夢千夜 1000dreams

漱石「夢十夜」へ挑戦する

1236夜

2017-02-10 12:54:52 | Weblog
小雨という感じなのに地面から水がどんどんあふれてくる。見ているうちに私がいる建物の床下に達し、さらに上昇するので、私はどんどん建物の上に上がっていかざるをえない。ついに最上階までくる。十階以上上がった。そこで水の上昇は止まったようだ。安心して一晩眠り起きてみると、二つあったはずの太陽の一つが雨水が結晶してできた水晶の山に覆われている。太陽の光を遮っているのではなく太陽自体をすっぽり覆っている。太陽まで届く水晶の山だ。多くの人が死んだらしいが、太陽はまだ一つ残っているので、私の生活には今のところ支障はないようだ。

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