故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

記憶を辿る

2017-06-26 07:32:03 | よもやま話

障子に映ったベランダの野菜の陰です。
開ければすっきりするのに、いつまでもぐずぐずしていました。


夜中に川崎にいる義兄から電話がありました。
気づいたのは早朝でした。伝言に「腹が痛い」とありました。
以前、緊急入院して一命が助かったこともあり、訪問看護の方に電話しました。
早朝にも関わらず電話に出てくれました。
朝一番に訪ねてくれると言ってくれました。
一か月前から、時々腹が痛いと言っている。
医者に何度か診てもらっているが、悪いところはないとも教えてくださいました。
ありがとうございます。

今日のテーマは「記憶を辿る」です。
昨夜食べたものではなくて、今朝のものを忘れてしまいます。
毎日の感情の変化なんてとても無理と、ブログを始めました。

仕事の関係上、一週間分の活動報告をしなければなりません。
週初めのことを週末にするわけです。
これは、なかなか大変なことです。
売上伝票や買い物のレシートなどをヒントに記憶を辿ります。
まだまだ覚えているもので、安心です。

年寄りになり記憶能力が落ちてくると、突然若い頃にフラッシュバックするらしい。
どの年代の記憶も乏しいと言えます。
特に、仕事の記憶があいまいです。
刺激が少なかったんでしょうか。
苦労話ばかりが、記憶として残っています。

記憶を残そうと思い出の品やメモを取っていました。
かみさんが亡くなった時、新しい妻と出会ったとき多くのものを整理しました。
子供達に残すものを念入りに整理しました。
なんのことはない。ダンボール一個にもなりませんでした。

記憶にしがみつくことも止めました。
一年以上使わぬ物、音信不通の者。
全部捨てました。
新たな出会いはあるもので、心配は必要なかった。

それでも、「記憶を辿る」ことをしなければならないことがある。
あの人は誰だっけと、話す前に大いに心配をします。
問題ありません。
面と向かったら、その人の名を呼んでいるのです。

いつからか、自分で覚えるのをやめました。
このことは、誰に聞いたら良いかだけを覚えるようにしました。
聞く相手が、少なくなってくるんでしょうね。

記憶の壺は、常に満タンです。
溢れるものを心配しても始まらないと開き直っています。
次に捨てるものは何かと楽しんでいる次第です。

捨てる神 拾う神あり 雨に晴れ

2017年6月26日
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする