悪霊祓い

昨夜、寝入りばなに悪夢を見ました。

私は他の3人と悪霊のいる部屋に泊まることになります。
最初は薄気味悪く思うのですが、「よし！俺が悪霊祓いをやろう！」と決意し、他の3人に円陣を組んで合掌するように促します。
私は、おもむろに『禊大祓詞』を唱え始めます。
悪霊は、その祝詞を嫌がって大暴れし、床をグラグラ揺らし、天井の羽目板から顔を出そうとしています。

仲間のひとりは、羽目板の隙間から悪霊の顔を見たのか「ひっ！」と叫んで、腰を抜かし円陣を崩し合掌の手も離してしまいます。

私はそれを見て「まずいな」と思いながら、「絶対に負けられない」と思い、グラグラと揺れる足元に足を踏ん張り祝詞を唱えます。
不思議と怖さはなく、とにかく「負けられない。ここで負けたら大変なことになる」と考えて、更に大きな声で腹の底から祝詞を唱えます…。

私は、大声で祝詞を唱えている自分の声で目を覚ましました。
それがあまりに大きな声だったので、隣りの家内もビックリして目を覚ましました。
途中まで夢の中で唱えていた祝詞を、途中から本当に声に出して大声で唱えていたのです。
それは自分でも驚くほどの大声でした。

『禊大祓詞』（みそぎのおおはらえのことば）は毎日唱えているので、暗記しています。
夢の中の唱えから始まって、寝ぼけて実際に口に出して唱える終わるまで、正確に唱えていました。

今まで色々な夢を見たり、また金縛りなんかもたくさん経験しましたが、こんな夢の経験は初めてです。