目
【正解】
２．２回目
【解説】
サッカーの高校生世代の日本一を決める、全日本ユース（１８歳以下）選手権は１１日、さいたま市の埼玉スタジアムで決勝があり、広島ユース（中国）がＦＣ東京ユース（関東）を２―１で下し、６年ぶり２度目の優勝を飾った。
広島ユースは前半２９分に先制を許したが、前半終了間際に越智のゴールで同点とし、さらに後半１４分に再び越智が決めて勝ち越し、終盤のＦＣ東京ユースの猛攻をしのいだ。
広島ユースの砂川（すながわ）が通算６ゴールで大会得点王となった。
（「広島ユース優勝 全日本Ｕ―１８、６年ぶり２度目」中国新聞 ２０１０年１０月１２日）
http://www.chugoku-np.co.jp/sports/Sp201010120122.html
↓全日本ユース（Ｕ－１８）については、こちら↓
「高円宮杯第２１回全日本ユース（Ｕ－１８）サッカー選手権大会」日本サッカー協会
http://www.jfa.or.jp/match/matches/2010/takamado_u18/index.html
今日は、「試合の経過」「凱旋の様子」「広島ユース」「ナビスコカップ、決勝進出」について調べてみようかの。
１．試合の経過
試合の内容は、どんなんじゃったんじゃろうか？
終盤、延々と続くＦＣ東京のパワープレー。
ロスタイムにはＧＫまでが前線に上がってきた。
広島イレブンは体を張り、必死にはね返した。
終了の笛まで、集中力が途切れることはなかった。
序盤は相手の激しいプレスに持ち前のパスサッカーが封じられ、前半２９分に先制を許す。
リードされたが、森山監督とイレブンに迷いはなかった。
「怖がらずにパスをつなぎ、相手を走らせよう」。
思惑通り、相手の運動量が落ち始めると徐々にプレスが緩み、前半終了間際に同点。
後半はパスがつながり、１４分に勝ち越した。
決勝トーナメント４試合で１７得点。
圧倒的な攻撃力が光ったが、最大の勝因は逆境での強さだろう。
静岡学園高との準決勝は受験などで３人が不在。
前半の２失点を後半の４得点で逆転勝ちした。
決勝も出場停止の宗近主将たち主力２人を欠いていた。
「厳しい状況になっても、決してあきらめなかった」と、大会得点王に輝いた砂川。
ＦＷながら決勝では右ＭＦとして最終ラインまで下がって守備でも奮闘した。
「我の強い選手が多い」（森山監督）というチームが同じ方向を向き、苦難を乗り切った。
代わる代わる優勝杯を手にし、日本一の重みを実感していた。
（「広島ユース、６年ぶりＶ サッカー全日本Ｕ―１８」中国新聞 ２０１０年１０月１２日）
http://www.chugoku-np.co.jp/sports/Sp201010120183.html
監督の森山佳郎（もりやま よしろう）は、１９９１（平成３）年から１９９５（平成７）年まで、サンフレッチェ広島と、その前身となるマツダで活躍しとられましたのう。
２０００（平成１２）年から広島ユースのコーチを、２００２（平成１４）年からは広島ユース監督を務められとります。
２．凱旋の様子
優勝を飾った広島ユースは１０月１２日（火）、吉田町に凱旋（がいせん）されとります。
選手が寄宿する同市吉田町の三矢（みつや）寮に地元関係者や市職員たちが出迎え、喜びを分かち合った。
イレブンは午前１０時前、専用バスで到着した。
稲田稔寮長（６５）と、宗近慧（むねちか けい）主将（１８）たち主力選手１１人に対し、佐藤勝・市教育長や地元住民たち約２０人が盛大な拍手を送り、花束を手渡した。
宗近主将は「みなさんの応援のおかげでチームが一つになって優勝できた」と喜びのあいさつをした。
大会の得点王となった砂川優太郎選手（１８）は「週末から始まるＪリーグユース杯でも優勝し２冠を取りたい」と次を見据えていた。
市は近く、市内で優勝祝賀会を開く。
（「サンフレユース凱旋 Ｖ祝う」中国新聞 ２０１０年１０月１３日）
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201010130018.html
Ｊユースカップの予選リーグは、１０月１６日（土）の愛媛ＦＣユース戦から始まって、１１月２１日（日）までに、計６試合を戦うそうじゃ。
ほいで、決勝トーナメントは、１２月５日（日）から。
