ちいチャン物語

きまぐれブログ。
絵のない絵本のような、小さい物語です。

ちいチャン物語、今日で終りBye!

2014年03月10日 20時08分59秒 | 日記

   

                                 

                 

                            

                             

                               

                                

                               

                                       

 

ちいチャン物語                      

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ちいチャン物語は、こんなお話でした。No66-No132

2014年03月09日 21時28分43秒 | 日記
66.どんぐりのコマ
67.おばあちゃん式ご飯の温め方
68.物置の上の小さな部屋
69.庭の金木犀
70.栗のイガの中の同居人
71.お風呂の焚口で焼いも
72.英語バージョン お手玉スーパーおばあちゃん
73.テレビの中のその人
74.ペスとおばあちゃん
75.田んぼの中のスズメと大きい音
76.浜の鳴き砂
77.秋に来る植木屋さん
78.アメンボ
79.エンピツ削りで怪我をしたシュン君
80.演歌をかけながら八百屋さんが来る
81.椿の実
82.英語バージョン(43)お化粧の境界線
83.障子貼り
84.血だらけのプロレスラー
85.英語バージョン 空を飛ぶ白い鳥
86.ちいチャンの町
87.サンタクロース
88.おばあちゃんの漬物が好きなオバちゃん
89.靴下に穴があく冬
90.下駄
91.暮れの大掃除
92.お正月の餅
93.まゆだま
94.お歳暮の時期
95.年末に手伝いに来てくれるオジサン
96.初詣
97.正月二日目の朝ご飯
98.ちいチャンの家のお雑煮
99.タラの卵
100.松ぼっくり
101.おじいちゃんの入れ歯
102.おばあちゃんが作る甘酒
103.台所の天窓
104.古いお金
105.七輪(しちりん)でサンマ
106.トイレの手洗い(吊り手水)
107.敷居にろうそく
108.おばあちゃんの教え・その2
109.おばあちゃんの教え・その3
110.台所の水がめ
111.お膳でご飯を食べる家長
112.千羽鶴に挑んだ日々
113.英語バージョン(67)おばあちゃん式ご飯の温め方
114.大きい靴を買うおばあちゃん
115.おばあちゃんの教え・その4
116.おばあちゃんの教え・その5
117.おばあちゃんの教え・その6
118.釜戸で料理
119.玉うどんに似た虫
120.やっばり女の子
121.おじいちゃんが仕事に行く朝
122.蛇口から出る井戸水
123.おじいちゃんが仕事に行く朝・その2
124.おじいちゃんの家着
125.台所大改造~メッセージforみー~
126.おじいちゃんが仕事に行く朝・その3
127.鳴きの悪いカラス
128.蛇の目傘
129.寝押し
130.ハモをさばくおばあちゃん
131.魚拓
132.咳が止まらない夜・その2
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ちいチャン物語は、こんなお話でした。No1-No65

2014年03月09日 20時42分04秒 | 日記
1.危なかった浮き袋
2.雨上がりの水たまり
3.宇宙への更新
4.ペスのお皿
5.海辺のベット
6.お墓の掃除
7.自転車
8.空を飛ぶ白い鳥
9.岩場の生き物
10.夢中になってしまう場所
11.おばあちゃんのミシン
12.海に浮かぶ飛び込み台
13.馬ノフン
14.土間の薪
15.木の冷蔵庫
16.メダカ採り
17.怖いトイレ
18.ちいチャン町のバスの運転手さん
19.おじいちゃんのそろばん
20.ハエたたき
21.竹の物干し竿
22.エビ?
23.ちいチヤン夏の昼ご飯
24.クルミの木の実
25.輪ゴムの音
26.夏の訪問者
27.お風呂の名前
28.砂浜の忍者石
29.下駄の天気予報
30.自転車のタイヤ
31.おばあちゃんの教え
32.蜘蛛の巣の虫取り網
33.雷は芸術
34.漁師さんの魚
35.バカの3杯汁
36.ちいチャンの声が大きいわけ
37.ちいチャンの川超え
38.怖いかもしれないトイレ
39.のどにつまった糸引き飴
40.トンビが油揚げを見つけたの?
41.ちいチャンちの白黒テレビ
42.障子の開け方
43.お化粧の境界線
44.すこし恥ずかしい
45.柱時計とおじいちゃん
46.月のウサギ
47.喧嘩ばかりのトロとコロ
48.空白の瞬間
50.英語バージョン(10)夢中になってしまう場所
51.海ほおずき
52.建前(上棟式)
53.巻貝の声
54.連絡船“鈴吉丸”
55.ご飯を入れたラーメンの汁
56.ダイヤルの無い黒い電話
57.囲炉裏のお話
58.英語バージョン(40)トンビが油揚げを見つけたの?
59.砂浜に描かれた渦巻き
60.ティッシュ、トイレットペーパーが無かった頃
61.リンゴのすりおろし
62.咳が止まらない夜
63.仏壇のお茶
64.柿の渋抜き
65.お手玉スーパーおばあちゃん
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ちいチャン物語Back number(96)『初詣』

