KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

初夏へ

2017年05月01日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴のち一時雨

一昨日のように大荒れになる、という予報で、雷雨注意報など出たので午前のうちに用を済ませ買い物をして・・
暗くなった空からいつ降るか、と慌てて帰宅した。結局降ったのは昼をかなり過ぎてからで、もっとゆっくり買い物がしたかったのに、と。
家の周りもすっかり新緑が濃くなって、ツツジが目立ち始めた。
みやこ忘れが咲き揃い、その近くに鈴蘭も。
ちなみに、ツツジ・みやこ忘れは春の季語、鈴蘭は夏の季語。春と夏が入り混じってややこしい。




今朝の新聞で「都立高校で地毛証明をとっている」というのが記事になっていた。今さら時代遅れ、ということらしい。
え?昔もそんなことあったけど・・と、昔のことを思い出してしまった。
高校2年のときに上京して、都立高校へ転校した。私は当時の普通の女子高生の髪型のおかっぱにしていたけれど・・違うのは、生まれながらのゆるいパーマ(母親似で、兄も同じだった)がかかっていた。それをあまり意識しなかったのに、転校したときに「パーマをかけてはいませんよね?」という言い方をされた。
親から、生まれつき、という証明を貰うように言われた。どんな用紙だったかは覚えていない。
でも、誤解されてるかも・・と、悪い言葉で表現すれば「頭にきた」ので、生まれて初めて美容院へ行き、当時流行していた「ヘップバーンカット」にしてもらった。それまでは、器用な母がいつもカットしていたのだ。ショートカットにしたのは初めてのことだった。

ということで、今の時代でもそんなことが・・とびっくりするけれど、考えると、校則違反と思われて傷つく子も居るかもしれないから、私は時代遅れ、とは思わない。ただ、パーマとか染髪とかを禁止することの方が時代遅れではないのだろうか。
ちなみに、私の転校して卒業した高校、それからまもなく制服は廃止された。でも、髪型はどうなのだろう?

春雷の一度つきりの空を見る  KUMI
コメント (2)
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