日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

塩野七生さんon NHK news 9

2017-12-16 20:32:32 | 読書

一昨年あたりから、「ローマ人の物語」から地中海世界の歴史を読み、すっかりはまってしまった塩野七生さん。

なんと 昨夜のニュスに登場!人生最後の長編となる(…らしい、本人曰く)ギリシャに関する著書の出版開始だそう!

 

塩野さん自身とイタリアにある書斎の写真は拝見したことがあった。

しかし、ご本人がインタビューに答える形の映像を見るのは今回が初めて! これを感動と呼ばず、何と呼ぶ!というくらいエキサイティングな出来事だった。

塩野さんがインタビューを受けた、その日。

米国のトランプ大統領(塩野さんは、トランプと呼び捨てされていた)がエルサレムに米国の大使館を置くだとか、イスラエルの首都だと一方的に宣言した日だったらしい。

「トランプは歴史をあまり学ばれていないようだ。」

と、塩野さんは語った。

一国の大統領の一方的な宣言が、これまでの長い歴史の中で多くの人々が努力し、妥協点を見つけ出し、どうにか保ってきた平和な状態を 一瞬にして崩してしまう。

 トランプ氏は、大統領就任前から 思い付きのように軽々しくつじつまが合わないことを発言する人だったが、それは選挙用で、就任後は少しは変るかと思っていたが、同じだった。だが、あのトランプも 「民主主義」によって、選挙で選ばれた人なのよね…。

 

 

「想像力と感受性」

「民主主義は取り扱い注意、と記すべき。 なぜならヒトラーも公平な民主主義から誕生したから」

 

想像力で歴史上の人物たちが置かれた立場に自分自身の身も置いてみる…すると暴君といわれるネロ皇帝も(塩野さんの執筆によって)親しみある皇帝、有事に強い皇帝として目の前に現れたっけ。

 

塩野さんの新作は、ギリシャ…あのアレキサンダー大王が活躍した時代。ギリシャといえば、私にとってはギリシャ哲学であり、ヨーロッパの中でも興味があった箇所。 これまで図書館で貸出してばかりだったが、今回は… 書店で購入しようかなぁ…と思案中。

 

 

今現在、読んでいるのは、村上春樹「ノルウェイの森」の英語バージョン。英語で読むと何故か哲学的。日本語の原作とは違った雰囲気を楽しんでいる。10日間も空いてしまっブログだが、26年ぶりに!マレーシアの元国際協力事業団研修生の方や当時、ご一緒させて頂いた懐かしい方と再会を果たす!!!という夢のような出来事もあった。ECCの研修あり、仕事あり、偏頭痛あり… 今年も残りわずか。まだ残っている書類作成等、仕事を片付け、部屋も片付け、すっきりと新年を迎えなきゃ~

 

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