<月曜はお勧めなおはなし>
東京メトロの白金台駅からプラチナ通り徒歩約5分のところにある松岡美術館へ行ってきました!
↑松岡美術館入口
松岡美術館の所蔵品は、松岡清次郎氏が一代で収集したもので、この白金台の美術館は2000年(平成12年)に完成したとのことです。
美術館内はゆったりと、そしてまだ新しくきれいです。
また、カメラによる撮影やデッサンが自由にできるというのには驚きました!
ただ、フラッシュ撮影や操作音は禁止で、デッサン等は鉛筆に限ります。
なお、松岡清次郎氏は、1917年に貿易商・松岡商店を設立し、以後、冷蔵倉庫業、ホテル経営、不動産業、予備校経営など事業を拡大し1989年(平成元年)3月20日に死去し、享年95歳だったとのことです。
受付で800円を支払い、中に入ると、まず目についたのは、ディエゴ・ジャコメッティの「猫の給仕頭」(1967年)ですね。
皿を猫が持っているのは、愛嬌があって可愛いと思います。
思わず笑顔になってしまいます^_^)
↑ディエゴ・ジャコメッティの「猫の給仕頭」(1967年)
松岡美術館の展示構成としては以下の通りでした。
今の特別展示は2011年4月24日~9月25日で、次回は日本の和美・彩美で2011年10月5日~12月20日とのことでした。
Ⅰ 古代オリエント美術(1F)
Ⅱ 現代彫刻(1F)
Ⅲ 古代東洋彫刻(1F)
Ⅳ 特別展示(青のうつわー東洋の染付と青磁を中心にー)
Ⅴ 特別展示(西洋絵画の中の人びと 個性あふれる人びと)
Ⅵ 特別展示(西洋絵画の中の人びと 穏やかな日常)
「Ⅰ 古代オリエント美術」では、ピラミッドの中にあるような木棺があるのには驚きましたね。黄金色がきれいです。
そのほか、ローマ、ギリシャ、メソポタミア、ペルシャの文化遺物があります。
↑彩色木棺(第3中間期 第21王朝 紀元前1069~945年頃)
「Ⅱ 現代彫刻」では、ヘンリー・ムア等の大きなブロンズ像には圧倒されましたね。なかなか良いと思います。
↑Ⅱ 現代彫刻
それからいいなぁと思ったのは特別展の西洋絵画で、特にマルク・シャガールの「婚約者」や、ウイリアム・アドルフ・ブーグローの「編み物をする少女」ずっと見入ってしまいました。
解説が詳しくあるのも良かったですね。
↑マルク・シャガールの「婚約者」1977年
この「婚約者」は、松岡清次郎氏の西洋絵画収集のきっかけとなった作品で、故郷の情景のもと、愛を誓う一組の男女とその傍らに浮遊する人々が描かれていて、そこにはシャガールの故郷の憧景や人種・民族の悲劇、妻ベラとの結婚等、画家自らの人生の中で経験してきたことが表現されているとのことです。
具体的には、シャガールの最初の妻ベラは、夫の誕生日に花束を贈っていたようで、そのため花束は妻に対する愛の象徴として以後も描かれたようです。それから二人の間には小さな天使が花束を運んで祝福していて、そして新郎の足元には果実を捧げて二人を祝福する少女がいます。
↑ウイリアム・アドルフ・ブーグローの「編み物をする少女」1874年
それからこの「編み物をする少女」は、近くで見ると、細かい点も綺麗に描写していて、その美しさには心を打たれました。
ずっと見入ってしまいましたね。
そのほか、ルノワールやピカソ、モネ、ユトリロがあるのにも驚きました。充実したコレクションだと思います。
松岡美術館はとてもオススメです!
<松岡美術館>
住所:東京都港区白金台5丁目12番6号
TEL:03-5449-0251
休館日:毎週月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
開館時間:10:00~17:00
観覧料:大人800円、中高大学生500円、障害者・65歳以上700円など
お勧めなお話(2011年上半期)
自動車保険を安く!
