妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

好きなもの、好きなこと、
思いついたまま綴っています。

好きの範囲は人それぞれ、お注意下さい。

妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

いくつかの叶った夢、 数え切れないほどの忘れ去った夢、 平凡だけど、悪くはなかったと思う日々。 変わりのないことを嘆くのでなく、 変わらないことに安堵する、 でも、目を開ければ、小さな様々なことが変わっていく、 そんな小さな変化を言葉に綴り、 週末には酒を飲み、 日々、恥ずかしい妄想を、写真とともに、更新する。 そんなブログなのです。

君想う

2017年07月27日 | QOL

ふと、目にしたネットのコラム

「男はみんな「元カノの成分」でできている。」

頷きながら、口癖を思い出そうとしながら、読んでしまいました。

みんなかどうかはさておき、私について言えば、

元カノの成分が、鉄分を同じくらいに恋い、おっと、濃いのです。

 

心の奥の、それも、一番深いところの澱として溜まっていた塊が、

一つの出会いをきっかけに、熱を帯び溶け出しいます。

一度は、諦めかけた、それでも、最後にもう一度、縁があればと、

画廊に戻り、その絵の前で、じっと見つめる。

数時間前に、引き出しの一番底にしまってある写真を想いながら、

物想いに耽る、女性の横顔、写真と似ているような、似ていないような

結局、手から離れ、思い出になり、成分となり、固まってしまったけれど、

目の前の絵は、別の方の手元に、届けられることなく、

どこか遠くを見ているような、見ていないような、物想いの様子。

口癖は、思い出せなかったけれど、懐かしい声が聞こえてきたよう。

 

 

今、まだ梱包も説いていないけれど、手元に、

こんな下衆で、変態なおじさんの手元に引き取られるなんて、

申し訳ない気持ちもあるのです。

とは言え、縁があるのならば、独り占めしたかった。

私の成分の、大きくて、付き合いの永いそれが、

ひょっこりと、絵になって、戻ってきてくれた気がするから。