しましまのドレミ・カフェ

家のしつらい、音楽、おいしいもの、庭遊び
日々のくらしを綴ります
よろしければお立ち寄り下さい

うす皮饅頭

2020-08-07 20:55:00 | しみじみすること



父の初盆のお施餓鬼をしていただいた。








さらしで作った袋にお米を入れて、戒名を書いてお供えする。

あの世で、食べるものに困らないように、という意味だそうだ。

父は亡くなる前何ヶ月も、栄養を管で取っていた。食べることができなかった。それがかわいそうで仕方なくて、私は辛かった。


お米をお供えすれば、本当にあの世で食べるものに困らないのだろうか。
おっさまは見てきたのか?
そんなことはないだろう。
なぜお米?


いろいろ思ったが、いざ針を持ってチクチク縫ってみると、「このお米をあの世で父は食べるのか」と思えてきた。
父がにこにこと、お腹いっぱいご飯を食べるところを想像した。
それはすごくうれしいことで、愉快な気持ちになった。


生きている者は、こういうことをしながら、亡くなった人をだんだんあの世へ送っていくのだな、と思った。


お施餓鬼って、そんな意味だと実感した。



總見寺は、織田信長ゆかりの立派なお寺だ。
名古屋の真ん中にある。
久しぶりに真ん中まで行ってきた。





折角真ん中まで行ったのだから、ちょっと寄り道をした。

御園座近くの「うす皮饅頭」の店だ。

女将さんはお友達✌️
SNSではしょっちゅう見てるけど、リアルでは本当に久しぶりだったよ😊
元気そうで良かった。まあ元気なのは知ってたけど😽
会ってなくてもわかっちゃう。SNSあるあるだ。





これね。これ。

あら。値段までばっちり写しちゃってた。



午後は会議があったので、みんなの分を包んでもらった。

出してみたら、結構知ってる人がいた。

「これこれ」
「おいしいのよね」
「知ってるわ」
「御園座のところでしょ」
「あんがいいのよ」
「久しぶりでうれしいわ」


すんごく好評だった。


少し多めに買ったので、分けるのを手伝ってくれた方に一つずつ余分に貰ってもらった。


おいしい饅頭で気持ちがほぐれてよかったな〜。
甘いものってすてきだわ💕✨✨













コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする