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「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」 DVD 本郷功次郎

2014-11-14 | 映画


大映特撮映画DVDコレクション Vol.7

1967年 作品。
昭和ガメラシリーズ 第3作。本シリーズの最高傑作と称される作品です。

三宅島に続いて富士山が噴火。富士山にガメラが飛来して、噴火口に入り炎を食べ始める。この調査に飛んだヘリコプターが謎の光線で真っ二つに切断され墜落。その光線は富士山の噴火で目覚めたギャオスが放った超音波メスであった。ギャオスに対して自衛隊が攻撃するが超音波メスによって撃退されてしまう。しかしながら、ギャオスは人肉を好み。首が回らないこと、太陽光を嫌うことが判明。これに従ってギャオス封じ込み作戦が展開される。そしてガメラとギャオスの闘いが。。。

まずは敵役ギャオスが練りに練られています。ジェット機のように飛行して、超音波メスという飛び道具を持つ一方で、紫外線を浴びると体が縮んでしまうという弱点を持つ。そして人肉や血を好むというドラキュラのようなキャラクター。



これに対するガメラは空中戦はできるが、空中ではこれといった武器がない。愚直な肉弾戦が得意。遠距離攻撃ができるギャオスの超音波メスでずたずたに切られて大出血します。それでも、ガメラはギャオスの足に噛みついて離れない。そして日の出。紫外線に弱いギャオスは超音波メスで自分の足を切り話して、ガメラから逃げます。さらに、ガメラが血だらけになってギャオスの足を奪ったのですが、洞窟の中でギャオスの足が生えて再生されてしまう。こんな憎らしいギャオスとまっすぐにがんばるガメラの対比。これは分かりやすくて、面白い。



他にも、ギャオスの超音波メスで真っ二つにされた自動車がそのまま走る。記者はギャオスの映像を撮り続けるという、名物シーンがあります。これは大映がトヨタ自動車にカットモデルを借りて撮影したとのこと。お馬鹿なシーンですが、これも面白い。

CGが無い時代の当時の特撮技術の粋を集めて作られた映画です。観て損はありません。

隔週刊 大映特撮映画 DVDコレクション 2014年 12/9号 [分冊百科]
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デアゴスティーニ・ジャパン
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2 コメント

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Unknown (矢田@医療職兼業トレーダー)
2014-11-14 18:57:00
時代を感じますね。

ギャオス内藤はこっからニックネームが出たんですよね。

応援しておきました。ポチッ
ギャオス (へんたいみやけ)
2014-11-14 20:50:23
ヤクルトをはじめとして活躍したギャオス内藤、これも懐かしいです。

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