橋本病のぼく そして特発性過眠症の僕

橋本病の僕のブログです。ついでに僕は特発性過眠症だそうです。

再び HP-P1 そして クラッシクの的校な個人的お話

2013年06月06日 | 音楽
もうですね、耳がどうなってもいいって感じでめちゃくちゃなボリュームで聞いてしまったわけですよ、ミュンシュ パリ管 幻想交響曲。

音に酔ってしまいそうだとは、前も書いたのですが、もう、鼓膜がどうなろうと知ったこっちゃないってくらいにボリュームを上げて聞くわけですよ。

ところが、その分音が大きくなるのかというと、それは確かに大きくなるのでしょうが、それよりも、細やかな音が踊りだすと言った方がいいのでしょうか、この矛盾に満ちた表現。

10年ぶり以上の久しぶりのブラームス一番 これまた ミュンシュ パリ管がいま鳴り響いています。

本当は、これをかくなんてとんでもないのですけど、書いているわけですよ。

すげ~って。

ブラームスの一番は誰がなんて言ったって、朝比奈隆さんが振った、大阪フィル東京公演定期、オーチャードホールが一番なんですよ、僕にとっては。

あの音もすごかったけれど、演奏が終わってくたくたになりながら、ニコニコというか、ヘラヘラ笑っている大阪フィルの面々のあの笑顔が忘れられないんです。

俺たちやったよ、おやっさん!!って感じの、もう、これ以上は無理だからね体力的にっていうなんかへんな感想ですけど、もうこれ以上は無理だからもう納得って感じで、なにか壊れてしまったような放心した顔でヘラヘラ(良い意味でですよ)笑っている人たち。

その中に、颯爽と登場する朝比奈さん。

かっこよかったなぁ~。

スタンディングコールが自然にわいて、なんかみんな立ち上がって、これロックコンサートの後のアンコール待ってます状態に突入って感じで。

その中に、朝比奈さんが呼び出されるたびに、拍手と声援とで、オーチャードホールがくるくる回ってしまう感じ(というか、僕の目が回っていたのかもしれません)。

多分、僕の中では、一番幸せな音楽体験の一つ。

そしてオーケストラが燃え尽きたのを見た(本当に燃え尽きたのかどうかは分かりませんが)、貴重な経験。

それがあったので、ブラームスは聴かないわけですよブライチは・・・バーンスタインをのぞいて。

で、いま、ミュンシュ パリ管のブラームスを聞き直して感じるのは、やっぱりすごい録音だってことです。

むかし、この揺らめくリズムが体にあわなくて、気持ち悪いって(ごめんなさい)思っていたのですが、今は、この揺らめきが何とも気持ちがいい。

人間って勝手ですね。

あ、幻想交響曲のことだった・・・。

すごいです。きっと、あれ以上の演奏は多分ないんじゃないかって言われているけど、僕もそう思います。

圧倒的な演奏があると、それを超える解釈なり演奏って、結構難しいんだろうなとかおもいつつ、それでも、デュトアを聞いていないので、まだ、結論は出さないのだ。

それでもって、こういうのが多分クラッシクの面白さなんでしょうね。

今、聞かないで取っておいているもの。

バーンスタイン、ベルリンフィルのマーラー第9

そして、もっともっと大事に取っておいて、あることをすましてから聞こうとしているもの

カルロス クライバーのベートーベン 6ば