浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「御垂訓」

2022-09-15 00:01:42 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

 恩師のご著書「講演集」より


            講演集、 二

        東京・沖縄講演のお土産話――懺悔と告白

先の続き・・・

「では、すぐに治してみましょう」と言って、演壇からお祈りしまして、
「どうですか」と聞くと、「治りました」という場面もありました。
私の一番前に七十代半ばの男性で、体格のいいお年寄りが
お見えになっていたのです。
そのおじいちゃんは戦争の時に足を怪我して以来、
足が痛くて曲がらないそうです。
「こんなものでも治していただけるのですか」と質問されました。

「やはり四十何年経っているものがいっぺんに治るというのは、
これは無理と違いますか」と、お答えさせていただきました。
治療の時間になりましたので、
服を着替えに行く時にそのおじいちゃんの足に、
「足の意識よ、しっかりしなさい。
あなたは自分の使命を果たしなさい」と言って、
「どうですか」と聞くと、
四十何年動かなかった足が突然動いたのです。


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