毎年 ありがとうございます。

玄関へ出ると　佐川急便の兄ちゃんが　箱を抱えて立っており
「冷蔵便です　すごく　高級な桃でしょうね」 と言います。

今年もまた〇さんのふるさと　岡山の桃が届きました。スーパーで
買う桃は外れもありますが　〇さんの桃は　いつも特選品です。

　
　

もらう理由もないのに　毎年なぜ私に？  と以前聞いたところ
「いつも私は　くりちゃんのblogに元気をもらっているから　お礼よ」
と〇さんは言います。

数年前亡くなったご主人はお医者様。娘さんご夫婦も　お孫さんも医者の
とても優秀なご一家のおばあちゃんである〇さんは　現在80代半ばです。

すぐ物忘れする私の　忘備録みたいなblogが　人様のお役に立っていると
したら　嬉しいことです。

blogを綴る上で  『ITネットリテラシー』 を守るという　ブロガーの大切
なルールがあります。

　　1.　ネットは世界中の人が見ている。

　　2.　ネットの情報を鵜呑みにしない。

　　3.　相手に面と向かって言えないことは　ネットでも言わない。

　　4.　ネットに一度出たものを　全て回収するは不可能。

　　5.　ネットでおこなったことは　通信事業者に記録が残っている。

blogを始めて10年経ち　これらを守ってきたつもりですが　これからも
続けて綴るなら　今一度ネットリテラシーを読み　頭に入れておきます。

瞬時に世界中をめぐるblogは　便利さも　怖さも　両方あわせ持ちます。
『私のblogに何を書こうが　私の勝手』 は許されません。気をつけます。

　

 

古谷一行さん がんばって！

古谷一行さん78才が　いま体重が20㌔も落ちているそうで　2011年に
切除した肺がんが　脳へ転移か？  などの記事もあります。

　

家にこもるようになり　いくつか彼の金田一耕助を観ました。
1977年～2005年まで28年間も　古谷金田一耕助は活躍しました。

　

女王蜂1994年版　古谷氏50才
　

神隠し真珠郎2005年版　古谷氏61才
　

滑舌のいい低くよく通る声は　石坂浩二金田一とならぶ　古谷金田一の魅力の
ひとつになっていました。

金田一耕助役は今まで　何人もの俳優が演じてきましたが　声のいい石坂浩二
さんと　古谷一行さんが私は好きです。

一話完結の2時間ミステリーにも　古谷さんはたびたび出演し　横溝正史だけで
なく松本清張ドラマでは　板についた悪役ぶりを見せました。

NHK朝ドラ『ひよっこ』では　円熟味の演技で　主人公の祖父になりました。
桑田佳祐氏の主題歌  『若い広場』 が好きで　毎朝７:30にTV前に座りました。

　
 

古谷さんの病状は詳しくは不明ですが　事務所発表によると　食欲もあり
本人が俳優を続けたい　の意志があるそうで嬉しいです。 待っております。

　　　

リメイク梅干し。

今年漬けた　塩と砂糖が10％入りの梅干しは　もう食べています。

昨年　初めて漬けた梅干しは　カビも来ずきれいですが　塩が13％
のはずなのに塩からく　この状態では食べられません。

いま思う反省点は多分　赤じそをもんだ塩が　多すぎたと思います。

　

土用干しもして手をかけた梅干しを　捨てるは忍びないです。
blog友や　cookpadの知恵を借り　リメイクしてみました。

梅干しを水につけ塩出しをします。塩出しも全部抜いたらだめ
みたいで   4時間水にさらし　食べてみて　水から上げました。

　

たたいた梅干しと削り節を合せる 『梅かつお』 を作ろうと
ビールのアテに買った　かつお生節を刻み   入れてみました。

かつお生節は　ゆず味とショウガ風味があり　美味しいです。
お醤油に漬けてあった　実山椒とも合わせました。

 

ハチミツにも漬けました。塩からい梅酢もいい働きをします。
色のいい紅ショウガができました。

      

塩からい赤じそは塩出し後　味醂とお醤油で炒りつけ　カチリを
入れて佃煮になりました。梅カツオ生節は　オクラにも冷奴にも
合いますが　いちばんの相棒は　炊きたてご飯です。

　　

これら塩出しした梅干しも　リメイクしたおかずも　必ず冷蔵庫で
保存せねばならず　2週間をめどに食べ切るように　とのことです。

作りつつ　値札の付いた新品服を捨てるより　食べ物を捨てるほうに
より罪悪感を覚える自分に気がつき　農家の出だねぇ　と苦笑です。

　

ウナギが高いこと！

土用丑の日に　とくにウナギを食べたいとも思わず　今年はなにもなく
終わると思ったら　7/23に娘がウナギを持ってきました。

聞けば　今年はすごくウナギが高いみたいで　四万十うなぎが1パック
税込み3,100円もするらしい。それなら2パック買って4人で分けようよ。

若者は1パックずつ食べて　老人は1パックを　2人で分けてもかまんよ
と言うと　年に一度のことやし　それと来年あんたたちが　生きている
とは限らんしね　だそうで　十分あり得ることです。

　
　

今年もごちそうさまでした。息子は多分　嫁の実家でむこうのご家族と
ウナギを食べているでしょう。

お返しの焼き肉は　もう少し　感染が収まってから行くことになります。
けっして　食い逃げはしませんから。

毎年同じことを　テープレコーダーみたいに書いて　自分でもうんざり
ですが　記しておかないと　すぐ忘れる頭になった今　来年の夏
「去年はウナギが来んかったね」 などと　言いかねませんからね　

　

阪神が横浜に3連勝し   借金16を完済です。ついに  ついに  勝率5割まで
持ってきました。

開幕からこっち　苦しい日々の連続でしたからね　こんな日が来るなんて
もう嬉しくて　うるうるします。

前半が終わった今が開幕ですよ　しっかり締めて　行きまっしょうや

自宅で終わりたい。

かつてお世話になったTさんが　この夏は越せないだろうと言われた通りに
旅立ちました。  享年83才。男性でも今は　長生きとは言えぬ年齢です。

夫婦とも高校の教師を定年退職後　Tさんは毎年夏に　英国へ2週間あまり
語学留学し　専門ではない教科の英語が　ペラペラになっていました。

奥様は長年　留学費用を文句も言わず工面し　Tさんは退職後ほとんどの
時間を　ボランティア活動に費やしてきました。

そんな故人の生き方が　教え子も含め　お通夜会場を大人数で埋めました。

2年前　すい臓に小さいがんが見つかり　切除して　日常の生活にもどって
いましたが　今年になり転移が見つかり　抗がん剤治療を受けていました。

奥様の話では　Tさんと医師が話し合い　これ以上治療を続けても完治する
見込みはなく　少しだけ命を長らえるための　抗がん剤治療は希望せずの
意思を伝えて　自宅で最期を迎えたいという　本人の希望が尊重されました。

Tさんの昔から得意のおやじギャグを　最期まで飛ばしていたと　明るく挨拶
した喪主の奥様のやつれ方から　壮絶な自宅看護の　2ヵ月間が伺えました。

　

夫とお通夜に行きましたので　治る見込みのない抗がん剤治療を断り
そのぶん早く逝くことになっても　自宅で終わりたい　というTさんの
考えを　何度もうなづきつつ　夫は聞いていました。

大勢の参列者のため　奥様に声掛けができませんでしたが　立派に大仕事
を終えた奥様に　お疲れさまの気持ちで　遠くから横顔を見ていました。

やがて自分も　奥様の立場になると思いつつ　蒸し暑い中を帰宅しました。