小学館ビッグコミックス 196ページ 552円+税
陸上自衛隊 特殊作戦群と中国軍の地上戦が開始される。戦力増強として第一空挺団の降下が計画される。これには中国軍の地対空ミサイル 5基をF35で破壊する必要がある。しかし、中国軍は地対空ミサイルの周辺に捕虜とした住民を配置して、この攻撃を不可能にする。時間の経過とともに上陸した特殊作戦群は損耗をしていく。
この局地で優位に立っている自衛隊。地対空ミサイルを破壊して空挺団を派遣すれば一気に戦況が進むのであるが、これを察している中国軍は住民を地対空ミサイルの楯にするという作戦に出る。
時間が経過すると多良間島の戦力差により上陸した特殊作戦群が損耗することは明らか。また捕虜となった住民の疲労が深まっていく。中国との交渉を速やかに進めるにも戦況を優位にする必要がある。
この環境下での特殊作戦群の判断と隊員一人一人の行動、そして「いぶき」艦長秋津の装備投下作戦。
ここにいる日本人がぎりぎりまで追い込まれる中で、最適なかつ勇気ある行動を取っていることに感心します。また本作に引き込まれました。
空母いぶき 6 (ビッグコミックス) | |
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