hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

自発的

2016-02-29 00:23:17 | 日常
今日は尚美で体験入学レッスンだった。

レッスンの前にバリオホールに於いて講師によるミニコンサートが開催され、今日は打楽器の荻原松美先生と学生さんたちによるステージだった。

学生たちも素晴らしい演奏だったが、やはり荻原先生がアンサンブルを引き締めていて、当然ながら自発的な流れをつくったり、会場や状況に柔軟に対応した響きのコントロールに耳を奪われた。
状況に応じた判断が自発的にできるということは、すなわちそれは技術だけではなく、経験のなせる業だろう。

その後は各楽器の個人レッスンへと流れ、私の担当の受講者は、地方からわざわざ来てくれて、昨日のフェスティバルと絡めて学校の雰囲気を確かめに来たそうだ。

夕方はパジャマや日用品を買い込んで見舞いへ。

フェスティバル出演

2016-02-28 00:03:42 | 日常
今日はサクソフォンフェスティバルだった。

私は音大ステージで尚美の指揮でセヴィリアの理髪師の序曲を、A会員ステージで伊藤弘之さんの「絶望の天使II」と、それに先駆けてバッハの無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番のサラバンドを演奏した。
先駆けにこの曲を選んだ理由は、ニ短調という調性とサラバンドの重さだったが、その後に続く絶望の天使の曲想とつながりよく進めることができて良かった。

ただ曲があまりに難しく、せっかく作曲者にお越しいただいたのに、私としては満足できる演奏ができなかったのが悔しい。
ぜひまた再演する機会をつくって、より良い演奏をしていきたい。

尚美の学生たちは練習回数が少なかったにも関わらず、良い演奏をしてくれて、特に序盤の弱奏が綺麗だったと方々からも評判が良かった。

夜のメインのコンサートを聴きたかったが、見舞いのため、自分の出番が終わって早々に会場を後にした。

花束のユリ

2016-02-27 00:10:45 | 日常
今日の天気は良かったのに、身体が重く、無気力な一日だった。

それでも、明日の本番の準備、買い物、面会などの用事をこなす。


先月、YSAの際にいただいた花束を出窓に飾っていたが、気づけば1ヶ月以上経ち、それでもユリがきれいに残っている。

小まめに水替えしていたからだろうか、少し励まされた。

夜間の頃

2016-02-26 02:27:52 | 日常
付き添いで、初めて救急車に乗り込むことに。

ドップラー効果の無い、ずっと同じ音程のサイレンを聞き、周囲に迷惑をかけながら夜間病院に着いた。

待合所で待ちながら周りを見渡すと、おそらく私と同じ様な状況のグループが2組。
携帯電話でご家族と思われる相手に状況と病院の場所を説明している人、泣いて嗚咽している人、入院手続きの書類を書いている人、その中で部屋着のジャージ姿のまま何もせず待っている私。

色々な考えが巡りつつも身体が重くて動かない。

以上、私自身の記録として記載。

A会員枠

2016-02-25 00:11:44 | 日常
今週末に開催されるサクソフォンフェスティバル参加するべく、その順準備も大詰めとなってきた。

今日は尚美にて、ラージアンサンブルの練習だった。
今回は「セビリヤの理髪師」序曲を演奏することになり、いつものごとく私が指揮をする。

他にはA会員枠の演奏会で、伊藤弘之さんの「絶望の天使II」を演奏させていただけることになり、空いている時間はその練習にあてている。

微分音ばかりではあるが、叙情的で物悲しい旋律が印象的な作品。
1999年の作品だが、日本ではあまり演奏されておらず、今回の機会に興味を持ってもらえる人がいれくれたら嬉しい限りだ。

気を

2016-02-24 00:03:26 | 日常
佳いことあればそうではないこともあり、今日はそんな一日だったが、夜に聴きに行った演奏会で、少し元気を分けてもらった気がした。

気にしなければ良いのだが、それも時間のかかることで、よく食べ、身体を動かして紛らわしている。

体重、体脂肪計からも元気をもらった気がした。

写真展に

2016-02-23 00:03:38 | 日常
地元の生涯学習センターで開催されていた写真展に出かけた。




住んでいる街の昭和40年代頃の風景を見て、ノスタルジックになったひと時で、帰りに本屋さんで同じような写真集を見つけて思わず買ってしまった。

卒業試験、ハイグレード楽曲試験

2016-02-22 00:01:04 | 尚美
今日は尚美バリオホールに於いて卒業試験だった。

当初、スケジュールが塞がっていたのだが、幸い全て無くなって聴けることになった。

卒業試験の一人の持ち時間は15分だが、グレードの高い学生は、そのグレードの持ち時間が適用され、5名の学生が2グレード受験を選び、持ち時間30分ずつとなった。

聴くだけでとても疲れたが、それでも学生たちの渾身の演奏を聴けてうれしかった。

学生たちは私の希望でもある。
これまで私が発した言葉や態度、私の演奏の裏と表を見聴きしていた彼らが、それらをどう感じたかはわからないが、私にとってはそんな彼らが卒業し、これから新しい環境でどの様に担い、生きていくのか、期待と心配が交錯しつつも、しかし私が出来なかったことを、いつか、何か、成し得てくれるのではないかという希望を彼らに抱いている。

