hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

ウェニアンのこと

2017-01-18 00:23:34 | 日常
今週末1/21(土)、YSAにて、私はアンドレ・ウェニアンの「ラプソディ」を演奏する。


この作曲家を知ったのは20年以上前、まだ学生だった私は吹奏楽と共演する機会をいただき、曲探しをしていた中で、彼の作品「二つの断章」を見つけ、難しいながらも優しさに溢れ、和声の美しさにすっかり魅せられてしまい、以後色々な場面で演奏していた。


数年経って、須川さんが監修しているフェルリングの「48の練習曲より」の楽譜とCDのセットで、須川さんが演奏する練習曲のピアノパートをつくったのもウェニアン氏で、無駄のない、やはり美しいピアノパートに驚いたものだ。


さらにしばらく経ち、私はディナンのコンクールの審査を仰せつかった際の本選課題曲がこの「ラプソディ」で、私も審査員としてこの作品を知らなければという思いと、純粋に彼の作品に興味もあって、コンクールが始まる前、譜読みをして10日程で、洗足の公開講座の中で演奏し、サクソフォンの運動性が追求されているその骨格には、やはり美しい和声進行や彼特有の優しさを実感したものだ。


その数年後、洗足のサクソフォンオーケストラが「ラプソディ」をアンサンブル版に編曲、演奏したいという提案から、私が仲介して本人に連絡、了承を取って、それをきっかけに翌年度から私もサクソフォンオーケストラの担当教員の一人に加えていただいた。

その年の夏、日本管打楽器コンクールの審査を仰せつかった際にも、この「ラプソディ」が本選課題曲となり、私も参加者と一緒にこの作品を改めて勉強し、台湾での演奏会で演奏した模様を、作曲者了承のもと、YouTubeに公開する運びとなった。


差し上げたCDにもご丁寧に感想をいただいたこともあった。


メールをするといつも丁寧なお返事をしてくださっていたが、一昨年秋の突然の訃報に愕然として、結局このディナンでお会いしたのが最初で最後となってしまった。



今週末は、その洗足サクソフォンオーケストラで使用した宗貞先生編曲版を使用し、宗貞先生の指揮で演奏させていただくことになった。

できることなら聴いてほしかった。
叶わないかもしれないが、離れたところにいるウェニアン氏に届くように、準備できる時間は限られているが、その中でできることを尽くしていきたい。

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尚美授業2016年度(第25回)

2017-01-17 00:04:18 | 尚美
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授業メモ

5限
本A2年生 ベーシックトレーニング
・長調の逆打ち音階
・Exercices d'Intonation p10-1(Jean-Marie Londeix)
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年が明けて初めての授業。

先週は皆成人式を迎えたそうで、その話も聞きつつ授業を進め、最後には私の演奏を披露して終えた。

演奏したのはバッハの無伴奏チェロ組曲第五番で、長いので前奏曲だけにしておこうと思っていたが、結局全部演奏した。

前奏曲は譜めくりができないので、切り貼りして作り直した。



しくじった箇所もあったが、反省して次回にいかしたいと、Pepperさんを見ながら思う。

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ひなた村から

2017-01-16 00:22:26 | 日常
今日は町田のひなた村へ。







一週間後となったYSA-横浜サクソフォンアンサンブル演奏会の練習で、まずは私の演目のリハーサルから。

アンサンブルと一緒にウェニアンのラプソディを演奏する。



私はウェニアンにも、このラプソディにも、そしてこのアンサンブル版にも強い思い入れがあり、悔いの残らないよう精一杯準備していきたい。


午後からは大合奏の練習。
今日は170名程が出席、本番よりも60名程少ないとのこと。



近所にあったコメダ珈琲にも久しぶりに行くことができた。

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ひと箱

2017-01-15 00:02:22 | 日常
12年前の2005年に発売したCD"PCF"は在庫が無くなり、すでに廃盤となっているが、先日CD会社から連絡があり、倉庫に在庫が一箱残っていたそうで、せっかくなので私が全て買い取るつもりで、そのまま送ってもらった。