2014年03月09日 10時02分05秒 | 日記
大晦日、紅白歌合戦が終わり、テレビで除夜の鐘が鳴る頃に、
ちいチャンは、おばあちゃんに連れられて、初詣に行きます。
綿の入ったはんてんを着て、マフラーを首に巻き、手袋をして出かけます。
初詣は、ちいチャンの町にある、小さな社めぐりです。
ちいチャンの家の門から見上げた所には、大きな鳥居があり、
「神明神社」と名前の付いた、社があります。
その社に行くには、階段を上らなければなりません。
階段は、下から上を見上げても、社が見えない位、急な階段になっています。
階段の幅も1メートルほどで、夜、お参りをするには、少し危ないです。
町の人たちは、すいすいと階段を上って行きます。
おばあちゃんは、休みながら、少しづつ上って行きます。
社に着いたら、おさい銭を上げ、お神酒(おみき)を少し流します。
それから、鐘を鳴らして手を叩き、おじぎをします。
ちいチャンは、その時に、何を言ったらいいのかわからないので、
おじぎだけをしました。
そうして、次の社、次の社と初詣にまわります。
ちいチャンの町の夜の道路は、月の光と星の光と波で光るプランクトンの光だけです。
空と海は、ひとつに溶け合っています。
おばあちゃんとちいチャンは、社をまわり終え、白い息を吐きながら、
家への道をたどります。
おじいちゃんは、初日が上ってから、ひとりで初詣にまわります。
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ちいチャン物語Back number(95)『年末に、手伝いに来てくれるオジサン』

2014年03月08日 20時25分09秒 | 日記
年末になると、いつも手伝いに来てくれるオジサンがいます。
オジサンは、おじいちゃんの年賀状の代筆をしたり、まゆだま用の
枝を、山から切って来てくれたり、綱を編んでくれたりします。
綱は、玄関扉の上に飾る物で、横綱のまわしの様な形をしていま
す。
オジサンは、綱を編んで玄関上に飾り、白い紙を付けました。
おじいちゃんは、この綱に思い入れがあるようで、きっちり仕上がる
と満足そうで、何度も外に出ては、玄関上の綱を見上げ、目を細め
ます。
おじいちゃんは、このオジサンをとても信頼している様です。
オジサンは、おじいちゃんが大好きな様です。
おばあちゃんは、おじいちゃんとオジサンの間には、口をはさみま
せん。
オジサンは、おじいちゃんの要望になんとか近づける様にと、一生
懸命手伝ってくれます。
日も暮れて帰る頃、おばあちゃんはオジサンに、日本酒や酒の肴
を持たせてあげます。
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ちいチャン物語Back number(94)『お歳暮の時期』

2014年03月07日 18時51分21秒 | 日記
十二月になると、ちいチャンの家には小包が届きます。
長崎の「カステラ」、青森の「りんご」、「飴の入った丸い缶の3個入り」、
北海道の「チーズとバターの詰め合わせ」、なぜか「福神漬け」,「牡蠣
飴」、お酒などなど。
荷物は、おじいちゃんの書斎に置かれます。
おじいちゃんの書斎は、荷物置き場になってしまいます。
近所の人が、のしを付けたビールやお酒を持って来ると、おばあちゃん
は、
「ちょっと待ってて。」
と言って、おじいちゃんの書斎に駆け込み、その中からお返しにあげたい
物を探して持たせてあげます。
「これ、持って行って。どうもありがとう。」
おじいちゃんは、各県に知り合いが多いようです。
荷物が届けば、お返しも送らなければなりません。
近所の人からいただき物をすれば、お返しをしなければなりません。
おばあちゃんは、やりくりが大変そうでした。
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ちいチャン物語Back number(93)『神棚のまゆだま』

2014年03月06日 23時06分56秒 | 日記
ちいチャンの家では、お正月に、天井近くにある神棚に、「まゆだま」を飾ります。
「まゆだま」は、数本付いてる木の枝に、小さくちぎった餅を付けた物です。
この「まゆだま」作りは、毎年、ちいチャンの仕事でした。
暮れにお米屋さんから、お正月用に突き上がった餅が届いた日、おばあちゃん
は、餅を切り分けながら、「まゆだま」用に細長いひものように切った餅を数本作
り、ちいチャンに渡します。
ちいチャンは、畳の上に新聞紙を敷き、「まゆだま」用の木の枝を置きます。
それから、ボールに水を入れ、側に置きます。
細長い紐のような餅を小さくちぎり、木の枝に付けて行きます。
餅は、だんだんベタベタとして来て、指に付き始めます。
そうすると、小さくちぎった餅が指から離れなくなり、枝に付けられません。
そこで、側に置いたボールの水で指先を洗います。
「まゆだま」は、餅がたくさん付いていると、雪のようにキレイに見えるので、ちい
チャンは、たくさん付けます。
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ちいチャン物語Back number(92)『お正月の餅』

