夫の昔の同僚であったM氏からtelがあり 魚を釣ってきたから
入れものを持って下に降りてきて と言います。
言われる通りにしたら いま釣ってきたばかりの 鯛5匹とエソ
2匹をくれました。 すり身にして蒲鉾にする あのエソです。
M氏は定年退職後 子どもの頃からなりたかった漁師になりました。
まず退職金で釣り船を買いました。理解のある奥様公認のもと念願の船を
買ったわけで 1,200万円したそうです 高いものですね。
船の免許は現役時代に取っており 『漁師』 登録したら漁港に船をタダで
係留できるし 燃料費にも優遇措置があるそうです。
漁師登録には 年間300㌔の魚を漁港へあげる というオキテがあるそうで
そこは本物の漁師をしている親戚が M氏の名前で水揚げを助けているそう。
すっかり日焼けして漁師らしくなったM氏から 今まで何度ももらった鯛は
焼いてお醤油で食べます。 エソはM氏お勧めの 唐揚げにしました。
定年退職後 今までやりたかったことを成就させるには 気力・体力そして
ある程度のお金が要ります。
家庭がもめず したいことが出来ているM氏は 理想の老後を送っています。
ただこれからの年齢を思うと M氏の奥様は 沖へ1人で出る夫の身を案じて
いるはず。 今度会ったら 奥様もいっしょに沖へ出るようすすめてみます。
定年後の生き方
まさしく男のロマンですね
そうそう
沖に一人で出るという事は・・・
奥様も心配でしょう
夫婦仲良く同じ趣味が満喫できる
これが一番でしょうね
生きの良いお魚の味
最高ですね
おいしかったことでしょう
漁師さんをして見えるのですね
理想の老後はそれなりに体力御金もかかり
これからも元気で過ごしてほしいですね
でも幸せですよね
という感じになりましたが 今は長生きできる時代になり 老後が長くなりました。
悪天候には船を出しませんが 沖に出ていてめまいなどして海に落ちたとき
一人ではなかなか這い上がれないと思います。やはり奥様もいっしょに
船釣りするのがいいですね。
丸のままの魚をもらったとき 内臓とウロコを取るに往生します。
内臓とウロコを取った鯛は冷凍しておき 1匹ずつ焼いて食べます。
今回は初めてエソをおろしましたが ぬるぬるした表面にウロコもあり
中の骨にたっぷりと身をつけてしまい もったいないことをしました。
一昨日、「キネマの神様」の映画をテレビで放送していて(以前、少し見ていましたが、今回も全部見たわけではないですが)涙が出てきて、さすが山田洋次郎と感心しました。
ごうちゃんの沢田研二が適役でした。泣いて、笑っての映画でした。
次の日、テレビドラマで、石原さとみ主演、父親役に寺尾あきら、夫役に向井理の「人生最高の?」があり
これも深い物語。
二晩、続いて感動の作品
ゴールデンウイークは、外出せず、草抜きや換気扇の掃除をしたりでしたが、思いがけず嬉しいことがありました
釣りたての鯛は美味しかったでしょう 好みはありますが、魚の王様と言われる鯛は間違いありません
スーパーは切り身ばかり、台所や手をを汚したくない現在の世情を物語ります
この前、小鯛が手に入りました
他魚と違い鯛の卵や白子は小さいですが、煮付けて美味しく頂きましたよ
大きな資金がいる趣味については妻が許さないでしょうし 歳と共に体力が衰えるし
病気は出て来るしで なかなか当初の計画通りいかないというのが現状だと思います。
初志貫徹のM氏は老後を満喫しており 趣味のお裾分けをもらえるわが家は幸せです。
山田洋次監督の最新作は 昨年公開の吉永小百合さん主演の『こんにちは、母さん』
だったと思いますが 後日撮影時のドキュメンタリー番組が流され
山田監督と小百合さんは こうやって撮っているのねと感心しました。
原田マハさん原作の『キネマの神様』は本を読む前に映画を観ました。
志村けんさんが主演予定だったのですね 沢田研二さんもなかなか熱演でした。
GWも今日で終りですね こちらは朝から雨模様。ほんとによく降ります。
歳のせいか私は 人混みへ出るのがいやになり GWもどこへも行きませんでした。
そんな店は 魚を決めて3枚におろしてくださいと言ったらタダでしてくれます。
私が3枚におろしたら 中骨に身がずっしりついて 捨てるがもったいない
と思うほどです。
釣さまは毎回すばらしい包丁さばきで 握り寿司や魚料理を作っておられ
こんな風に調理したい といつも思います。
包丁の切れが悪いと思い 包丁を買いましたが結果は同じでした。練習が足りません。