CDの情報はこちら。


身近な人に手売りしようかと思っているが、何と言うか、30歳の自分は若いというか、幼く見える。


ちなみにフランスで"PCF"といえば、一般的には共産党 "Parti communiste français" を指すらしい。

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空に

2017-01-14 00:02:58 | 洗足
今日は午前中から洗足レッスン。

お昼から夕方まで、窓から見える風景の日差しの移ろいに見惚れてしまう。
冬は空気が澄んでいて、空もまるで絵画のようだ。















今日は空き時間も多かったので譜読みを進めることができた。



目下、4つの大曲に取り組んでおり、それぞれに技術的、音楽的、読み替え、編曲作品の工夫などあって、苦労は多いが、その先にあるものを知っているので辛くはない。

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冬の空に

2017-01-13 00:00:24 | 東京音大
今日は東京音大レッスン。


その前に楽器調整していただいた。




すっかり冬の空。



東京音大のエアコンはあまりにも操作が難しい。




大鳥神社しかなかった雑司が谷駅前にコンビニができていて驚いた。

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プライド

2017-01-12 00:09:53 | 日常
今日は洗足へ。








私としては大変珍しい、佐賀の銘菓をいただく。




夕方は銀座にて、レッスンリサイタルを拝聴した。



それぞれに考え抜かれたプログラミングと演奏で、またそれぞれが自身のプライドと闘っているのを垣間見たひと時だった。

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繊細なバリトン

2017-01-11 00:05:59 | sax_セルマー
私のバリトンはセルマーのジュビリー3だが、この楽器は他のモデルと比較してネックが軽く、また本体の形状も独特なものだ。

ネックの強度が弱く、マウスピースや本体へのジョイントで、持ち方が悪かったり、強い力で強引に抜き差しすると曲がってしまう。

また本体を持つ際、他の楽器をでは中心のシャフトが密集している部分を握ることが多いが、この楽器でそれをしてしまうとシャフトが曲がり、キーの形状も変わり、塞がりが悪くなるだけではなく、乱暴に持つと管体がヘコむこともあるようだ。

これだけリスクの高い繊細過ぎる楽器ではあるが、この楽器でなければ出来ないこと、この楽器でなければ出せない音がある。

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長野へ

2017-01-10 00:04:46 | 日常
今日は日帰りで長野へ。


朝はまだ少しだけ雨が残っていたが、着く頃には止むだろうと呑気に構えていたら、通過した軽井沢では猛吹雪だった。




長野到着。
こちらも昨日雪が降ったそうだが、積もるほどではなかったようだ。

まずは善光寺へ。



山門に登る




その後は本堂の内陣参拝、お戒壇めぐりをして、その後は昔見た本堂裏の牛の像探しへ。

その昔、本堂の裏を歩いていでたまたま見つけたが、再び来た時には見つけられず、あれは幻だったのかと思っていたら、今回は見つけることができた。
「牛に引かれて」だからかと思われ、初めて見つけた時にはまさかのホルスタインに驚いたものだが、よく見ると乳業会社からの寄贈品とのこと。








おやき



七味唐辛子も



午後はレッスンをして、きれいになった長野駅から帰途へ。

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シンフォニックウインズ東京 ニューイヤーコンサート2017

2017-01-09 00:01:24 | 日常
今日はシンフォニックウインズ東京の「ニューイヤー・コンサート」本番だった。


女性陣はカラードレスで、ステージがとても華やいで、そして客演の山田姉妹のお二方の美しさも同様に華を添えていたし、それだけではなくお二方の艶のある歌声、吹奏楽の音量にもマイク無しで十分バランスを取れる声量、音程の良さなど、その実力にも驚いた。

私はコンマス席だったので、ソリストの声だけではなく、息づかいも、そして幸せなことに、アンコールでは「夜の女王のアリア」を私もお二方と共にソリストとして共演させていただいたき、歌い出しとアンサンブルの「思い切りの良さ」に若々しさを感じたし、それがとても気持ち良く、また楽しかった。


昨日からリードに迷っていた私は、昨日から使っていた4番が今日はマウスピースにずいぶん馴染んでいて、低~中音域は柔らかく保つことができたが、高~フラジオ音域では3半とはツボが大きく違っていたので、前半から後半一曲目の「天国と地獄」までは3半で、以後4番に変えて臨んだ。
特にアンコールの山田姉妹との共演では、強い音やアクセントの際でも、4番の少々重たくモッタリした感触の方が、母音に乗せやすく歌声にとけやすかった。


