熊野三社巡りで熊野本宮大社に向かう途中、田辺市中辺路町近露のかつて木地屋の菩提寺であった見松寺を訪れてみた。
江戸中期ころ西中国山地の疋見村、芸州で挽造活動をしていた木地屋が紀州熊野地方に移住して、この寺を菩提寺とし月牌を安置していたようである。疋見村生縁の木地屋は裕福な生活をしていたものとみられ寺の本尊再興の施主となっている。
(参照:西中国山地の木地屋-木地屋の足跡探訪を中心にして-)
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