平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

 平和への希い3168  愛と希望と勇気の日

2024-01-14 12:10:47 | 日記

今日、1月14日は、「今日は何の日カレンダー」によると、「愛と希望と勇気の日」なんだそうです。

1956年11月、第一次南極観測の時、隊員53名と一緒に、タロ、ジロなど22頭の樺太犬が、犬ぞり

を引くために、南極観測船「宗谷」で、南極に行ったのです。

1957年、第一越冬隊として、隊員11人と一緒に、樺太犬も「昭和基地」に残りました。

1958年、第二次越冬隊を乗せた、「宗谷」が、厚い氷に阻まれ、「昭和基地」まで行くことが出来ず、

第一次越冬隊員は、ヘリで、宗谷に連れ戻したが、樺太犬15頭は、鎖に繋がれたまま、置き去りに

されたのです。

1959年1月14日、第三次越冬隊が、昭和基地に到着し、タロ、ジロが生存していることを発見。

日本中で、「奇跡の生還」として、感動の渦で、沸き返りました。映画にもなりました。

タロ・ジロの「奇跡の生還」を記念して、「愛と希望と勇気の日」(タロとジロの日)になったのです。

亡くなった犬たちのことはさておき、鎖から、逃れ、生き残ったタロとジロを、讃えたのです。

人間の都合で、南極に連れて行かれ、南極に置き去りにされた、ワンコちゃん。

タロ・ジロみたいに生き残っても、亡くなってしまったワンコも、人間を信頼していただけに、

「愛と希望と勇気の日」なんて、調子の良いことを言っている人間を、「許せない」と怒っているような

気がして、素直に喜べないなあ、と、思っています。

タロは、北大植物園に引き取られ、1970年、老衰で死去(14歳7か月)、ジロは、1960年、第四次越冬中

に、病死(5歳)。タロもジロも、剥製になっています。人間に勇気や元気を与えているのでしょうか。

薄情な人間を怒っているのでしょうか。

亡くなったワンコちゃんたちの、ご冥福をお祈り申し上げます。

1月14日、「今日は何の日カレンダー」より 愛と希望と勇気の日・タロとジロの日
大阪四天王寺どやどや、仙台どんと祭り
▲額田王、道後温泉で「熱田津に船乗りせむと月待てば 潮もかなひぬ今はこぎいでな」の名歌を詠む(661)
▲岩倉具視が赤坂喰違坂で襲われ(1874)▲史上初の長編アニメ「白雪姫」封切り(1938)
▲ルーズベルトとチャーチルがカサブランカ会談(1943)▲ホーチミンがベトナム民主共和国独立宣言(1950)
▲中国が北京のアメリカ総領事館を接収(1950)▲マリリン・モンロー、ディマジオと結婚。同年離婚(1954)
▲やむなき事情で置き去りとなった南極観測隊のカラフト犬のタロー、ジロー生存を確認(1959)
▲横浜マリンタワー、オープン(1961)▲仏ド・ゴール大統領がイギリスのEEC加盟拒否を表明(1963)
▲原子力空母エンタープライズ、太平洋で火災事故(1969)▲伊豆大島近海地震(1978) ▲官公庁、第二・第四

土曜日閉庁、完全週休2日制へ前進(1989)▲中央大学教授刺殺事件(2009)▲ジャスミン革命、チュニジ

ュア大統領サウジへ脱出(2011)▲windows7のサポート終了(2020)