飛来飛去 ~風の吹くまま~

中国・遼寧省瀋陽在住歴十数年。
最近ネタぎれ気味ですが、何気ない、でも誰かに話したい日々の発見を綴ります。

鳥インフルエンザ

2013年04月16日 | 中国・瀋陽 暮らしの中から

最近ちょっと空気が良くなり、PM2.5の心配が無くなってきたかな~と思った矢先に、またもや頭を悩ます問題が...

今度は新型の鳥インフルエンザ。

瀋陽では、今のところ感染者の報告は無いが、人や物の往来が激しい現代社会で、ウイルスを一つの場所だけで封じ込めることは難しいだろう。

のんきな東北人達も、さすがに近頃はこのニュースに関心を持つようになってきた。

SARSの時は情報開示が遅れたが、今の時代、情報を隠すことはできない。

(真偽は分からないが)常に更新された情報が入ってくるし、日本領事館からもお知らせメールが届く。

私は普段から手洗い、うがい等をこまめにし、出かける時はマスクを付けているが、最近は学生達の中にもマスクを付けている人が増え始めた。

大気汚染の時は、全くマスクをしている人がいないと書いたが、やはり今回はインフルエンザの影響なのか?

大学の売店でも「使い捨てマスク入荷しました」の張り紙が。

薄い不織布のマスクでウイルスを防げるのか分からないが、季節の変わり目で普通の風邪も流行っているので、みんなが注意するのは良いことだ。

 

しかし、注意しすぎて、“風評被害”が出るのも困りものだ。

鶏肉が売れなくなったり、みんなが鶏肉系の料理を食べなくなったり...

肉とは関係ないんだけど、人間の心理って微妙だなぁ...

 

SARSの時、私は日本にいたが、やっぱり色々な影響を被った。

中国から来た人は、一週間自宅待機させられたりもした。

もし今後ウイルス感染が拡大したら、日本に帰っても、バイ菌扱いされるんじゃないかとか、本当に自分が感染源になったらどうしようとか、要らぬ心配までしてしまう。

もちろん、ますます中国のイメージが悪くなって、経済や文化交流がストップしてしまうことは、もっと心配だ。

 

福島の原発の問題もそうだけど、目に見えないから誰でも不安になるのは当然だが、煽り立てるニュースに躍らされないで、自分ができる限りの防衛策で、落ち着いて行動しよう。

とにかく、ここ瀋陽ではみんな普通に元気に生活しているので、ご安心を!

 


寒い...

2013年04月16日 | 中国・瀋陽 暮らしの中から

4月も半ばだというのに......寒いっ

冬は暖房が入って、部屋の中はぬくぬくだけど、暖房が止まると、結構つらい。

普通は4月になると、きっちり止まる暖房だけど、うちは学校関係なので、3、4日は続けて入れてくれる。

例年はその間に、天気の良い暖かい日もあったりして、そんなに凍えなくても、やり過ごせていたのだが...

今年は全く気温が上がらない。

1週間前なんかまだ雪が降っていた。

もちろん、もう零下何十度ということではいが、でも、これくらいの中途半端な気候が一番肌寒くて厄介だ。

真冬時、室内は26度ぐらいだったが、今は16度。

じっと机についていると、手足がどんどん冷えてくる。

今までほとんど使ったことが無いカイロを引っ張り出してきて、お尻に貼ってしのいでいる始末...

何だかんだ言っても、もう少しすれば、「暑い、暑い」という季節がやって来るんだから...そう分かってはいるが、やっぱり寒いのは嫌だ。

普段めったに弱音を吐かないうちの相方も「温かい布団から出たくないよ~」と、冗談交じりにぼやいていたほど。

日本の冬ならよく聞くこのせりふも、ここ瀋陽で聞いたのは、本当に初めてのことだ。

 

そして、“お寒い”と言えば、我がホークス打線

開幕戦こそ、ポンちゃんの満塁弾で勢いがよかったが、カード一巡して、まさかの最下位、借金3つ。

ヒットはそこそこ出ても、あと一発のタイムリーが出ず、「イケるか?」と思ったら、ピッチャーが崩れる...

なかなか突破口が見出せない、イライラのスタート。

でも、まだまだ始まったばかり!混戦パリーグはどうなるか分からない。

私のイチ押し・柳田くんも当たり出したし、打線もだいぶ繋がるようになってきたし。

あ~、早く上昇気流に乗ってくれ!!

 

日本の桜シーズンは終わっちゃったけど、瀋陽の桃の開花はまだこれから。

瀋陽もホークスも花満開とイキましょう!