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Monsieurは何色 №1・・・・

2013-11-19 17:33:36 | 日記・エッセイ・コラム

『オープンガ-デン』のそよ風の青梅はここ数日前から・・・美しく燃えて来ている Monsieurさんも夢が燃えつきそうな年齢になった 自分でも解らぬが何色に燃えているのであろうか

気が付いた時 売れない作家の三男坊 学校に行くにも傘が無い 近所のお姉ちゃんから譲り受けた教科書の自宅自習 酷い雨の場合 雨漏り箇所に鍋を置いた 父は2階で背筋を真っ直ぐに伸ばして本に読んでいた 雨だれの音が響く 淋しがり屋のMonsieur この音を聞く時 いつも・・・・生きる力が萎んで行った

この頃・・・・母の口癖の一つに運命は努力で変えられる この言葉を信じていたので 貧乏を背負った運命を小さいながらも・・・・受け入れる事は出来なかった この時代のMonsieurは風呂は3日おき・・・夜尿症も合ったので 臭くて・・・・黒団子だったのじゃないかと思う Monsieurは黒色の時代 母の実家は裕福だったので・・・・お手伝いに行って お八つをいただいた事がある 従兄弟達から・・・・臭い 臭いと言われた

Monsieurの居場所は親戚には無かった 粉雪が降れば・・・・室内は薄い雪化粧の家だった 兄妹中が働き合って家計を支えた・・・・Monsieurも小学校4年生の時から朝日新聞の朝刊配達した 思い起こせば、この時から・・・Monsieurは4時前の起床の生活が始まった この時・・・・一番欲しかったのは今でも鮮明に覚えている 傘と靴下と目覚まし時計が欲しかった

母は如何して時計が無かったのに Monsieurは新聞配達所に遅刻した事が無かった 癌の除去で入院した病院で母に如何して 起床時間が・・・・解ったのと 尋ねた事があった 中央線の夜汽車の通過音だったそうだ 島倉千代子さんが 東京だよ・・・・おっかさんテレビ放映を観た 涙が・・・止まらなかった Monsieurは母さんに手を引かれた事はいっぱいの思い出があるのに 母の手を引いた記憶が無いのである 

今日のガーデニング ①アメジストセージの寄せ植え ②九条葱苗 畑に植樹 ③メインガーデンの芝生の手入れ(黒土を入れる)

2013‐11‐19 Monsieur