銀幕大帝α

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フライペーパー! 史上最低の銀行強盗

2012年11月09日 01時21分41秒 | 洋画コメディ
FLYPAPER/11年/米・独/88分/犯罪コメディ・アクション/劇場公開(2012/06/16)
-監督-
ロブ・ミンコフ
『ドラゴン・キングダム』

-出演-
パトリック・デンプシー『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』
アシュレイ・ジャッド『BUG/バグ』
<ストーリー>
セキュリティが働き密室状態となった銀行で、職員や客を巻き込んだ笑いとアクションが次々展開される。

二組の銀行強盗が鉢合わせ?!
夢の一攫千金! 手に入れるのは誰だ?!


<感想>

『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』の脚本家によるドタバタ犯罪コメディ。

同じ銀行に二組の強盗が同時に襲うというトンデモな出だしからトントン拍子に話が進んでいくので結構楽しく観れました。

最初に男性客の一人を殺したのは誰なのか。
その男性客は何者だったのか。

中盤辺りまではこの謎一本の追求に時間を費やされますが、それを調べていく内にもっと深い隠された真相にまで辿り着いていくのです。
凝った脚本だと思いますよ。
何一つ真相部分に引っ掛かるものがないので上手く練られているなと感心さえしました。

主人公がやたらと探偵気取りでズバズバ当ててしまうのはTV依存症っていう病気を抱えているからこそなんでしょうね。
そういった番組を観まくっていたのかな。

彼の活躍もあってか、実は人質の中に本当の黒幕がいたという所にまで辿り着いちゃいます。
二組の強盗が同時刻に襲撃したってのも実は黒幕による同士討ちにさせる為の工作。
さてその黒幕は一体誰なのか。
もしや主人公がそうなのかも?と疑ってしまうシーンになったりも。

意外な人物の正体を見破った後にはもう一つのどんでん返し。
ここはかなり予想外だったな。

強盗団が暇潰しにパソコンで犯罪者ランキングを閲覧していましたが、そこにヒントが隠されていたのね。

ハイテク3人組強盗団とお馬鹿2人組強盗団とのやり取りもユーモアがあって可笑しいものがありましたが、それよりもアシュレイ・ジャッドの胸の谷間が気になって仕方が無かった(笑)。

爆破あり、銃撃戦あり、謎解きありで退屈しない仕上がり。

本作の配給会社は借りる時には躊躇いがちになるアルバトロスですが、出来る方のアルバトロスだったのでホッと一安心。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★
12/11/08DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日:2012-11-02
メーカー:アルバトロス

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4 コメント

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いやはやこれも楽しめる映画だとは (morkohsonimap )
2012-11-09 03:03:23
ハイテク装備の三人組と行き当たりな二人組強盗の対比がまずいい
二人があまりにおバカなんだけど会話はまとも
このギャップもいい

誰がFBIを殺したのか?
ロシア女も誰に?

推理にいつのまにか移行してるので
一粒で二度美味しい
オチもナイスでした

そうですね当たりのアホウドリな映画でした
返信する
Unknown (pu-ko)
2012-11-09 07:35:02
アルバトロスはとんでもB級が多い中、たまに出来るものがありますよね(笑)
デンプシーやアホな二人組も突拍子もないところとキレるところのギャップがおかしかったし、色んな意外性を楽しめる拾い物な一本でした。
返信する
>morkohsonimapさんへ (ヒロ之)
2012-11-10 22:53:03
こんばんは!
コメント&TB有難うございます。

二組の強盗が同時に来店するってなプロットが面白いですよね。
全く正反対の二組って所も味付けとしては良いかと。

どういうカラクリがあるのか、その辺を一緒になって楽しめる作品ではあったので中々楽しめました。

こういうのがたまにあるからアルバトロスには手を出しちゃうんですよねぇ。
返信する
>pu-koさんへ (ヒロ之)
2012-11-10 23:03:36
こんばんは!
コメント&TB有難うございます。

ほんとアルバトロスはたまにこういうのを出してくるから困りものです。
借りるときに一番難儀させられる会社ですよ。
キャラクターも展開も可笑しさとシリアスさが入り混じっていて結構楽しめた作品でした。
返信する

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