作って遊ぼう&学校の応援

 小学校でオモチャを身近な材料で作っています。また、最近プログラミングで学校支援アプリを制作しています。

(再掲)KPA雛人形のつくり方

2023-02-24 11:26:08 | 作って遊ぼう教室
 これは2年前の投稿ですが、時期が来ましたので再々投稿します。
 キッチンペーパーアニマルというのは、おしぼりで作る人形があったんですが「キッチンペーパーと折紙でつくったら、簡単に子どもでもいっぱい作れる!」と思って考案したものです。
 良かったら作ってくださいね。


〔ホームページ〕

 もうすぐひな祭りですね。ひな人形は飾りましたか。わが家ではKPA(キッチンペーパーで作ったアニマル)をボディーにして色紙で着飾ったひな人形を作っています。
 皆さんも作ってみませんか!

 ここに作り方を紹介します。

 また別に詳しく説明したブログもあります。ここをタップすると見ることができます。

 小1の子どもたちが作りました。

キッチンペーパータオルで作る動物(キッチンペーパーアニマル) - 作って遊ぼう&学校の応援

[ハロウィンとクリスマス]バージョンのわんちゃんです。基本的なわんちゃんです。キッチンタオルでワンちゃん[犬]を作ってみました。体型はほんとうの犬と全く違いますが、...

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 これに、男雛には、束帯・烏帽子・笏を、女雛には、十二単・冠・檜扇を身に付けさせると“ひな人形”になります。

 そうやって作ったひな人形です。


作り方を紹介

 では作っていきましょう。










 次は、束帯などの衣装を作ります。

 タップで拡大図





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 真っすぐに立たないときには、このように十二単の後ろを折ったりハサミで切ったりして調整してください。


作り方のプリント

 キッチンペーパーアニマル本体の作り方です。プリントをタップするとダウンロードできます。


 ひな人形の衣装などの作り方です。プリントをタップするとダウンロードできます。




 ご覧いただきありがとうございました。


元サイト《KPAひな人形の作り方》


〔ホームページ〕
 







クラブ活動の感謝の会が開かれました。

2023-02-21 11:59:32 | 社会に開かれた学校
 最寄りの小学校のクラブ活動で、地域の住民として〔作って遊ぼう教室〕の講師を担当していますが、一年間のお礼でしょうか感謝の会を開いてもらいました。
 地域住民として地元の小学校の子どもたちの育ちをサポートするのは”当たり前”のことなのですが、やはりうれしいものです。

 さて、どんな感謝の会か紹介しましょう。

 子どもたちの代表のかたが呼びに来てくれて、連れだって教室の入ります。全員で出迎えてくれました。先生が司会をして6年生が一人ずつお礼の作文を読んでくれました。



 この作文は前の時間に全員(4・5・6年生)が書いてくれたものです。

 一つ一つはこんなものです。



 内容を紹介すると(抜粋)

「一年間ありがとうございました。つくってあそぼうクラブは、いつも生活の中で使っているもので、色々な楽しいものを作りました。ていねいにわからないこともおしえてくれてありがとうございました。ぼくは6年でつくって遊ぼうクラブに入れてよかったです。」

「一年間ありがとうございました。ぼくは、紙トンボが一番いんしょうに残りました。なぜかというと、飛ばしたら木にのっかっておもしろかったからです。お体に気をつけてください。」

「わたしはキッチンペーパーアニマルが心に残りました。理由は、かわいい動物が好きだからです。一年間クラブ活動お世話のなりました。来年も頑張ってください。」

「先生!まず私たちに作り方や遊び方を教えてくださってありがとうございました。最近、帰ったらゲームばかりしていたけどクラブ活動があった日は、作ったもので弟や妹と遊びました。「これどう0やってつくったの?」と聞いてくれて作り方や遊び方を教える私もとても楽しくなりました。紙トンボやかざぐるまを作ったときには外でいっしょにはしりまわって遊びました。そして、学校でつくっているとき、5年生や4年生の子どもたちと話すことが多くなって仲良くなれました。」

「ぼくたちの学級は、残念ながら2回コロナウイルスによりできませんでした。けど、毎回つくるものがカッコイイ、カワイイ、オモシロイものなどがあり、いつも「今日は何を作るのかな~」とワクワクしていました。家でも習った紙トンボを作って遊んでいました。ありがとうございました。」

 イラストもいっぱい描いてありました。
 一番多かったのが親しんだハサミとノリです。



 これを机に置いて作って遊ぼう教室が始まります。年間500円材料費として出してもらいますが、この中からアラビックノリを買います。細い出口だけ使いますからほぼ4分の1ほどしか使いません。「ノリは少量」というのがノリ使いの上級者です。

 他のイラストです。



 小学生はこんなイラストを描くんですね。紙にエンピツで描いてあるのでちょっとわかりずらいですが、印象に残ったものでしょう描いてくれました。


 4・5・6年と違うクラブを体験するので作って遊ぼうクラブに入りたいという子どもさんのために、来年度もガンバリたいと思います。

 