広島ユースは、Ｊユースカップ全１７回のうち、優勝３回、準優勝４回、３位１回しとるんじゃ。
優勝回数３回は、ガンバ大阪ユースの４回に次ぐもの。
こちらも、ええ成績を残してもらいたいもんじゃのう。
↓Ｊリーグユース杯については、こちら↓
「Ｊユースカップ」Ｊリーグ公式サイト
http://www.j-league.or.jp/youth/
３．広島ユース
サンフレッチェ広島の下部組織には、次の３つがあるんじゃ。
■サンフレッチェ広島ユース（Ｕ－１８）
■サンフレッチェ広島ジュニアユース（Ｕ－１５）
■サンフレッチェ広島ジュニア（Ｕ－１２）
ユースの拠点は、サンフレッチェと同じ安芸高田市吉田町。
ジュニアユースとジュニアの拠点は主に安芸郡府中町。
広島ユースは全寮制で、所属している選手は全員、広島県立吉田高等学校に通学しとるんよの。
広島ユースに所属した主な選手といえば、森崎和幸（もりさき かずゆき）と森崎浩司（こうじ）の双子の兄弟。
ザッケローニ監督率いる日本代表に召集されている、槙野智章（まきの ともあき）や駒野友一（こまの ゆういち）など。
現在、ジュビロ磐田に所属している駒野は、広島ユース出身で初めて日本代表になった選手なんじゃ。
先日の韓国戦で右上腕部を骨折し、長期離脱が確実視されとるのは、ご存知のとおり。
早く治って、復帰してほしいもんじゃ。
４．ナビスコカップ、決勝進出
ここから、サンフレッチェ広島の話。
ヤマザキナビスコカップで、広島は初の決勝進出を決めた。
ホームの第１戦で清水に２―１で勝った広島は、アウェーを１―１で引き分け、２戦合計３―２で逃げ切った。
磐田は山崎の勝ち越しゴールなどでアウェーで川崎に３―１で勝ち、２戦合計３―２と逆転した。
前半、清水に攻め込まれたが、無失点で折り返した。
後半１９分、森崎和のロングパスを起点に、山岸が右足で鮮やかなミドルシュートを決めて先制した。
その後は清水の猛攻を受け、４２分に小野にゴールを許したが逃げ切った。
清水のシュートが３度クロスバーなどに当たる幸運にも恵まれた。
決勝は１１月３日に東京・国立競技場で行う。
（「サンフレ耐えて国立切符 初の決勝、磐田と対決へ」中国新聞 ２０１０年１０月１０日）
http://www.chugoku-np.co.jp/Sanfre/Ss201010100211.html
サンフレッチェは、１９９３（平成５）年のＪリーグ創設から加盟しとるんじゃが、Ｊリーグ、ナビスコカップ、天皇杯の３大タイトルとは縁がないんじゃ。
１９９４（平成６）年は１ｓｔステージで優勝をしとるんじゃが、チャンピオンシップでヴェルディ川崎に負けて準優勝。
天皇杯は、サンフレッチェ広島として４回、決勝戦まで進んどるんじゃが、残念ながら、４回とも準優勝。
昨年はＪ２のサガン鳥栖に負け、今年もＪ２のアビスパ福岡にＰＫ戦で敗れ、３回戦敗退。
気持ちを切り替えて、ナビスコカップで優勝して欲しいもんじゃ。
↓ナビスコカップについては、こちら↓
「ヤマザキナビスコカップ」Ｊリーグ公式サイト
http://www.j-league.or.jp/yncup/
↓サッカーについての関連記事は、こちら↓
サッカーＷ杯の主審が、自分で選ぶことができることは？
http://blog.goo.ne.jp/hiroshima-2/d/20100608
日本サッカーがメキシコ五輪で銅メダルを獲得した時の監督は？
http://blog.goo.ne.jp/hiroshima-2/d/20100523
サンフレッチェ広島の選手たちが必勝祈願をした、毛利元就ゆかりの清（すが）神社があるのはどこ？
http://blog.goo.ne.jp/hiroshima-2/d/20100121
今日は、「試合の経過」「凱旋の様子」「広島ユース」「ナビスコカップ、決勝進出」について勉強をさせてもらいました。
今日もひとつ勉強になったでがんす。
ほいじゃあ、またの。
ザッケローニ新監督になってから、今まで負けっぱなしだったアルゼンチン戦で、１－０で初勝利。
そして、今年２敗している韓国戦では、敵地で０－０のドロー。
代表戦で勝つことも大事じゃが、次の世代を育てていくことも大事ですよのう。
【問題】
