くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

高齢者グループホーム。

2013-08-31 | 日記

朝 9時前に母のグループホームに着きました。
この施設から100mほどの整形外科へ 足へヒアルロン酸の
注射を打ちに連れていくためです。

ここが終われば次は 背中のカイカイの皮膚科へ行きます。

ちょうど朝食中であり 9人のおばあちゃんが食事中です。
自分で食べられない人には 施設の職員が食べさせておりました。

母がこの高齢者グループホームに入所して はや6年が経ちました。
7年前 当時現役だった私たち夫婦は 父が亡くなって以来1人暮らし
となった母と3人で住んでおりました。

しっかり者でなんでもできた母が 魚焼き器の火を消し忘れたり
訪問販売の高い布団を買ったりするようになり 昼間1人で家へ
置けず 2人とも定年にはまだ数年あるし と悩むようになりました。

皆さまから グループホームの存在を聞いたのも このころです。

この年から 高齢者がグループホームへ入所するには 住所のある
市の施設しか入れない制度となり 母の住所のある南国市の施設を
捜し 毎週土日には夫婦であちこちの施設を訪問しました。

しかし どこも満員で見つかりません。
たまに空いていても 1カ月の費用がものすごく高く 父の遺族年金で
生活している母には支払えません。

もっと多くの施設がある高知市を捜し しかしお手頃価格の施設はどこも
満員でしたが 順番待ち ということで今の施設へ申し込みました。

ここが無理でも 数が多い高知市の施設に入れよう と決めておりその
少し前に私たちが 老後のために買ったマンションに住民票を移しました。

施設の申し込みをして半年ほど経ったころ 空きが出たので入りますか?
との打診があり母を入所させた次第です。

あれから早くも6年が経ちました。

年に1度 施設の家族会があり 親を入所させている家族が集まり 施設の
職員も交え 要望事項などを話し合います。

その会合が最近あり それによると母が入所した当時は 基本的には食べたり
排せつ等が自分でできなくなったり 寝たきりになったら退所することになって
いた規律が その状態になっても置いてくれ 最期の瞬間までの時間を
つまり看取りまでしてくれるようになり ここ1-2年のうちに何人か看取った
ということでした。

高知県は若者が少なく高齢者が多い県で 母の世代が皆長生きをするように
なりました。
母の施設でも最高齢者は101歳です。

そして子の世代 我々団塊の世代が年々老いており 受け入れる病院の
ベッドが足りなくなった ということでしょうか。

これは親を施設に入所させている家族には とてもありがたいことで 母が
退所の状態となれば 今度は病院捜しが大変 と夫婦で話しておりました。

南国市でもそうでしたが 月々の施設費が高いところはとても入所できません。

これも父の遺族年金がなく 母の国民年金だけではとても払いきれず 不足分
を子どもたちが負担する となると毎月のことであり 大変な重荷となります。

聞けば今現在 空きの順番待ちは50人ほどいるらしく 空くということは
亡くならない限り まず空きは出ません。

母は入所した当時はいやがり
お父さんといっしょに死んじょったら こんなつらい目に合わいでも済んだに‥‥
と泣かれ 私たちもつらかったですが 今はルンルンで施設がわが家となって
おります。

退職後夫婦とも自由な時間が増え 母を引き取る という選択もありますが
1度引き取って暮らし やっぱり前がよかった となった場合1度出たらすぐに
待っている次の人が入所するため 前には帰れません。

少しうしろめたい気持ちもありますが 母が施設で生き生きとすごしている
姿を見れば これで良かったね とトンボと話しております。
 
              
              
              
              
                             

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仏頂面。

2013-08-30 | 日記

自転車で走っていて 銀行前で止めました。
少し先の信号が赤になり 信号待ちは手前の建物陰で待ちます。

建物の入り口自動ドアに くたびれた仏頂面のおばさんが
映っており それをぼんやりながめておりました。

信号が青にかわり ペダルへ足をかけたところ 仏頂面も
動きます。

自分が映っていたことが分かり ハッとしました。

みけんにしわを寄せ 覇気のない目の色 ぶすっとした表情で
これが自分か  とゾッとしました。

つい最近のこと 街中で年配の女性がそばに寄り 「 あの〜 」 
と言います。

「 はい 」 と答え 道でも聞かれるのかな?
と思い正面に向き直ると 確かに一度は私に声をかけたものの
横に立つ老婦人に 高知駅までの道筋を尋ねました。

だれしも 不機嫌で仏頂面のおばちゃんに 道を尋ねたりは
いたしません。

友人にいつもニコニコと 可愛らしい人がおります。

決して美人ではなく 歳も60歳を超えており スタイルも残念で
ありますが 柔和な笑みを絶やさずに これが彼女の人柄にも
なっております。

そんな彼女の周りには 蝶や小鳥が集まるように いつの間にか
人が寄りつどいます。

にっこり   にっこりだよ   くりまんじゅう!
せっかく えびすさんの体型を授かっているのに‥‥

今日から スマイルをモットーといたします。
 
 

