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「結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる(藤由達藏)」という本はとてもオススメ!

2017年09月22日 01時00分00秒 | 
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 「結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる」という本は、成功する人はすぐに行動に移せる人ということで、
・逆にすぐに行動できない人の10の習慣
・10秒で行動する人の11の思考法
・行動する人になるために気分を変える方法や視座を転換する方法
・結果につなげるための周りを変えて巻き込む方法
・より良い人生に変える思考と行動のコツ
等について非常に分かりやすく書かれていて、より良い人生のためのヒントになると思います♪

 特に以下については共感し、大切だと思いましたね♪

・雪だるまのように、まず少しでもいいから行動することが大切
・できる人は常に頭に「見取り図」を描く
・成功するまで行動し続ける勇気が重要
・朝の時間が大切で、一日の計画を確認するのも重要
・表情・動作・言葉で良い気分に変えることが大切
・全体俯瞰のために各関係者の立場へ視座を変えて考えることが大切
・今を集中するために不要な時間や空間は捨てること
・楽観的な明るい性格は財産よりも尊い
・他人を応援することは自分のためにも大切
・ゴールの後もしっかり検討すること
・人生の目標を明確にすること
・苦労した体験、遠回りした体験でもムダではない
・他人が陰湿で後ろ向きな陰口をたたいたとしても、受け流して、ありたい気分をキープすることが大切

 以下は本書のポイント等です♪
「結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる」という本は、人生の成功のためのヒントについて分かりやすく書かれていてとてもオススメです!

・成功したり周りから評価・信頼される人は、「すぐに行動に移せる」ということ。
 ・チャンスが訪れた時に、すぐに飛び乗れる
 ・本気でやりたいことが見つかったときにすぐに動ける
 ・人から勧められたことをすぐに実行に移せる
これらの行動力ですべてが決まってしまいます。そして、この「すぐに」ということが大切です。10秒で動けるか。

・チャンスや情報が手に入った際、10秒の間に動くことができる人はすべてを手に入れ、10秒以上もの時間をかけても動けない人は何も手に入れられなくなります。といっても10秒の間に行動しなくてもかまいません。情報が脳に入り、心が共感したとき、10秒で「やろう!」と決断ができる人だけが、すごい行動力を手にできるのです。ではなぜ10秒で動くだけで、それほどの違いがでるのでしょうか?それは行動に「慣性の法則」が働いているからです。行動し始めるときは力が必要になりますが、一度でも動き出してしまえば、そのあとは楽に動くことができます。これは自転車や車などをイメージしてもらえばわかるでしょう。初めに動き出すときは、ある程度のパワーが必要です。しかしすでに動き出している状態であれば、それほど力を入れなくてもスイスイ進んでいきます。

・大切なのは「自分以外の力」を使うことです。いうならば「他力」です。次の「6つの他力」があるということを覚えておきましょう。
1 ヒト
2 モノ
3 カネ
4 知識・情報
5 スキル・ノウハウ
6 その他(趣味やパーティ、映画、音楽鑑賞、スポーツなど間接的に力を引き出すもの)

・できる人は、常に頭の中にいわば「見取り図」を描いているのです。「見取り図」は、実際に絵や地図にまとめている人もいますし、頭の中で想像している人や箇条書きや文章にしている人もいます。その形式は様々ですが、まさに「見取り図」と呼ぶにふさわしいものを持ちながら仕事をしているのです。「見取り図」には必ず、「現在地」「行程」「目的地」の3つが含まれます。「見取り図」の余白には、別の道を行くための情報も書き込まれています。当初通るべき道がふさがっていた場合、どの道を通ることができるかについても検討できる余地があります。また目的地のその先についても考えられるように、その先に土地が広がっている、そんな「見取り図」です。よく「ゴールを決めることが大切だ」と言われますが、ゴールを決めただけでは、どう進めばいいかわかりません。ゴールへの道筋も描かれた「見取り図」こそが大事なのです。

・悩みたい人は次のことをすればすぐに悩むことができます。
1 ネガティブな気分に浸る
2 結論を出さずに堂々巡りをする
3 できない理由をとことん探す
4 他人に相談するが、アドバイスを活かさない
5 結論が出たとしても行動しない

・次の5つをやれば「悩む」ことから脱出することができます。
この5つのプロセスをたどるのが「考える」ということです。
1 ポジティブな気分に浸る
2 仮でもいいから結論を出す
3 「どうしたらできるか」をとことん考える
4 他人のアドバイスは自ら取捨選択する
5 結論が出たら行動する