差し入れをいただいてしまった。




舞台裏、「1812年」の発射スイッチの上に私の被り物を乗せて、よくわからない代物になった。




セクションで

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譜読みとリードに

2017-01-08 00:16:33 | 日常
夕方からシンフォニックウインズ東京のリハーサル。

本番はいよいよ明日。

それまでは珍しく予定が入っておらず、楽器の調整か、どこかで練習しようかと思ったが、やらなければいけないことが多く、出かける時間すら勿体無いと思い、自宅で小さな音で譜読みしていた。



リハーサルではリードの硬さに迷い、今日は4番を1枚だけ開けて使ってみたが、モッタリとして立ち上がりが遅く、フラジオも安定せず手応えはいまいち。



私は口腔内の圧力と息の中心性が強いので、リードも硬めになるが、それは人それぞれの奏法、音の嗜好が違うので、決して硬ければ良いというわけではなく、それぞれに適切な硬さを探す必要がある。

170なら4番だがコンセプトならやはり3半だろう。
明日また試してみて同じような感触なら3半に戻すと思う。


昨日のリハーサル後に、ケースが可愛らしいと、思わず写したホルンセクション。

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つながり

2017-01-07 00:08:47 | 日常
今日は洗足で初レッスンだった。




とは言え大学はまだ冬休み中で、北海道で大事な本番を控えて、また秋田の母校の演奏会のお手伝いで等、今日は欠席が多く、それも仕方なく、それぞれの学生がそれぞれのホームでの頑張りが実ることを祈りつつ、私も自分の練習をして過ごした。

地元との繋がりは、将来きっと仕事での人脈や、そして何よりも精神的な支えとなって助けてくれるだろう。
そのような機会は私自身も大事にしたいし、学生たちもそうであってほしいと願っている。


夜はシンフォニックウインズのリハーサル。



新しく開けたばかりのリードを使っていたら、小さな音がすぐに詰まってしまい、よく見たら先端の端が欠けていた。


先端が欠けたから詰まってしまったのか、詰まるような質のリードだから結果的に欠けてしまったのかは定かではない。

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新年会

2017-01-06 00:06:19 | 日常
昨日は午後から夕方まで、代々木オリンピックセンターにてシンフォニックウインズ東京のリハーサルだった。




夜は大城先生の新年会にお邪魔してきた。
お正月3日間は一人でずっと家に居たので、久しぶりに人と会話し、声を出して笑い、美味しいお料理と優しい人たちに囲まれて和気あいあいとした楽しい会を楽しんで、この様な会に招いてくださりとてもうれしかった。



ダブルひろしとダブル良子

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楽譜のレイアウト

2017-01-05 00:04:03 | 日常
写真はお正月から取り組んでいる作品の一つ。




私は2つの版を手にして譜読みしているが、ボウイングやアーティキュレーションがずいぶん違っており、サクソフォンで演奏するに適した方、もしくは私自身が感覚的に合いそうなアイデアを採用してこうと思っている。

左側の版は近年出版されたもので、今どきの楽譜のレイアウト。
右側の楽譜は20年前に買った古い版。

この作品は本来、スコルダトゥーラ(変則調弦)なのだが、現代では通常の調弦で弾くのが一般的なようで、左側の版は通常調弦のみで書かれているが、右側は通常と変則を2段に分けて、どちらも書かれている。


左側は、今では一般的なコンピューター浄書で、整然と音符が並んでいる。

右側は昔の凸版印刷で、レイアウトも細かいので見づらいかと思いきや、私としては実はこちらの方が読みやすく、五線に対しての音符の大きさのバランスと、紙の色が絶妙で、遠くから見ても音とリズムが判別しやすく、且つ凝視しても疲れづらい。

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2分

2017-01-04 00:02:10 | 日常
今年のお正月休みは譜読みに明け暮れていたが、今日は休憩に近くを散歩した。


妙本寺



ぼたもち寺



大町八雲神社



祇園山
山頂で日の入りを撮りたかったが2分遅かった。



今年にお正月はかなり偏った食生活だった。
スイスロールに甘くないホイップクリームをたっぷりかけて。

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