キジさん、おひさしぶりです! コメントありがとうございました。
キジさんのコメントの内容とほぼ同じことがテーマのSF映画がありましたよ。オリジナルが50年代の『地球の静止する日』、そのリメイクがキアヌ・リーヴス主演で2008年に公開された「地球が静止する日」です。(邦題では、「の」と「が」が違う)
うろ覚えの内容ですが・・・、宇宙のバランスを崩さぬためには、核戦争や環境破壊で死滅しそうになっている地球を救わなければならない。地球を核戦争や環境破壊で死滅させかねない人類を反省させ翻意させるために、宇宙連合みたいな組織から、その使命を帯びた宇宙人が地球に飛来するのです。その宇宙人は、「もし地球人が宇宙人の提言を受け入れず、このまま環境破壊を続けていくなら、地球を救うためには、人類を絶滅させてもいたしかたなし!」として、地球を破壊できるような強力なロボットを同伴していたのでした。
癌の場合、患者さんを救うために癌細胞を死滅させなければなりませんが、地球と人類の関係もまさにそれと一緒で、人類とは、地球にとっては突然変異で出現し、どんどん増殖し、どんどん地球の身体を蝕んでいく、まさに癌細胞のような存在ではないでしょうか?
で、ほんとうに久しぶりのスピ・コラムなのですが・・・、「現在、神界では『旧い神々の勢力』と『新しい神々の勢力』が地球の行方を巡って争っている」という見方があります。この神界での争いが、地上界に投影されて、現在の地球上での様々な争いの元になっているそうなのです。
『新しい神々の勢力』とは、天照大御神を代表とするそれ以降の神々で、その新しい神々は「地球の管理は人間を代理人として、人間に任せよう」という考え方なのだそうです。一方『旧い神々の勢力』とは、国之常立神に代表される天照大御神出現以前に地球を治めていた神々で、「今までのように人間に地球を管理させていたら地球が滅んでしまう。地球を活かすためには人間が滅んでも致し方なし!」という考え方なのだそうで、現在、地上界で発生している地球規模の天災の数々は、その『旧い神々の勢力』が優勢になって惹き起こされているそうなのです。
その昔、神界の争いに勝利した新しい神々は、旧い神々を地球の奥深くに埋めてしまったのだそうです。そして、その埋めた場所を封印し「要石」を置いたそうなのですが、その要石が「日本」なのだそうですな。まるで、おとぎ話のような話なのですが、この日本列島は世界で一番深い「日本海溝」に沿って位置し、しかも、ユーラシアプレート、北米プレート、フィリピンプレート、太平洋プレートという地球上の四つの岩盤の真上に位置している事実を考えれば、日本列島の存在が現実的にもまことに特異なものであることが分かります。
そして・・・、その日本という「要石」は近代以降三度に渡ってズレました。その三度とは「関東大震災」「阪神淡路大震災」「東日本大震災」ですが、「阪神淡路大震災のときに坤の金神(ひつじさるのこんじん)が出てきて、東日本大震災のときに艮の金神(うしとらのこんじん)が出てきたのだ」と言う人もいます。艮の金神を国之常立神と見なす人もいますが、いずれにしても厳格な神様で、新しい神々は「こんな厳しい神様がいるんじゃ、俺たちはとてもやってられん」ということで、皆で協力して国之常立神を丑寅の方角の地下奥深くに押し込めてしまったのだそうですな。
そして現在・・・、坤の金神も艮の金神も解き放たれてしまった今、神界の争いは「旧い神々の勢力」が優勢であって、現在の地上界での天災や騒乱続出の状態は「現代文明の終りの始まり」だと見なす人もいます。
「新しい神々の勢力」が、せっかく人間を自分たちの代理人として地球の管理を任せてくれたのに、肝心の人間の多くは「新しい神々」へ手一つ合わせるわけでもなく、無信心に好き勝手に生きているのですから、その人間が構築した文明は、いつかどこかで一度は破たんするのかもしれませんね。