・エジソンは、電球の素材フィラメントを発見するために無数の失敗をしました。しかし彼は、「電球に向かない素材を無数に発見したのだ」と捉えて、いっこうにめげませんでした。だからこそ、見つかるまでずっと研究を続けることができたのです。私たちの人生も同じで、成功するまで行動し続ける勇気が必要なのです。

・どんなに大きなことを成し遂げた人も、最初は小さなことをしたのです。自分一人で設計図を描いたり、資金を集めたりしてスタートしています。日本の大企業の創業者だって同じ。最初はみんな、丁稚奉公をしながら夢に向かって勉強したり、小さな商店から始めて世界的な工場をつくるに至ったりしているのです。小さなことから始めましたが、その前に、「ありたい姿」を思い描いたり、「絶対に譲れない価値観」を心底味わったりしていたのです。

・朝は、眠りの中で疲れがとれて、前日の情報が脳の中で整理されてスッキリした時間です。夢うつつの意識状態は、「心躍る未来像」を思い描いたり、心の奥底からメッセージを引き出したりするのに最適です。一流の経営者は、毎朝の時間を瞑想にあてたり、心を空っぽにしたり、自己との対話に使ったりしています。何者にも邪魔されない時間、ゆったりと瞑想の時間をとることができたら最高ですね。

・朝の時間は一日の中でも一番貴重な時間です。朝の使い方次第で、一日を効果的に過ごすことができます。たとえば朝食を頂く前後に、一日の計画をざっと確認するのも効果的です。10分、15分でかまいません。次の手順で計画を確認しましょう。
1 なんの制約もなかったらどんな暮らしをしたいか(心躍る未来像)を思い描く
2 今日一日を終えたとき、どんな気分でどんなことを感じていたいかを思い描く
3 そんな一日の最後を迎えるためにも、「今日すべきことは何か」を書き出す
4 スケジュール帳を取り出して、もともと入っているアポイントと3で確認した「今日すべきこと」を予定に組み込む

・すぐに行動する人は、「まずはやってみる」ことに価値を見いだしています。私がコーチングを学んだ平本あきおさん(株式会社チームフロー代表取締役)は、「3割のデキでいいから、5倍のスピードで行動しよう」とおっしゃっていました。個人の行動指針としてはとても有効な取り組み方です。

・気分をリセットする5つの原理は次の通りです。
1 気分は選択できる、と知る
2 「感情表現の3要素(表情・動作・言葉)」で気分を切り替える
3 思い出すだけで気分が変わる
4 想像しただけで気分は変わる
5 気分は伝えることができる

・シンクロの選手が胸を張って笑顔で入場行進するのを見て、「試合前によくあれだけの笑顔ができますね」と驚かれることがありますが逆なのです。一所懸命笑顔をつくって胸を張って歩かないと、プレッシャーに押しツブされてしまうんです。

・環境は非常に重要です。今いる場所がホームになれば、自分の最高のパフォーマンスを発揮できます。自分のデスクが、気分の良い空間になれば、会社に行くのも楽しくなるはずです。自宅で鬱々とした気分に包まれてしまったら、部屋の整理をして、部屋の雰囲気を変えることで自分の感情を変えるのもいいでしょう。

・行動して結果を出す人は、自分の行動だけを仕事だと捉えることはしません。必ず、関係者全体を俯瞰して、社会的な影響関係の中で、どのように作用するのかを考えて行動します。全体を俯瞰する癖をつけておくと、仕事に取り組むだけでは見えてこない「盲点」やムリ・ムダ・ムラを発見することができます。

・10秒で行動する人は今のこの一瞬一瞬に集中しています。そして、今できることは「小さなことだけ」ということを知っています。今の限界を知っているからこそ、やっていることがあります。それは「要らないものを捨てる」ということ。今できないことや、今は取り組むべきではないことをどんどん捨てるのです。要らない仕事、要らないもの、要らない時間・・・などのムダなものです。要らないものがあると、今できることの邪魔になります。なぜなら、一日は24時間、自分が自由にできる時間や空間には限りがあるからです。新しいことを始めるためにh、スペースを空けないと、新しいスタートは切れません。まず、時間から考えてみましょう。なんとなく続けている習慣や、ついついやってしまう不要な行動を捨てる必要があります。たとえば、帰宅後にテレビをぼんやり見る、フェイスブックなどのSNSばかり見ている、目的のないネットサーフィンなど。生活の習慣をチェックしてみると、無意識のうちに大きく時間を取られているものがあるはずです。空間的には、部屋にある不要なものを捨てます。古い書類、古い本、古い服・・・などが出てくるでしょう。スペースができてくると、新しいものを収めるスペースができるので、新しい行動がよりやりやすくなるのです。