2014年03月05日 19時45分49秒 | 日記
暮れ近く、ちいチャンの家では、近所のお米屋さんに、もち米を持って
行って、餅をついてもらいます。
もち米は、四角い平らな餅になって、戻って来ます。
大きさは、座布団ぐらいです。
まだ、消しゴムのような弾力のある段階で、おばあちゃんは、四角い平
らな餅に包丁を入れます。
最初は、長方形の長い餅に切り分けます。
それから、1センチ幅くらいの大きさの、切り餅に切って行きます。
包丁で切れるくらいの柔らかさなので、切るほどに餅が包丁にくっついて
来て、だんだんと重くなります。
おばあちゃんは、包丁を軽く濡らしながら、餅を切ります。
餅は、お米屋さんから届いた日に切らないと、一日置くごとに固くなり、切
るのが大変になります。
おばあちゃんは、切り分けた餅に白い粉を振りました。
「こうすると、餅をはがしやすいからね。」
おばあちゃんが言いました。
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ちいチャン物語Back number(91)『暮れの大掃除』

2014年03月04日 19時15分43秒 | 日記
ちいチャンの町は、暮れの大掃除の時期が来ると、町中の人た
ちが、大掃除をする家に、手伝いに集まります。
一件一件、日にちを変えて、各家々に手伝いに行きます。
おとうさん達は、天井のすすを掃ったり、重い家具を移動したり、
おかあさん達は、雑巾片手にあっちへ行ったり、こっちへ行ったり。
そして、台所では、数人のおかあさん達が、料理当番です。
食事は、大掃除を手伝いに来てもらっている家が、ふるまいます。
ちいチャンの町の家々は、広い家が多いので、大掃除は夕方まで
かかります。
大掃除中、にぎやかな話し声や笑い声が絶えません。
町中揃って、家族の様です。
ちいチャンは、ちいチャンの家の大掃除の日になると、人がたくさん
集まるので嬉しいです。
でも、ちょろちょろして危ないからと、外に出されてしまいます。
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ちいチャン物語(132)咳が止まらない夜・その2

2014年03月03日 20時27分27秒 | 日記
コンコン!コンコン!コンコン!コンコン!
布団の中で、ちいチャンが咳をしています。
コンコン!コンコン!コンコン!コンコン!
止まりません。
おばあちゃんは、台所に行って、ネギを火であぶります。
ネギに少し、焦げ目が付きました。
おばあちゃんは、そのネギをガーゼに乗せて、くるくるっと巻きました。
「ちいチャン、これを首に巻きなさい。」
と、言って、おばあちゃんは、ネギをくるんだガーゼを、ちいチャンの首
に巻きました。
焼いたネギは、少し温かいです。
首に巻いたネギは、ネギの匂いがします。
ちいチャンは、ネギの匂いに包まれなから、うとうと眠ってしまいました。
翌朝、首に巻いたネギは、ぐるっと首を回って後に行っていました。
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ちいチャン物語Back number(90)『下駄』

2014年03月02日 19時44分06秒 | 日記
ちいチャンの家の玄関には、下駄が3つ揃えて並んでいます。
黒い鼻緒の大きな下駄は、おじいちゃんのです。
桃色の、模様のある鼻緒の下駄は、おばあちゃんのです。
そして、赤い鼻緒の下駄は、ちいチャンのです。
お正月が近づくと、新しい下駄が玄関に並びます。
新しい下駄は、きれいなのですが、ちいャンはあまり好きではありません。
鼻緒がきつく、足の指がすれて痛くなります。
「ちいチャン、ちょっと足を入れてみてごらん。」
おばあちゃんが言います。
おばあちゃんは、先のとがった大工用具で鼻緒を直してくれました。
ちいチャンは、早く新しい下駄が履きたくなりました。
おじいちゃんとおばあちゃんは、足袋を履いて下駄を履きます。
ちいチャンは、靴下を履いて下駄を履きます。
雪が降り、うすく積もった雪の上を下駄で歩くと、下駄の歯に雪が付きます。
一歩一歩歩いて行くと、雪が付いた下駄の歯に、また雪が付きます。
そうすると、下駄の高さがだんだんと高くなって行きます。
ちいチャンは、それが面白くて、わざと雪のある所を歩きます。
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ちいチャン物語(131)「魚拓」

2014年03月01日 19時02分50秒 | 日記
漁師さん家に、炭で描かれた大きな魚の絵が飾ってありました。
ある家では、茶の間の壁に飾ってあります。
ある家では、奥の部屋の神棚近くに飾ってあります。
版画のようなその絵は、「魚拓」というのだそうです。
漁師のおじさんは、
「今まで釣った魚の中で、一番大きいやつだ。」
と、言って笑います。
「おじさん、コレどうやって作ったの?」
ちいチャンが聞くと、おじさんは、
「魚に墨をつけて、上から紙で押さえたんだ。」
と、言います。
ちいチャンは、せっかく釣った魚に墨をつけたら、真っ黒で食べられ
なくなってしまう、と思います。
(もったいないなぁ。)
と、ちいチャンは思いました。
漁師のおじさんは、ちょっと自慢そうでした。
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