老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

753;渇水

2018-05-22 10:30:33 | 老いびとの聲
渇水

炎天下
灼熱の路上にあるとき
喉は乾き水を欲する
渇水は耐えられぬ
水は
いのち

渇水は耐えられぬ
愛の飢えも耐えられぬ
満足に食も与えれぬ
「家族」はあっても
飢餓状態にある老子
食の飢えは
愛の飢えでもあった

食に飢えた老子は
貪り食べる
愛に飢えた老子は
僻み捻くれ素直になれない
乾ききった土は
水を撒いても乾いたまま


752;明暗

2018-05-22 04:06:00 | 阿呆者
明暗 2話

昨年4月に綴った blog8 家族模様4 許すことができない ショックな出来事
またも繰り返された
或る教師家族は「狂」師家族
三代にわたり教師を受け継いでいる教師家族
昭和5年生まれの桃子婆さん(要介護3)は言投げにも話す
「子猫6匹生れた 3匹殺した」
〔また子猫の首を捻り殺したのか〕
「(現役「狂」師の長男が庭に穴を掘り殺した子猫埋めた」

余りにも無惨 残酷過ぎる
教室で子どもたちに「生命の尊さ」を話していたとしたら欺瞞
昔 教師も警察官も「聖職者」であった
いつの頃からか
警察官は殺人や窃盗をするようになった
教師は児童に猥褻な行為や盗撮をするようになった

その長男は、成績の悪い中学の息子に
整理ができていない、と足で息子の頭を蹴った
その様を見ていて注意できない老親

本当に「暗く」させた話


同じその日
余は
109歳になった妻の母方お婆ちゃんの面会に行った
総胆管結石で栃木県の赤十字病院に入院
内視鏡により大きな結石を採石し
いまは麻酔から目が覚め 傷みもない
昨日は歩行器につかまりながら歩いた
口からソフト食も摂れるようになった
生命力の強さにびっくり
余の気持ちを「明るく」させてくれた