空き箱でホイッスルづくり

2023-02-07 12:23:18 | 作って遊ぼう教室
 これまで牛乳パックで作ったホイッスルを紹介してきましたが今回は空き箱です。空き箱をよく見るとテカテカ反射してビニールでコーチングされているのがわかります。水濡れに強い性質を持たせています。それは牛乳パックほどではありませんからベストではありませんがホイッスルには良い性質です。
 そこで空き箱の表面を内側にしてホイッスルを作ることにしました。水分が溜まりそうな内側にその面を利用します。すると、じかに紙の部分が外側に来ますが、外側は外気と接しているので乾きやすいのでちょっとぐらい湿っても問題ありません。作って遊んだ感想(乾燥)です。(^-^)

 では作っていきましょう。

 どんな空き箱でも構いませんが今回はこんな空き箱を準備しました。しいて言えば15mm以下の桝目にする場合は厚みの薄い空き箱がいいですね。4枚も紙を重(かさ)ねるところがあるので、小さくなるとその弊害が大きくなります。



 基本的には[3×5正方形の桝目]を描いていきます。5桝目のほうの端(はし)っこを2~3mm切り取ります。これによって音の出る仕組みとなる穴ができます。リコーダーの吹き口のすぐ下の穴と同じ働きです。詳しくは後で説明します。
 経験上、桝目の大きさは30mmを上限にしてください。大きくなると音を出すのが難しいからです。20~15mmは少々うまくできなくても容易に鳴らすことができます。15mm以下は工作が大変ですが、強く吹けていい音が出ます。
 どこに何mmの型紙を罫描くかです。空き箱には折目がありますから、それを型紙の折目として利用できるかです。よ~く考えて利用できないデッドスペースが小さくなるようにします。最小を30mm×50mmの面積まで利用します。

 罫描きした型紙の一つひとつを切り取ります。そのひとつが次の写真です。


 次回のホイッスルづくり教室では本年度最後ということで感謝の会が開かれて制作の時間がわずかなので、作り方の手書きプリントを作りました。


 先ほど切り取った17mm桝目の型紙からホイッスルを作っていきます。
 型紙を詳しく見ていきましょう。

 [3×5正方形桝目]という意味がおわかりいただけたと思います。縦横17mmの桝目が横に3つ縦に5つあります。5つのほうの一番上が3mm削られています。ここを2~3mm短くすることで[音の出る仕組みの穴]が出来ることになります。

 まず、ハサミで切っていきます。左右8カ所の切り線を切ります。終点は正確に切ってください。

 ハサミの先端を終点に合わせて切るといいです。小さなハサミは刃の幅が小さいので余分なところの傷つきが小さいです。大きいハサミでは余計なところがねじれたり切断されたりします。

 次は折り目を付けていきます。

 折り線がありますので、折り線の裏側に定規や机の端(はし)に合わせて置いて、上から押して折り曲げます。コツは折り線をちょっと右側にずらしてやると上手く折り線ちょうどで折れ曲がります。紙には厚さがあるのでそういう工夫が必要です。実際やってみると納得できます。
 折り曲げは縦に2ヶ所

 横に4カ所です。


 そうするとこんな形になります。

 折目は更に深く折っています。一番左側だけ反対に折っています。ダンゴムシのようですね。
 右側の一番端が幅の狭い部分です。

 ホイッスルは箱部と吹き部からできています。左端の逆に折った部分が吹き部になります。右側の4つダンゴムシが箱部になります。

 箱部を作ります。
 2番目から5番目の部分で箱部を作ります。まず2番目の折を深めて3番目を折を深めながら丸めていきます。4番目、5番目と丸めていくと箱になります。

 箱ができたら輪ゴムで留めます。17mmだったら輪ゴムを3重にして留めてください。20mm以上では2重がいいと思います。

 3重の輪ゴムの一本を横で引っ張り出してください。それをくるっと1回転させて更に90度回して縦方向にも止めます。

 こんな具合です。これで十分固定できます。直接セロテープで接着しようとすると難しいですが、こうやった後に小さなセロテープで固定すると簡単にセロテープ止めができます。勿論、このままでもOKです。
 一番最後の5番目の部分が狭(せま)いので[音の出る仕組みの穴]ができます。
 できていなけれな左右が逆なのでやり直してください。

 吹き部を作ります。

 写真の部分に両面テープを貼ります。カバーフィルムを外して、粘着(ねんちゃく)部分を出します。
 両面テープがない場合には折り畳(たた)んだあとセロテープで留(と)めてください。
 次のように、順序良く折り畳むと粘着部分に接着して吹き部が出来上がります。

 このように接着して外れません。もし外れたら強く推して再接着してもいいですが、セロテープでグルっと巻いてやるのがいいと思います。
 紙には真っすぐなろうとする張力があって、無理に曲げようとすることで空気の通る穴ができます。ここから息を吹き込みます。

 これで完成です。

 息を吹き込んでみてください。ピー ♪ と鳴るはずですがそんなにうまくはいきません。実は箱部の穴に息を吹き込む角度が決まっているのです。息を吹き込みながらその角度を探してください。どこかで鳴ってくれます。

 次のような作り方プリント〔PDFファイル〕を作りました。下の写真をクリックするとダウンロードすることができます。良かったら活用してください。
 


 最後まで読んでいただきありがとうございました。

〔ホームページ〕