千葉県生涯大学のOB会、野田校友会が主催する「秩父札所34寺巡礼」に
行ってきた。
今回で4回目となるが、前回欠席したので私は3回目の巡礼行脚です。
昨夜までの雨も上がり、絶好の巡礼日和となった6月16日(日)、南流山駅を
7時過ぎに出発、目指すは秩父鉄道の浦山口駅、今回の参加者は11名で、
平均年齢は75歳近い男性4名、女性7名の健脚自慢の元気な老人11名。
今日の札所巡りは5か所で、後半の3か所は比較的楽な街中の札所です。
浦山口駅で巡礼登録を行い、今日の最初に訪れる25番札所の「久昌寺」に
向かって10時に出発。
歩き始めるころには、快晴となり気温もぐんぐん上げっているようだ、
途中、秩父の名水で乾いたのどを潤し、少し道に迷ったが45分ほどで
「久昌寺」に到着、ほとんどの人は御朱印に記帳する。
次の24番札所「法泉寺」へは、登坂が続く今日一番の難所となります。
おまけに、途中の分岐路見過ごし、急な坂道をどんどん進み、道路の
照り返しと気温の上昇で汗が噴き出す。
500mも進み、坂道を下りてきた巡礼者に聞くと、やはり間違って
いるようで、急いで坂道を下り小さな巡礼道の看板を見つける。
いただいた地図も分かりづらく、看板も雑草に埋もれ小さく非常に不親切だ、
これでは巡礼者の多くが道に迷うと思う。
そんなこんなで、悪戦苦闘しながらも法泉寺に到着、予定通りここで昼食を
摂るが、見晴らしのよい高台の境内からは、眼下に街並みが、その向こうに
武甲山が見え、木陰を渡る風が非常に心地よい。
急峻な階段を下り、これからは街中巡礼で、厳しかった午前中とは違い、
無駄話も飛び交い、和気あいあいの巡礼となりました。
札所14番の「今宮坊」から13番の「慈眼寺」へ、そして本日最後となる
札所15番の「少林寺」へ。
最後の少林寺は、建物が新しく、札所らしくない佇まいであったが、立派な庭が
歴史を物語っている。
予定より少し早く14時過ぎに秩父駅に戻ったが、今日の巡礼歩数は18,000歩
約11Kmだった。
今日は、雨上がりの快晴だったこと、急峻な坂道を無駄歩きしたこともあり、少し
疲れた巡礼だった。