１０月１１日（月）、サッカーの高校生世代日本一を決める、全日本ユース（Ｕ－１８）選手権の決勝戦が行なわれ、広島ユースが優勝しました。
広島ユースが全日本ユース（Ｕ－１８）で優勝するのは、何回目でしょうか？
１．１回目
２．２回目
３．３回目
４．４回目
【正解】
２．２回目
【解説】
サッカーの高校生世代の日本一を決める、全日本ユース（１８歳以下）選手権は１１日、さいたま市の埼玉スタジアムで決勝があり、広島ユース（中国）がＦＣ東京ユース（関東）を２―１で下し、６年ぶり２度目の優勝を飾った。
広島ユースは前半２９分に先制を許したが、前半終了間際に越智のゴールで同点とし、さらに後半１４分に再び越智が決めて勝ち越し、終盤のＦＣ東京ユースの猛攻をしのいだ。
広島ユースの砂川（すながわ）が通算６ゴールで大会得点王となった。
（「広島ユース優勝 全日本Ｕ―１８、６年ぶり２度目」中国新聞 ２０１０年１０月１２日）
http://www.chugoku-np.co.jp/sports/Sp201010120122.html
↓全日本ユース（Ｕ－１８）については、こちら↓
「高円宮杯第２１回全日本ユース（Ｕ－１８）サッカー選手権大会」日本サッカー協会
http://www.jfa.or.jp/match/matches/2010/takamado_u18/index.html
今日は、「試合の経過」「凱旋の様子」「広島ユース」「ナビスコカップ、決勝進出」について調べてみようかの。
１．試合の経過
試合の内容は、どんなんじゃったんじゃろうか？
終盤、延々と続くＦＣ東京のパワープレー。
ロスタイムにはＧＫまでが前線に上がってきた。
広島イレブンは体を張り、必死にはね返した。
終了の笛まで、集中力が途切れることはなかった。
序盤は相手の激しいプレスに持ち前のパスサッカーが封じられ、前半２９分に先制を許す。
リードされたが、森山監督とイレブンに迷いはなかった。
「怖がらずにパスをつなぎ、相手を走らせよう」。
思惑通り、相手の運動量が落ち始めると徐々にプレスが緩み、前半終了間際に同点。
後半はパスがつながり、１４分に勝ち越した。
決勝トーナメント４試合で１７得点。
圧倒的な攻撃力が光ったが、最大の勝因は逆境での強さだろう。
静岡学園高との準決勝は受験などで３人が不在。
前半の２失点を後半の４得点で逆転勝ちした。
決勝も出場停止の宗近主将たち主力２人を欠いていた。
「厳しい状況になっても、決してあきらめなかった」と、大会得点王に輝いた砂川。
ＦＷながら決勝では右ＭＦとして最終ラインまで下がって守備でも奮闘した。
「我の強い選手が多い」（森山監督）というチームが同じ方向を向き、苦難を乗り切った。
代わる代わる優勝杯を手にし、日本一の重みを実感していた。
（「広島ユース、６年ぶりＶ サッカー全日本Ｕ―１８」中国新聞 ２０１０年１０月１２日）
http://www.chugoku-np.co.jp/sports/Sp201010120183.html
監督の森山佳郎（もりやま よしろう）は、１９９１（平成３）年から１９９５（平成７）年まで、サンフレッチェ広島と、その前身となるマツダで活躍しとられましたのう。
２０００（平成１２）年から広島ユースのコーチを、２００２（平成１４）年からは広島ユース監督を務められとります。
２．凱旋の様子
優勝を飾った広島ユースは１０月１２日（火）、吉田町に凱旋（がいせん）されとります。
選手が寄宿する同市吉田町の三矢（みつや）寮に地元関係者や市職員たちが出迎え、喜びを分かち合った。
イレブンは午前１０時前、専用バスで到着した。
稲田稔寮長（６５）と、宗近慧（むねちか けい）主将（１８）たち主力選手１１人に対し、佐藤勝・市教育長や地元住民たち約２０人が盛大な拍手を送り、花束を手渡した。
宗近主将は「みなさんの応援のおかげでチームが一つになって優勝できた」と喜びのあいさつをした。
大会の得点王となった砂川優太郎選手（１８）は「週末から始まるＪリーグユース杯でも優勝し２冠を取りたい」と次を見据えていた。
市は近く、市内で優勝祝賀会を開く。
（「サンフレユース凱旋 Ｖ祝う」中国新聞 ２０１０年１０月１３日）
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201010130018.html
