○ 亀井さん、大臣辞任。
あっぱれ。さすが、老獪。味がある政治家だと、一庶民として、僕は思う。飾らず、さりげなく、筋を通す。郵政民営化に反対。いつも、頭のてっぺんで、髪の毛が、数本立っている。朝、起きたばかり、みたい。柔道、３段とか５段とか・・・。国民新党は連立継続。
○ 管さん、総理大臣に。
やっと。やっと、総理になれた。もう、「ない」と思ったろう。本人も、周りも。年金問題だったか、女性問題だったか、其の直前、僕は、管さんが、総理になったらなあ、と思ったことがあった。あれ以来、もう、ない、な、と思っていた。が・・・・・・どんなはたらきをされるのか、楽しみ、だ。市民運動からスタートした、政治家、管さん。騎兵隊、がんばれ。
幹事長に、枝野氏。若手起用。松下政経塾で志を磨いた若手が、今、活躍している。あの塾ができたとき、僕は、塾生になろうか、とチラッと思った。いや、北海道の富良野塾、にしようか・・・とも、チラッと思った。結局、両方、チラッと思うだけだった。で、先生を続けた。30年。「末は博士か大臣か」は、チラッ、、、で終わりました。博士が、ペンに、大臣が、ギターになった一平。悔いなし。
○ 「はやぶさ」帰還！
すげー・・・！ 7年間、宇宙を旅して、帰ってきた！1パーセントの確率。故障、故障の連続。地球と太陽との距離の40倍の距離。想像もできない。「イトカワ」、という星は、小さな星。地球からは、見えない星。そこへ、行って、帰ってきた。
「はやぶさ」は、「隼」と書く。鷹より小さい、中鷹。ロンドンで、3週間、ホームステイさせていただいたNeyさんが、「隼」を飼っていた。Neyさんの仕事は、builder。家を建てる職人。レンガを積み上げて家を作る。仕事を終えて、家に帰ってくると、鷹が、Neyさんの肩に留まる。映画の中のシーンを見ているみたいでした。20年ほど前、のこと。
僕は、先生を辞めて、9年目。まったく、あたらしい生き方を始めた。一平、として。ペンとギター、の。「はやぶさ」が、7年間、宇宙を旅していたことを、知って、なんだか、自分の「この8年間」と重ねて考えている僕がいた。未知の宇宙を飛行している感覚で、この7年間、歩いてきた、飛んできた、ような気がする。僕は、地球には帰ってこないで、宇宙の果て、の果てへ、と旅を続ける、だろうが、死んだら、骨は、地球の大地か海に、蒔いてほしい、けど・・・・。
人は、宇宙の果て、から、この地球のこの場所にポンと、投げ込まれて、「さあ、生きてゆきなさい」といわれた、ような存在、だ。気がついたら、生きていたんだ。で、いつかは、宇宙の果てに還る。地球が生まれて今日までを1日、24時間だ、とすると、人、人類の歴史は、1分、ぐらい、だそうだ。だから、やがて、地球は、24時間後か、一年後かには、宇宙の塵になって、しまうだろう。そうしたら、僕たちの骨は、其の宇宙空間に浮遊する。僕は、宇宙に還る、ことになる。
「はやぶさ」は人工衛星だ。人が作った鳥、鷹、だ。黒船を見てぶったまげた坂本竜馬が、「はやぶさ」を知ったら、何を考えるだろう？
○ Ｗカップ、本田の一発死守・
岡田監督の忍耐の起用、的中。一発、＆ 死守。見事！サッカーは、soccer。足の競技、football。40年ほど前、僕は、国立競技場で、soccer の試合を観戦した。ペレーの引退試合だった。
先生になった年、僕は、soccer部の顧問になった、というより、ならされた。soccer をまったく知らなかった僕は、とにかく、生徒が試合に行く付き添いを頼まれたことがきっかけだった。生徒から、教えてもらって、少しづつ、わかるようになった。で、2年目。「先生、神様を見に行きます。今度の日曜日です」と生徒が言いました。「ええ？神様？国立競技場に、神様はいるのか・・・？変だなあ！」と、引率しました。なんと、神様とは、サッカーの神様、でした。ペレー、です。翌年、サッカー部は、県ベスト４になりました。びっくり仰天。さらにびっくり。そのころの部員がやがて、サッカー界にかかわり、なんと、今の中村俊輔を、育てたのだ、と、知りました。
どこまで、行けるか、日本サッカー。
あのころ、Ｊリーグもなく、サッカーは、マイナーのスポーツでした。みな、生徒は、ベッケンバウアー、だの、奥寺だの、ペレーにあこがれて、ボールを蹴っていました。今が、信じられない、ことです。
あと２日後。