                   
                                   
               
  

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よさこい旅8月。

2013-08-29 | 旅行

よさこい旅8月の
『 内子の巨峰狩りとさわやか天狗高原 』 へ出発です。


総勢90名 バスは2台です

まず愛媛県内子町 西南巨峰園へ着きました

カゴを渡され畑へ出ます

 

摘んだぶどうは食べ放題 食べ切れない分は買うことになります

 

氷水のバケツに房を入れ冷やして食べます

気合を入れても2房がやっとでしょうか 後はお買い上げです

高知のおばちゃんは豪快に買います  どの地へいっても販売店に愛される高知マダムです

酔芙蓉は早くも酔っぱらっておりました

 

栗がうっすら笑っております

マスカット号を牽引するのはトラクターです

ぶどうで満腹ですがお昼ごはんです
宇和島市の老舗料亭丸水(がんすい)さんに着きました

 

宇和島市は闘牛が有名です

 

「もう入らんよ」  皆さま口を揃えて言ったのに鯛めしをペロリです

宇和島城がちらりと見えました

ほとんどのマダムはバスの中でお昼寝です
目が覚めたら四国カルストへ到着していました

 

四国カルストは愛媛県と高知県の県境に位置し 標高1,400mは爽やかな風が
吹きわたりすっかり秋になっておりました

 

天狗荘を40年ぶりに訪れました 建物が立派になり道も良くなっており驚きました
石灰石の石垣がみごとです

 

 

セラピーロードを歩いてみました

 

 

散歩道には木片が敷き詰められ ふわふわでコルクの上を歩いているみたいです

 

南国高知の平地では見られないクマザサが自生しており
ここでは冬に雪が積もります

帰りは布施ヶ坂の道の駅で休憩です
今回のおみやげはここで買った地元野菜となりました

 


長くなりすぎました
お付き合いいただき ありがとうございました。





                 

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デカパン。

2013-08-28 | 食物関係

デカパン といっても大きいパンツではありません。
ドンクのフランスパンです。

 

いただきもので ずしりと重く 計ってみると長さが76cm
目方が2Kgありました。

このサイズは販売用では見たことがなく なにかのイベント
かお店の飾り用に作られた と思います。

切ってみたら 半分でもこのボリュームです。

パン作りはしたことがないので よく分かりませんが
焼いたばかりでしょうか まだうっすらと温かく この体積では
なかなか時間がかかったでしょうね。

パン切り包丁など持ってないため 普通の包丁で切りましたが
ざくざくといい音がして ブーンと香りがたちます。

パンはもちろん ごはん 麺類 粉もの と炭水化物ばかりで
成り立っている私の体はすぐに反応し 夕食後にも係わらず

へんしも食べなさいよ  と脳が勧めます。
へんしも とは土佐の方言で 早くとか 急いでの意味となります。

「 新米ができたよ 」 との連絡を受けており 一生懸命昨年の
お米を消化中でありました。

もう少し 食欲のピッチを上げましょうぞ!
もりもり食べて がんがん泳ぎましょうぞ!

ということになります‥‥  です。

ふたたび野牡丹を撮ってみました。

開花すると そよ風にも散る はかない命の花です。
紫紺野牡丹の艶のある紫は この夏も楽しませてくれました。




              

                     

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トンボの新車。

2013-08-27 | 日記

日曜日の午後 花束とともにトンボの新車が届きました。
日産デイズ 軽四の燃費のいい車です。

外から帰ると トンボがにこにことTVを観ております。

CATレディース最終日を中継しており ファンである
アン・ソンジュが トップで最終ホールへ向かっており
ました。

最終ホールのパットを沈めた アンちゃんの目から涙があふれます。
見ればトンボのひとみも うるうるしておりました。

今季初優勝となったアンちゃんは 長いトンネルをやっと抜けました。

自身も そして父親も体調が悪く 一家を支える25歳にはつらく苦しい
シーズンであったろうと思います。

それでも腹の肉帯は減っておらず ここがええがよ! とトンボです。

おめでとうアンちゃん 長いスランプによう耐えたね。

「 車は来たし アンちゃんは優勝したし 今日はええ日じゃったよ 」
ふんふんと鼻歌で新車に乗り トンボはゴルフ練習場へと急ぎます。

走りさる車を見て ヘタな川柳を一句
『 松潤に  似ても似つかぬ  運転手 』
 

               


         
                          

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