・不安を取り除くマインドチェンジの箱
①深呼吸をしてリラックスする
②目の前に頑丈な箱があるイメージをする。箱には感情なフタがついており、どんなものも収納できてしまう4次元ボックスのようになっている
③不安な思い、リスクへの思い、恐怖・・・などすべてを箱の中に入れる
④箱のフタを閉じて、その箱を遠くに押しやる
箱はいつでも開けられ、良いエネルギーに変換される

・行動できる人は「今ここ」に集中しています。では、そのときの気分とはどういうものなのでしょうか。一言でいえば楽観的です。過去や未来にとらわれず、今を楽しみ、あらゆる変化を受け入れ、いつでも行動のできる心の状態で、常に安定しています。川や池の水にたとえれば、常に淀まず流れている「フロー」の状態です。これを武道では「居着かない状態」と呼びます。敵はどんな攻撃をしかけてくるかわからない中、きっとこうくるはずと構えていると、そうならなかった場合に命取りになります。そうではなく、常に変化できること。それでいて安定していること。どんな攻撃にも変化し対応できるとともに、自らどんな変化も起こせる態勢。それが「居着かない状態」と呼ばれ重視されています。まさに「今、ここ」に集中しつつ楽観的である状態です。

・ビジネスにおいて、事業を推進していくためには楽観的な気持ちが欠かせません。スコットランド移民の子から、鉄鋼王となり、アメリカンドリームの代名詞ともなったアンドリュー・カーネギーも「明るい性格は、財産よりも尊いものである」と言っています。楽観的であるとは、過去にこだわらず、未来の不安に押しつぶされず、「今、ここ」に集中している状態です。だからこそ大胆な決断、大胆な行動もできるのです。

・「ほめる」代わりに相手の自信を高める方法があります。それは、「相手のできているところ、素晴らしいところ、好感の持てるところを、あくまでも自分の内側に生じた気づきや感覚として指摘する」というものです。一般には「私メッセージで伝える」と呼ばれる方法です。あなたの判断を伝えるのではなく、相手の行動を受け止めたあなたの心に伝わってきたことを相手に伝えます。たとえば、「レポート読みましたよ。とても細かいところまで調べていて、勉強になりました。私も細かいところまで気を使って仕事をしていきたいと思いました」このように言われて嫌な思いをされることはありません。自分の中に起きた良い影響を伝えるだけで、相手は自ら動き始めるのです

・仕事のパートナーと会話するにあたって、本人に気づきを促す5つのステップをご紹介しましょう。これはコーチングのプロセスをシンプルにしたものです。
1.相手から仕事の上で「うまくいっているところ」を話してもらう
2.その後で相手の中で「うまくいっていないところ」を話してもらう
3.さらに「うまくいっていないところ」の中でも、そうはいっても「うまくいっているところ」について話してもらう
4.そこまで話してから、あらためて「改善したいところ」を話してもらう
5.改善するために「まず何から始めるか」について話してもらう
このような順番で、うまくいっている点、うまくいっていない点について、互いに合意をしながら、改善点についても話し合うことができたら、気持ちよく改善していこうという気持ちになります。
そうして相手は、自発的に行動していくようになるのです。

・不安を解消するフセンのワーク(用意するもの:フセンの束3色、A3用紙3枚)
1 不安に思うことを1色目のフセンに書く(フセン1枚につき一つの不安)
2 それをA3用紙(A)に貼り、分類したり並べ替えたりする
3 全体を眺めてみる。そこでの気づきをメモする
4 気づきから「本当はどうなったら良いか」を2色目のフセンに書き出す
5 それを2枚目の紙(B)に貼ってみる
6 A3用紙の1枚目(A)と2枚目(B)とを見比べ、AからBになるために何ができるかを考える
7 気づきから具体案を3枚目のフセンに書き出し、3枚目の用紙(C)に貼る
8 3枚目の紙(C)を見渡して、具体的行動を計画に落とし込む

・自分がうまくいきたいと思っているなら、なおのこと他人を応援するメンタリティが必要になってきます。日常の仕事の中で、どんどん人を応援していきましょう。応援するとはどういうことかといえば、次の3つの観点から接すること。これができるとそのままその人への応援になります。
 ・その人が、自身のことを好きだと実感する
 ・その人が、他人は信頼できると実感する
 ・その人が、「自分は他人の役に立っている」と実感する
目の前の人の「素敵」だと思えるところを、「私メッセージ」で伝えることも応援です。約束を守り、誠実に対応することも応援です。その人がやってくれたことに心から感謝してその気持ちを伝えるのも応援です。また、本人の価値観を尊重し、その価値観にそった行動をその人がしているときに、その姿を見て自分の中に起きた良い影響を伝えるというのも応援です。たとえば「前から夢だったことをかなえるために努力していたあなたの姿は、私に勇気を与えてくれました。ありがとう」と伝えてみるのもそのひとつです。

