アカデミー賞の国際長編映画賞を受賞した 村上春樹原作
濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が家のTVで観られました。
秘密を持ったまま妻は急逝し 数年経ても 後悔と喪失感の中にいる夫が
出会う人たちの生き方を見て 立ち直っていく姿を描いたものでした。
3時間という長い作品でしたが 一度も休むことなく 一気に見終えました。
西島秀俊氏主演でしたが もう一人の主役は 瀬戸内の海や風景に映える
赤いサーブです。
心に傷をもつ寡黙な運転手を 三浦透子さんが好演しています。
ここ数年 力をつけた濱口竜介監督の『寝ても覚めても』も観ましたが
作品の内容より 頭が雑念で集中できません。東出昌大・唐田えりか両氏
のプライベート発覚前に観るべきでした。
久しぶりに旅友たちと会い おしゃべりする中で ひとりが言うには
「濱口竜介監督のおじいさんが そのむかし 私の高校の美術教師だった」
そうです。
そしてなんと 旅友の家は 濱口家とは親戚にあたるとのこと。もちろん
両家の縁が結ばれたとき 濱口竜介監督はまだ 生まれていません。
そういえば『ドライブ・マイ・カー』受賞翌日の 高知新聞朝刊です。
ふ~ん すごいね。今度こっちで ロケする映画を撮ってもらいたいね
と話したことでした。