浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「御垂訓」

2021-11-28 09:17:49 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

お詫び’:一昨日停電がありました。
私が使用しているGoogleは停電がありますと、下記の知らせが出て、ブログにアクセスできなくなります。
これを解除するためにはその都度プロに解除手順を聞いて解除しなければ投稿はできません。
ですので、当投稿が本日の今になってしまいましたことお詫び申し上げます。
私が住んでおります比国のこの地域の電力事情が日本のそれとは違って大変悪いです。
Forbidden
You don’t have permission to access/hanatenzen on this server.
Additionally, a 403 forbidden error was encountered while trying to use an ErrorDocument to handle the request.
日本語訳:
禁断
このサーバーにアクセス/ハナテンゼンする権限がありません。
さらに、ErrorDocumentを使用してリクエストを処理しようとしたときに、403forbiddenエラーが発生しました。


 恩師のご著書「思いの中に生きる」より


                 正しく見る

先の続き・・・

それから、この五官を通して私たちは諸々の煩悩が芽生えてきます。
その煩悩はどこから芽生えてくるかといいましたら、全部自己保存・自我我欲
から出てきます。
これももう毎回のお話ですけれど、私たちがものすごく腹を立てましたら心の
中が煮えくりかえります。

煮えくりかえるのは、
ちょうど器に水を入れてガスにかけてグラグラ煮えくるかえるのと同じような状態です。
器に水を入れて、そっと置いてのぞきましたら、
自分の顔もきれいに映りますけれど、グラグラ煮えくりかえったらもうとても見えません。
心もそれと同じような状態なのです。
怒り・愚痴、これはもう不足の心から出ます。
では、不足はどこから出るのかといいますと、やっぱり自己保存からです。

その自己保存によって、怒り・妬み・謗り・愚痴あるいは貪欲、
いくらあっても欲しい欲しいという、足ることを知らない思い、
そういうものによって心がその時その時に煮えくりかえってはいけません。
水が古くなって腐って真っ青になってしまえば、これも顔が映りませんし、
水草が生えたり水ゴケが上をいっぱい覆ってしまっても顔は映りません。

心もそのように、私たちが疑心暗鬼にとらわれた時には、
もうとても正しく見られません。
「あの人、あんなん言うてんの違うか、こんなん言うてんの違うか」と、
言ってもないことを言っていると、自分で決めてしまって、
正しく見られないのです。


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