・相手がノリノリになる関わり方を引き出しましょう。「具体的にはどの点に興味がある?」「ほかにはどんな点に関わりたい?」「要はどんなことができたら、ワクワクする?」と聞いていくといいでしょう。この3つのステップを通じて、相手の自発的なコミットメント(関与)を引き出すことができたとき、相手は巻き込まれたという状態になります。そして、ここまで価値観を共有するステップを踏んでいるので、同時にあなたも相手の価値観を理解し応援しようという気持ちが生まれているはずです。そのとき、あなたも相手に巻き込まれているのです。別々の人生を歩んでいた他人同士が縁を通じて出会い、互いの価値観を尊重しながら目的を共有できたとき、一人では達成不可能なことも成し遂げられるようになるのです。

・ゴールは一見「終着点」ですが、そこで終わりではありません。ゴールには必ず「その後」があります。さらに、その後のそのまたあともあるのです。事後をしっかりと検討することで、「当面のゴールをどのように迎えたいか」が明瞭になるのです。

・「一日一生」という言葉があるように、人生は一日、一日の積み重ねです。今日一日をいかに過ごすかを考えるためには、明日、どんな朝を迎えたいかを味わう必要があります。そして、明日の朝をどう迎えたいかは、明日の夜、どんな気持ちで眠りについたらいいかを思い描いてみましょう。そして、一週間が過ぎたあとで振り返ってみたとき、どんな一週間だったら心から満足できるかを考えてみます。そうやって、その後、その後をどんどん追求してから、今日や今、何をすべきかを明確にしていきましょう。

・10秒で人生を変える人は、仕事においても自分の主体的な目標を持つとともに、プライベートにおける目標も明確に持っています。「今まで人生の目標なんて考えたことがない」という方は、10秒でいいので、ご自身に問いかけてみてください。「何の制約もなったら、本当はどこで何をしていたいんだろう?」これを毎日続けていくと、次第にあなたの人生の目的や目標、「心躍る未来像」や「譲れない価値観」が明確になっていきます。あなたは、あなたの人生の主人公です。他人に与えられた目標のみで生きてしまうのはもったいないことです。あなたの人生なのだから、あなた自身の目的や目標に従って生きていきましょう。

・夢を語ることは、世界に対して「私はこういう生き方をしたい」と語ること。すると世界は何らかのフィードバックをしてくれるはずです。反対する人もいれば、共感して応援してくれる人、協力してくれる人だって現れるでしょう。夢を語ることがなければ、世界は何もフィードバックしてくれません。あなたの夢が大きければ大きいほど、大きな夢と同時に、そのためにかなえたい小さな一歩分の夢を語る必要があります。「人類の人口爆発に備えて巨大な宇宙ステーションをつくりたい」という大きな夢と、「そのために、宇宙技術の開発者と話してみたい」という小さな一歩の夢。夢を語って嫌がられるのは、大きな夢しか語らないから聞き手が「反応できないよ」というフィードバックをしている可能性があります。どんな反応であっても、貴重な反応なのです。貴重な情報を得るためにも夢を語っていきましょう。

・これまでに10秒でできる「気分リセット法」と「視座の転換」をお伝えしてきました。行動を変え、人生を変えるためのスイッチが、所要時間たったの10秒間の気分と視座の転換なのです。いわば、気分をリセットするのは、世界をどんな色眼鏡で見るのかを選びたいからです。気分がふさぎ込んでいたら世界はどんよりとしたものに見えます。気分が晴れやかならば、世界は輝いて見えます。あなたがかける色眼鏡はそれでいいんですか、という問いかけなのです。視座の転換は、固定されて制限の多い視野を大きく拡大してくれます。視座が固定されていると、世界の本当の姿はつかみにくいはずです。制限のある視野は行動を制限し、変化を産みにくくしてしまいます。いくつもの視座を味わい、制限を抜け出して、本当はどうありたいのか、何を大事にして生きていけたらいいのかをあらためて問い直し、自覚的に選択する。そのために視座の転換が重要なのです。気分リセット法も視座の転換も、あなたがあなたらしく生きるための方法です。真に自由に生きるために必要な最初の一歩なのです。世界は多面的です。決して一筋縄では捉えられません。気分と視座を変えれば、世界はその姿を変えます。世界がどのように姿を現すかは、あなた次第なのです。

