~真実に基づく奇跡の物語~
2015年 アメリカ映画 (2016.01.08公開)
配給:20世紀フォックス映画 上映時間:2時間22分
出演:トム・ハンクス/マーク・ライランス/スコット・シェパード/エイミー・ライアン
セバスチャン・コッホ/アラン・アルダ/ オースティン・ストウェル
ミハイル・ゴアヴォイ/ウィル・ロジャース
<見どころ>
スティーヴン・スピルバーグ監督と名優トム・ハンクスによるサスペンス大作。
東西冷戦下の1960年に実際に起きた、ソ連によるアメリカ偵察機撃墜事件“U-2撃墜事件”
の舞台裏に迫る。『ノーカントリー』で第80回アカデミー賞監督賞を受賞した
ジョエル&イーサン・コーエンが脚本を担当。一介の弁護士が挑む実現不可能と
思われた作戦で、思いがけないアプローチを試みる姿に意表を突かれる。
<ストーリー>
アメリカとソ連の冷戦のさなか、保険関連の敏腕弁護士ドノヴァン(トム・ハンクス)は、
ソ連のスパイであるアベル(マーク・ライランス)の弁護を引き受ける。
その後ドノヴァンの弁護により、アベルは死刑を免れ懲役刑となった。5年後、アメリカが
ソ連に送り込んだ偵察機が撃墜され、乗組員が捕獲される。ジェームズは、CIAから
自分が弁護したアベルとアメリカ人乗組員のパワーズ(オースティン・ストウェル)の
交換という任務を任され……。
<感想>
受験の関係で、今年の映画鑑賞スタートはちょっと遅くスタート。
この事件が起きた1960年代は東西冷戦がピークの頃。ベルリンの壁が出来たのも
ちょうどこの時期(本編にも描かれてたが)なので、時代背景をちゃんと理解してた方が
より深く楽しめると思います。
脚本がコーエン兄弟っていうのにちょいと驚きましたが、彼らならではのシュールな
ユーモアがあちこち見られ、テンポよく見ることが出来ました。
でも、前半は少々睡魔に襲われたが・・・・・(笑)ドノヴァンが東ベルリンに渡って
からは見応え充分。
トム・ハンクスはさすがの演技でしたが、ソ連スパイアベルを演じたマーク・ライランスの
演技が光っていました。立場は違えど、自分の職種に信念を貫いている姿を
ドノヴァンもアベルもお互いに感じていたのでしょうね。台詞にはほとんどなかった
ですが、お互いを思いやるのが感じられ、緊迫した作品の中にもほっこりする部分を
感じました。
スパイを擁護する新聞記事を見て、電車内で市民がドノヴァンを蔑視するシーンと、
アメリカ人パイロット&民間人を助けた新聞記事を見て市民がみるドノヴァンの目。
また、同じフェンスを越えるシーンで、ベルリンの壁を超える市民とアメリカ市民との対比。
台詞は一切なかったですが、こういう対比シーンは、印象に残りました。
ビックリしたのが、EDでこのドノヴァン弁護士は、 その後、キューバを相手に巧みな
交渉術でまたもや多くの人命を救ったという表記。
このエピソードも映像化してほしいな~と感じました。
点数:8点 (10点中)
序盤の眠気、分かるヮ。
原因は、トム・ハンクスの声だと思うの。
少し低めのトーンの振れ幅が少ない感じ、誘眠剤よね。
思わず こちらまで、風邪を引いちゃいそうな映像でした。
相変わらずトムらしい役作りでした。
冒頭、無言で引導はコーエン兄弟の導入かと
思える節があり、きっと脚本で言葉を切り落としたのだと感じました。
歴史上、まだまだ知らない史実があることに気付かされる映画でした。
トム、次はイーストウッド監督とタッグ!!
楽しみです^^
本当にこの人の今後もまだ映画作れますよね!!!!
見てみたいって思いました。
コーエン兄弟、脚本が本当にうまいな~って思い、
トムがでてくるだけで安心感ありました!
ベルリンの映像は、ほんと寒そうな映像でしたよね^^;;
私だったら、高熱出して肺炎起こしてしまうかも^^;;
隠れた史実いっぱいありますよね。
こうやって映画化されると、勉強にもなるし
改めて感じること多々あります。
>トム、次はイーストウッド監督とタッグ!!
え?そうなんですか!?
それは楽しみだ~~♪♪
コーエン兄弟の脚本、うまいですね。
見ごたえある作品でした^^