今日は日本サクソフォーン協会主催のジュニア・サクソフォーンコンクールの審査をさせていただいた。
コンクールの審査といっても、今日はテープ審査で、冨岡先生の邸宅で和やかに、且つ厳かに行なわれた。
審査にあたったのは、石渡悠史、波多江史朗、西尾貴浩、有村純親(敬称略)、私の5名。
実は私は2年前にも同様に審査させていただいたのだが、今回は全体的にレベルアップしている印象を受けた。
特に驚いたのが、中学生がイベールの室内小協奏曲を演奏していたことだった。
しかも「ミファファ#ソ#ラ」をフラジオで... なんとも末恐ろしくもあり、楽しみでもある。
今回感じたのが、サックスのレパートリーは初級の時点で圧倒的にフランスに傾倒していることだ。
たしかにフランス近現代作品は現代人に近しい響きであり、完成したときの満足感は大きいと思う。
しかし中高生の多感な時期にこそ、様々な音楽を吸収すべきではないのだろうか。
私は小さい頃からオーケストラが好きで、色々な時代、国の作品を聴きまくっていたし、小遣いが貯まってはポケットスコアを買いあさっていた。
特に若い学生たちには、偏ったレパートリーに固執せず、様々な音楽に触れて、多角的な思考を持ってほしいと願っている。
今回、残念ながら落ちてしまった人たちにも、未来はある。
もちろんこのコンクールがすべてではないので、これからもがんばって欲しいと思う。
そして本選に選ばれた人たちには、責任を持って堂々と本選のステージで演奏してくれることを願っている。
本選は12/24(日)10時から、パルテノン多摩小ホールにて開催される。
コンクールの審査といっても、今日はテープ審査で、冨岡先生の邸宅で和やかに、且つ厳かに行なわれた。
審査にあたったのは、石渡悠史、波多江史朗、西尾貴浩、有村純親(敬称略)、私の5名。
実は私は2年前にも同様に審査させていただいたのだが、今回は全体的にレベルアップしている印象を受けた。
特に驚いたのが、中学生がイベールの室内小協奏曲を演奏していたことだった。
しかも「ミファファ#ソ#ラ」をフラジオで... なんとも末恐ろしくもあり、楽しみでもある。
今回感じたのが、サックスのレパートリーは初級の時点で圧倒的にフランスに傾倒していることだ。
たしかにフランス近現代作品は現代人に近しい響きであり、完成したときの満足感は大きいと思う。
しかし中高生の多感な時期にこそ、様々な音楽を吸収すべきではないのだろうか。
私は小さい頃からオーケストラが好きで、色々な時代、国の作品を聴きまくっていたし、小遣いが貯まってはポケットスコアを買いあさっていた。
特に若い学生たちには、偏ったレパートリーに固執せず、様々な音楽に触れて、多角的な思考を持ってほしいと願っている。
今回、残念ながら落ちてしまった人たちにも、未来はある。
もちろんこのコンクールがすべてではないので、これからもがんばって欲しいと思う。
そして本選に選ばれた人たちには、責任を持って堂々と本選のステージで演奏してくれることを願っている。
本選は12/24(日)10時から、パルテノン多摩小ホールにて開催される。