THE DISAPPEARANCE OF ALICE CREED/09年/英/101分/犯罪サスペンス/PG12/劇場公開
監督:J・ブレイクソン
脚本:J・ブレイクソン
出演:
◆ジェマ・アータートン…アリス・クリード
過去出演作:『ロックンローラ』
◆マーティン・コムストン…ダニー
◆エディ・マーサン…ヴィック
過去出演作:『シャーロック・ホームズ』
<ストーリー>
刑務所で知り合ったヴィックとダニーは、綿密な計画の下に富豪の娘、アリス・クリードを誘拐する。順調に進行しているかに思われた誘拐計画だったが、ダニーは大きな秘密を抱えていた。
<感想>
田舎面した魅力の薄い女優だなぁと思って観ていたんだが
ジェマ・アータートンってば『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』でタミーナ王女を演じていた女優さんやったんやね。
雰囲気全然違うやん。
同一人物とは思えんし。
監督は『ディセント2』で脚本を担当したJ・ブレイクソン。
本作が初監督作となります。
登場人物はたったの3人!!
途中で刑事とか、親とか出てくるのかと思っていたのだが、最初から最後まで3人のみの構成だったものだから恐れ入った。
しかも終盤まではどこぞのマンションの一室という限定シチュエーションだし。
下手したらだらだらとした話になりそうだが、これが意外とハラハラさせられる展開になっていて予想外に楽しめた。
そりゃあ単に女性を誘拐して、2人の犯人が身代金を要求するだけのストーリーだったらつまんなくなるわ。
けど、そこはJ・ブレイクソン監督。
たった3人の登場人物に意外な関係性を持たせる事により
「おっと!貴方達そういう間柄でしたの!?」
と先の転び方に期待を持たせてくれるのだから、サスペンス好きには堪らない人物設定ですよ、こりゃ。
特に犯人2人の間にある秘密。
「あらま!」
ですよ。
エディ・マーサンってばいかにもその系のお顔だから、妙に納得?
いや、薄々そうなんじゃないかなとは思ってはいたけれど、本当にそうだったので変な笑いが出たww
床に転がる銃弾、壁に撃ち込まれた薬きょう、ぽろりと出てきた携帯電話。
小道具の使い方も上手し。
やばい、やばい
とドキドキさせるシーンが度々現れるのでグッと手を握りしめて観入っちゃいます。
用意周到な誘拐だったにも関わらず、ダニーの思わぬ裏計画により意外な方向へと事が進み、最後に笑う者が一気に形勢逆転するラストは面白い。
ただ、何故ヴィックは戻ってきたんだろう、て所に凄く引っ掛かる。
そのままトンズラすりゃ良かったのに。
彼の中にも少しは良心があったって事だろうか。
アリスが最後に見せた涙の真意は解らない。
観客に判断を委ねる形を取った事で、これは「悲劇」なのかそれとも「喜劇」なのか、色々と考えさせられるものがあった事は確かだ。
オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)
評価:★★★☆
12/01/14DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村
レンタル開始日:2012-01-13
メーカー:東宝
監督:J・ブレイクソン
脚本:J・ブレイクソン
出演:
◆ジェマ・アータートン…アリス・クリード
過去出演作:『ロックンローラ』
◆マーティン・コムストン…ダニー
◆エディ・マーサン…ヴィック
過去出演作:『シャーロック・ホームズ』
<ストーリー>
刑務所で知り合ったヴィックとダニーは、綿密な計画の下に富豪の娘、アリス・クリードを誘拐する。順調に進行しているかに思われた誘拐計画だったが、ダニーは大きな秘密を抱えていた。
<感想>
田舎面した魅力の薄い女優だなぁと思って観ていたんだが
ジェマ・アータートンってば『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』でタミーナ王女を演じていた女優さんやったんやね。
雰囲気全然違うやん。
同一人物とは思えんし。
監督は『ディセント2』で脚本を担当したJ・ブレイクソン。
本作が初監督作となります。
登場人物はたったの3人!!