引越し成功法!
ホテル安く利用体験談!
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<今日の独り言>
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東京メトロの白金台駅からプラチナ通り徒歩約5分のところにある松岡美術館へ行ってきました!
↑松岡美術館入口
松岡美術館の所蔵品は、松岡清次郎氏が一代で収集したもので、この白金台の美術館は2000年(平成12年)に完成したとのことです。
美術館内はゆったりと、そしてまだ新しくきれいです。
また、カメラによる撮影やデッサンが自由にできるというのには驚きました!
ただ、フラッシュ撮影や操作音は禁止で、デッサン等は鉛筆に限ります。
なお、松岡清次郎氏は、1917年に貿易商・松岡商店を設立し、以後、冷蔵倉庫業、ホテル経営、不動産業、予備校経営など事業を拡大し1989年(平成元年)3月20日に死去し、享年95歳だったとのことです。
受付で800円を支払い、中に入ると、まず目についたのは、ディエゴ・ジャコメッティの「猫の給仕頭」(1967年)ですね。
皿を猫が持っているのは、愛嬌があって可愛いと思います。
思わず笑顔になってしまいます^_^)
↑ディエゴ・ジャコメッティの「猫の給仕頭」(1967年)
松岡美術館の展示構成としては以下の通りでした。
今の特別展示は2011年4月24日~9月25日で、次回は日本の和美・彩美で2011年10月5日~12月20日とのことでした。
Ⅰ 古代オリエント美術(1F)
Ⅱ 現代彫刻(1F)
Ⅲ 古代東洋彫刻(1F)
Ⅳ 特別展示(青のうつわー東洋の染付と青磁を中心にー)
Ⅴ 特別展示(西洋絵画の中の人びと 個性あふれる人びと)
Ⅵ 特別展示(西洋絵画の中の人びと 穏やかな日常)
「Ⅰ 古代オリエント美術」では、ピラミッドの中にあるような木棺があるのには驚きましたね。黄金色がきれいです。
そのほか、ローマ、ギリシャ、メソポタミア、ペルシャの文化遺物があります。
↑彩色木棺(第3中間期 第21王朝 紀元前1069~945年頃)
「Ⅱ 現代彫刻」では、ヘンリー・ムア等の大きなブロンズ像には圧倒されましたね。なかなか良いと思います。
↑Ⅱ 現代彫刻
それからいいなぁと思ったのは特別展の西洋絵画で、特にマルク・シャガールの「婚約者」や、ウイリアム・アドルフ・ブーグローの「編み物をする少女」ずっと見入ってしまいました。
解説が詳しくあるのも良かったですね。
↑マルク・シャガールの「婚約者」1977年
この「婚約者」は、松岡清次郎氏の西洋絵画収集のきっかけとなった作品で、故郷の情景のもと、愛を誓う一組の男女とその傍らに浮遊する人々が描かれていて、そこにはシャガールの故郷の憧景や人種・民族の悲劇、妻ベラとの結婚等、画家自らの人生の中で経験してきたことが表現されているとのことです。
具体的には、シャガールの最初の妻ベラは、夫の誕生日に花束を贈っていたようで、そのため花束は妻に対する愛の象徴として以後も描かれたようです。それから二人の間には小さな天使が花束を運んで祝福していて、そして新郎の足元には果実を捧げて二人を祝福する少女がいます。
↑ウイリアム・アドルフ・ブーグローの「編み物をする少女」1874年
それからこの「編み物をする少女」は、近くで見ると、細かい点も綺麗に描写していて、その美しさには心を打たれました。
ずっと見入ってしまいましたね。
そのほか、ルノワールやピカソ、モネ、ユトリロがあるのにも驚きました。充実したコレクションだと思います。
松岡美術館はとてもオススメです!
<松岡美術館>
住所:東京都港区白金台5丁目12番6号
TEL:03-5449-0251
休館日:毎週月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
開館時間:10:00~17:00
観覧料:大人800円、中高大学生500円、障害者・65歳以上700円など
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