泉岳寺へ

2016-02-21 00:36:49 | 日常
今日は泉岳寺の高校の部内ソロ、アンサンブルコンテストの審査に伺った。



ハイレベルな演奏なのは言わずもがな、ソロでもアンサンブルでも一人ひとりのプライドの高さを伺い、感心した一幕だった。

終了後は先生方で宴を催して、そちらも貴重な機会だった。



バス

2016-02-20 00:08:06 | 日常
午前中は尚美実技試験。

今日は1年生、3年生の試験で教室で行われたが、卒業年次の学年は日曜日にバリオホールで開催される。

トマジのコンチェルトやパスカルのソナチネ等を暗譜で、一年生からハイレベルな演奏を聴けてうれしかった。

午後はアクタスへ。
私のレッスンを受けたいと大阪から夜行バスに乗ってわざわざ来てくれた。


アクタスに来るとつい色々買ってしまい、いつも高額を支払うことになる。
今日も楽譜、リガチャー、リードを買った。

4月にバスを仰せつかっておりリードを買ったが、一箱なんと5700円とのこと。

一枚1140円。

もう選りすぐらず、全部使いたいと思う。

レッスンオンデマンド

2016-02-19 00:16:57 | 洗足
昨日、今日と洗足のレッスンオンデマンドだった。

学生が前期と後期で一回ずつ、希望する先生のレッスンを受けられるというシステムで、私は今回10名の学生のレッスンを仰せつかった。

先生と生徒とは一期一会、そして相性もあるだろう。
しかし、たとえ細かな嗜好が違ったとしても、音楽が、演奏が好きかどうかという、根本的な動機付けの下で共感できる部分を大切にしていきたい。

先生は大人であり、そしてプロフェッショナルなのだから、ニーズや状況に応じた柔軟な対応が求められるだろう。

写真はデニソフのサクソフォン協奏曲のパート譜。
ピアノリダクションの楽譜は出版されていないようだ。

贈り物

2016-02-18 00:09:57 | 尚美
先日、尚美の廊下で教室の空きを待っていたら突然学生達に取り囲まれてプレゼントをいただいてしまった。

嬉しかった。

フェイスブックでもたくさんのコメントをいただき、たくさんの方々に支えられているなと思いつつも、そのあまりの多さに何も返せず申し訳ない気持ちだ。

おかだへ

2016-02-17 00:03:05 | 尚美
尚美は今日から実技試験期間に入ったようだ。

そんな中、私は補講を実施して、今年度最後のレッスンとなった。

実技試験が終われば、色々な本番や行事があるにせよ長い春休みに入るので、次年度に向けての課題などを話し、卒業する学生には、それぞれの新たな生活に向けた言葉を残した。

昼食は久しぶりに外食をしたくなり、尚美のすぐ近くにある「おかだ」へ。

豚の唐揚定食





わかっていはいたが、やはり盛りの凄さに驚いてしまい、隣のサラリーマンの大盛りを見た時に改めて驚き、私も次の機会に挑戦したくなったが、しかしこの地域の再開発に伴い、このお店もどの様になるのか案じてしまう一幕だった。

尚美授業2015年度(第30回最終回)

2016-02-16 00:24:59 | 尚美
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授業メモ

C限
本2年生 ベーシックトレーニング
・視聴CD: Paul Creston: Concerto (原博巳、尚美ウインドオーケストラ)
・移調:ハッピーバースデー全調
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今年度の授業が終わった。
学生たちの雰囲気も良く、最後まで恙なく、気持ち良く終えることができた。

早春の集い

2016-02-15 00:11:50 | 音教、非公開演奏会
昨日買った新しい靴を履いて出かける。



前々から気になっていた地元のお店にて半額のセール品を買い、店員さんがとても親切で、売れ残りとは言え良い買い物をしたなと思った。


午後に地元の友人の邸宅のサロンコンサートを聴く。


コンセプトがしっかりして、安心感と、ためになるお話しもたくさん聞けて、本当に良い会だと思った。


夜は県議会議員の県政報告会を兼ねた「早春の集い」にて、ミニコンサートをさせいていただいた。
会場は鶴ケ岡会館。


せっかくの機会なので、写真を撮っていただいた。



このお仕事も人のご縁で紹介してくださったものだが、この県議会議員の御人はなんと昔お世話になったピアニスト、ヴァイオリニストのお姉様だと言うことがわかり、本当に世の中は狭いなと驚いた一幕だった。

控室に飾られたミモザと牡丹。