途中で刑事とか、親とか出てくるのかと思っていたのだが、最初から最後まで3人のみの構成だったものだから恐れ入った。
しかも終盤まではどこぞのマンションの一室という限定シチュエーションだし。
下手したらだらだらとした話になりそうだが、これが意外とハラハラさせられる展開になっていて予想外に楽しめた。
そりゃあ単に女性を誘拐して、2人の犯人が身代金を要求するだけのストーリーだったらつまんなくなるわ。
けど、そこはJ・ブレイクソン監督。
たった3人の登場人物に意外な関係性を持たせる事により
「おっと!貴方達そういう間柄でしたの!?」
と先の転び方に期待を持たせてくれるのだから、サスペンス好きには堪らない人物設定ですよ、こりゃ。
特に犯人2人の間にある秘密。
「あらま!」
ですよ。
エディ・マーサンってばいかにもその系のお顔だから、妙に納得?
いや、薄々そうなんじゃないかなとは思ってはいたけれど、本当にそうだったので変な笑いが出たww
床に転がる銃弾、壁に撃ち込まれた薬きょう、ぽろりと出てきた携帯電話。
小道具の使い方も上手し。
やばい、やばい
とドキドキさせるシーンが度々現れるのでグッと手を握りしめて観入っちゃいます。
用意周到な誘拐だったにも関わらず、ダニーの思わぬ裏計画により意外な方向へと事が進み、最後に笑う者が一気に形勢逆転するラストは面白い。
ただ、何故ヴィックは戻ってきたんだろう、て所に凄く引っ掛かる。
そのままトンズラすりゃ良かったのに。
彼の中にも少しは良心があったって事だろうか。
アリスが最後に見せた涙の真意は解らない。
観客に判断を委ねる形を取った事で、これは「悲劇」なのかそれとも「喜劇」なのか、色々と考えさせられるものがあった事は確かだ。
オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)
評価:★★★☆
12/01/14DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2012-01-13
メーカー:東宝
たった3人しかいない出演者の絶妙な距離感の取り方が素晴らしい作品だったと思います。
久しぶりに予感的中(笑)。
でもアリスとダニーの関係は予想外でしたねぇ。
仰る通りで、3人しか出て来ないのに個々の距離感が絶妙で作品に緊張感を生み出していました。
そうか!
ジェマ・アータートンは「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」で王女役で出ていたのですね。
そちらは未見なので、私は「タイタンの戦い」のイオさんの方です。
私も「田舎面した魅力の薄い女優」だと思っていたので(笑)
全然雰囲気が違っていてそのギャップに驚きましたです。
低予算でも出演者が少なくても、こんなに面白いサスペンスが出来るという
まさに見本みたいな映画ですね。
さすが「ディセント2」の脚本を手掛けただけありますね。
あの映画もなかなか面白かったですし。
毎度コメントが遅くなりすみません
私もこの2人があんな関係だとは驚きました。
ちょっとキモかったですが、、、。
冒頭のあのセリフなしで展開されるシーンも
なかなか面白かったなあなんて。
『タイタンの戦い』のアータートンは殆ど印象に残っていないんですよ~。
私的には彼女は『プリンス・オブ・ペルシャ』での王女役がドンピシャでした^^
あの時の綺麗な王女様から一変、全裸でベッドに縛られちゃう女性役ですものねぇ。
女優って凄いなって思いましたよ。
お金をかけなくても脚本が良かったら良い映画は出来る!て事を証明したような作品でしたね
。
3人の心理合戦みたいなのが本当にドキドキ・ハラハラものでしたよ~
いえいえ、コメント有難うです~。
まさかの!でしたね^^;
本当にブチュ~てされると同姓からすればキモいです(笑)。
そうそう。
オープニング全く台詞が無かったですよね。
何が始まるんだろっていうドキドキさせられるような面白さがありました。
どっかでみた顔だったよなぁと思えば、
「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」でしたか~
マスカラでクマ状態になってるのもあって、印象全然違いますね!
二転三転主導権が移動する展開はなかなか面白かったと思います
ブチューは気持ち悪かったですか?(笑)そうそうに3人の関係性はわかってしまったのですが、唐突のブチューは私もびっくりしました(笑)
雰囲気違いますよねぇ。
これはなかなか面白かったです。
3人の微妙なバランス関係も良かったし先が見えない展開で飽きませんでした。
そうなんですよ。
タミーナ王女の面影が無いでしょ?
私も同一人物だと知ってちょっとビックリしました。
中々面白い展開でしたね。
3人が皆主役なのでどう話が転ぶのか分からない所にドキドキさせられるものがありました。
あのブチューはね(笑)。
ハードですもん^^;
雰囲気全然違うでしょ~。
別人ですよね、化粧一つで(笑)。
先が読めない展開ってドキドキしますよね~。
私も面白かったです。