明け方、おかっての扉を開くと、バタバタッ~~~って紫色のセキセイインコが 視界に飛び込んできた。
いったい何が起こったのか、わけがわからずポカンとする。
瞬きすると同時に目に映ったのは、空っぽになった鳥かご。
あれは…今から15年以上前に我が家で2番目に飼っていたピッキーのカゴだ。
あの日も老衰で 止まり木にも とまれないくらい弱った姿で
鳥かごの上に丸くなっていた。
それでも若い頃のピッキーは 唯一、「おはよう!」 「ちょうどいい!」 と喋る賢いセキセイインコだった。
今でも夢に出てくるのは 私が17歳のときに天国へ行ってしまった白猫のシ―くん。
つがいだったピッキーとピコの子孫はどんどん増えて、一時期は40羽を超える大家族だったこともある!
同時期に8年も生きた5匹の金魚がいて。
猫がいて。
40羽を超すセキセイインコがいて。
「すずちゃんち、まるで動物園!」
という幼なじみがいて。
「猫がインコや金魚を襲ったりしないわけ?」
って小学生のクラスメート達も不思議がっていたっけ。
うちの猫ね、、、雀を襲っては 芝生の上に転がして、得意気だった。
そりゃあ、私だって、(幼少の頃の むたゆうじさんと同じく) インコのえさをバラまいて、雀を捕まえてペットにしちゃえ~と目論んだ時期もあったけれど・・・。
流石に小学校も高学年になってくるとね。
身を縮ませて、アゴを道路につけて、姿勢を低くしているシーくんを目撃すると、
「やめなさ~~~いっ!」
と シーくんのスズメ狩りを邪魔をしていた。
「もう~~~、シーくんったらぁ。 ヤダよぉ。 スズメを捕まえて、殺しちゃって、その辺に転がして、遊ぶだけなんだから。かわいそうじゃないの!」
そんなシーくんも、我が家で大切にしている インコや金魚には 絶対に手を出さない。
出さないどころか、のら猫のブッチャーや しっぽな
が近くをうろつくと、
最初は鳥かごの上で気持ち良さそうに寝そべってはいても、気配を感じるのか。
シーくんは 鳥かごの上から離れず じーーーっと
のら猫たちを見張っていた。
そうよね。その前にインコたちが一斉に甲高い声で鳴きだしていたよね。
種族が違う 動物や鳥や金魚たちの間にも
ちゃんと家族って意識が育っていて。
これは子供ながらに 凄いことだ~って 我が家のペットたちを誇らしげに世話していた。
弟同然だったシーくんが天に召された日から何年も経って。
そんなシーくんは今でも夢に時々出てきて。
それなのにピッキーも ピコも ピーコも 私の夢に現れることは全くなかった。
それが突然 今朝、 夢に現れたんだもん。
夢だなんて最初は思わなかったし、本当かと思ってしまった~。
ほんとに びっくり!
キッチンに向かって飛び込んでくるのかと思われたピッキーは、その後、ぐるっと向きを変えながら空へ向かって飛んで行った。
鳥かごへ戻るのかと思った。
でも 違ったんだー。
一昨日から タマちゃん、
シーくん…なんて話をしていたからかなぁ。
でも。 何故、今、 セキセイインコのピッキーが…?
これは何かも暗示なのかも。
身体を失って魂になっても。
病で身体の自由が奪われたとしても。
こころは何処へだって自由に飛んで行ける。
でもね、ほんとはね。
こんなことを 私が軽々しく言ってはいけないってこと…。
心の底では 分かってる。
だから 何て書こうって ずーーーっと考えてきた。
相手のことを
色々な状況にある人たちのことを
゛想像゛することはできても
本当に分かってあげられているとは とても言えないから。
折しも今日はバレンタイン。
会ったことがない猫のタマちゃんの孫の孫の孫の・・・猫たちが どこかにいて。
シーくんの孫たちも おばあちゃんちの周辺を今も うろついていて。
普段は忘れかけていたインコのピッキーが 何故か突然 夢の中へ飛び込んできてくれて。
愛情の基本は家庭にある。
そういうことだよね、きっと
光子さん、そして光子さんの娘さんへ
" 君の心よ 光れ!"
CDと共に娘さんのメッセージも自宅に届きました。
私の母も65歳。 きっと娘さんと私も同世代だと思います。
" 君の心よ 光れ!"
私にとっても 特別な一曲です。
隣に娘さんが居てくれて良かったです…。
http://mutayuji.web.fc2.com/kikaku.html
私には何もできないけれど、光子さんの゛想い゛が 誰かの心に届けば…と思い、
(娘さんが書かれたお手紙を)こちらにリンクし、紹介させて頂きます。
いわおまゆみ
母にも読み聞かせています。
お母様とのやりとり、母も笑顔いっぱいで耳を傾けていました。
やさしい心を、ありがとうございます。
最初はとても驚き…
そして感謝の気持ちでいっぱいです
むたゆうじさんの歌が
こうした「出逢い」の場を
作って下さって…
大切にしたいと思います。
お母さまと一緒に読んで下さって
ありがとうございます。
私こそ…。
やさしい
歌を
ありがとうございます