Ｊユースカップの予選リーグは、１０月１６日（土）の愛媛ＦＣユース戦から始まって、１１月２１日（日）までに、計６試合を戦うそうじゃ。
ほいで、決勝トーナメントは、１２月５日（日）から。
広島ユースは、Ｊユースカップ全１７回のうち、優勝３回、準優勝４回、３位１回しとるんじゃ。
優勝回数３回は、ガンバ大阪ユースの４回に次ぐもの。
こちらも、ええ成績を残してもらいたいもんじゃのう。
↓Ｊリーグユース杯については、こちら↓
「Ｊユースカップ」Ｊリーグ公式サイト
http://www.j-league.or.jp/youth/
３．広島ユース
サンフレッチェ広島の下部組織には、次の３つがあるんじゃ。
■サンフレッチェ広島ユース（Ｕ－１８）
■サンフレッチェ広島ジュニアユース（Ｕ－１５）
■サンフレッチェ広島ジュニア（Ｕ－１２）
ユースの拠点は、サンフレッチェと同じ安芸高田市吉田町。
ジュニアユースとジュニアの拠点は主に安芸郡府中町。
広島ユースは全寮制で、所属している選手は全員、広島県立吉田高等学校に通学しとるんよの。
広島ユースに所属した主な選手といえば、森崎和幸（もりさき かずゆき）と森崎浩司（こうじ）の双子の兄弟。
ザッケローニ監督率いる日本代表に召集されている、槙野智章（まきの ともあき）や駒野友一（こまの ゆういち）など。
現在、ジュビロ磐田に所属している駒野は、広島ユース出身で初めて日本代表になった選手なんじゃ。
先日の韓国戦で右上腕部を骨折し、長期離脱が確実視されとるのは、ご存知のとおり。
早く治って、復帰してほしいもんじゃ。
４．ナビスコカップ、決勝進出
ここから、サンフレッチェ広島の話。
ヤマザキナビスコカップで、広島は初の決勝進出を決めた。
ホームの第１戦で清水に２―１で勝った広島は、アウェーを１―１で引き分け、２戦合計３―２で逃げ切った。
磐田は山崎の勝ち越しゴールなどでアウェーで川崎に３―１で勝ち、２戦合計３―２と逆転した。
前半、清水に攻め込まれたが、無失点で折り返した。
後半１９分、森崎和のロングパスを起点に、山岸が右足で鮮やかなミドルシュートを決めて先制した。
その後は清水の猛攻を受け、４２分に小野にゴールを許したが逃げ切った。
清水のシュートが３度クロスバーなどに当たる幸運にも恵まれた。
決勝は１１月３日に東京・国立競技場で行う。
（「サンフレ耐えて国立切符 初の決勝、磐田と対決へ」中国新聞 ２０１０年１０月１０日）
http://www.chugoku-np.co.jp/Sanfre/Ss201010100211.html
サンフレッチェは、１９９３（平成５）年のＪリーグ創設から加盟しとるんじゃが、Ｊリーグ、ナビスコカップ、天皇杯の３大タイトルとは縁がないんじゃ。
１９９４（平成６）年は１ｓｔステージで優勝をしとるんじゃが、チャンピオンシップでヴェルディ川崎に負けて準優勝。
天皇杯は、サンフレッチェ広島として４回、決勝戦まで進んどるんじゃが、残念ながら、４回とも準優勝。
昨年はＪ２のサガン鳥栖に負け、今年もＪ２のアビスパ福岡にＰＫ戦で敗れ、３回戦敗退。
気持ちを切り替えて、ナビスコカップで優勝して欲しいもんじゃ。
↓ナビスコカップについては、こちら↓
「ヤマザキナビスコカップ」Ｊリーグ公式サイト
http://www.j-league.or.jp/yncup/
↓サッカーについての関連記事は、こちら↓
サッカーＷ杯の主審が、自分で選ぶことができることは？
http://blog.goo.ne.jp/hiroshima-2/d/20100608
日本サッカーがメキシコ五輪で銅メダルを獲得した時の監督は？
http://blog.goo.ne.jp/hiroshima-2/d/20100523
サンフレッチェ広島の選手たちが必勝祈願をした、毛利元就ゆかりの清（すが）神社があるのはどこ？
http://blog.goo.ne.jp/hiroshima-2/d/20100121
今日は、「試合の経過」「凱旋の様子」「広島ユース」「ナビスコカップ、決勝進出」について勉強をさせてもらいました。
今日もひとつ勉強になったでがんす。
ほいじゃあ、またの。
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