・私たちは、この世に生をうけて、いつまで生きていられるのかを知りません。ある日突然この世を去らなければならないかもしれません。限りある命であり、しかもいつまで生きていられるのかわからない人生。ふてくされて時を過ごし、ふさいだ気分でいることも、さっぱりと切りかえて晴れやかな気分を味わうのもあなた次第。あなたが味わう気分とあなたの選ぶ視座があなたの一生を決めるのです。主体的に生きる第一歩は、自分の気分と視座を自分で決めることです。「辛いときは辛い、悲しいときは悲しい」という感情を味わうことがいけないわけではありません。大事なのは、「それを選ぶのは自分」だということです。そして自分で気分と視座を選ぶことができるということです。あなた自身がどんな一生を過ごしたいか、そのために今どんな時間を過ごしたいか、ということに意識を向けてみてください。常に気分と視座を自分で決めていけば、あなたの人生はいつでもあなたのものです。

・世の中には、たくさんのチャンスがあふれています。気がつかなければそれまでです。さらに気づいても行動できなければ、チャンスを逃します。「今すぐ動く」という気概をもっているとチャンスを逃さず、前進していけます。「チャンスに気づく」ためには悩みや葛藤、気がかりといったものを抱え込まないことが重要です。悩みや葛藤、気がかりをたくさん抱えていると、視野が狭くなり、チャンスに気づくことができません。悩みを解消してリラックスできるように心がけましょう。メンタルコーチングでは、クライアントさんの迷いや悩みを常に晴らしていきます。もしも身近にコーチがいない場合はどうしたらいいでしょうか。自分を客観視できるように、紙やフセンに自分の思いを書き出しましょう。「見える化」するということは、自分を外から見るということです。まず、前向きな気分を選択します。その上で、悩みや迷いを書き出しましょう。ノートでもフセンでも結構です。それが人間関係に関することならば、複数関係者の立場に立って他人の視座をしっかりと味わってください。その状況を俯瞰して、本当はどうあればいいかを自問してください。ありたい姿、「心躍る未来像」をとにかく具体的に思い描きましょう。その「心躍る未来像」を体験して状況を把握し、もっとも小さな行動を始めるのです。

・苦労した体験、遠回りをした体験など、本人にとっては、悔しくムダだったと思えるようなことかもしれません。でも、それを他人に語ってみてください。みんな身を乗り出して聞いてくれるでしょう。話し方によっては笑い話にも、美談にもなります。その苦労話をあなたの未来の夢実現のために、いかに利用するかはあなた次第なのです。私のコーチングの師匠である平本あきおさんは、ホームレスになってしまったときに、落ち込むことなく、いかにしてこの体験を成功に至る美談にできるかを考えてワクワクしていたそうです。端から見れば苦労をしている最中でさえそうなのです。過ぎてしまったことならなおさら、ムダにせずに利用できるはずです。あらゆる偶然や出来事、体験は、振り返って教訓やエッセンスを抽出していくと、人生は限りなく豊かなものになっていきます。多様な視座から吟味する癖をつけていきましょう。ジョブズは、Stay foolishと言いました。ムダを恐れるよりも、ムダなんてないのだと開き直り、バカになってどんな体験も活かしてしまいましょう。

・他人が陰湿で後ろ向きな陰口をたたいたとしても、受け流して、あなたはあなたのありたい気分をキープしましょう。影響を受けたとしても、そのたびに気分をリセットして、自分の味わいたい気分を取り戻してください。取り戻すには「感情表現の3要素(表情・動作・言葉)」の調整をすればいいということを説明してきました。自分にとって最高の気分になることがいつでも大切です。

・他人との関係においては、互いの自立自尊を尊重し合えるとき、私たちは同じフロアに立つことができます。私たちは、自分らしくあるだけで、自分の気分を世界に向けて発散しています。影響は必ず他者に及びます。そのときに、もしも互いに共感し共鳴できるのならば、協力し合い、コラボレーションを楽しみましょう。まさにダンスです。主客が一体となり、どちらが主でどちらが客かわからなくなります。そうして、渾然一体となっていくのです。そこに相互依存関係が生まれ、相乗効果を発揮し始めます。このとき初めて、心の底から「わたしたち」といえる関係が生まれるでしょう。ともに自主自律を重んじ、他人の権利を侵害せず、尊重し合い、高めあうことができれば、これにまさる喜びはありません。

良かった本まとめ(2017年上半期)

<今日の独り言> 
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