
CHRONICLE
2012年
アメリカ
84分
SF/アクション/青春
PG12
劇場公開(2013/09/27)

監督:ジョシュ・トランク
原案:ジョシュ・トランク
出演:
デイン・デハーン:アンドリュー
アレックス・ラッセル:マット
マイケル・B・ジョーダン:スティーブ
マイケル・ケリー:リチャード・デトマー
アシュリー・ヒンショウ:ケイシー
<ストーリー>
特殊な能力を手に入れたことにより、アンドリュー、マット、スティーブの男子高校生3人の退屈な日常は刺激的な日々へと一変する。しかしある時、能力を使って後続車両を事故に遭わせてしまい…。
-感想-
2012年
アメリカ
84分
SF/アクション/青春
PG12
劇場公開(2013/09/27)

監督:ジョシュ・トランク
原案:ジョシュ・トランク
出演:
デイン・デハーン:アンドリュー
アレックス・ラッセル:マット
マイケル・B・ジョーダン:スティーブ
マイケル・ケリー:リチャード・デトマー
アシュリー・ヒンショウ:ケイシー
<ストーリー>
特殊な能力を手に入れたことにより、アンドリュー、マット、スティーブの男子高校生3人の退屈な日常は刺激的な日々へと一変する。しかしある時、能力を使って後続車両を事故に遭わせてしまい…。


家では飲んだ暮れ親父から暴力。
学校に行けばイジメの対象。
女性経験?そんなものある訳がない。
今でも立派な童貞さ。
こんな僕に生きている意味があるのだろうか。
こんな人生、ちっとも楽しくなんかないよっ!!
そんな草食系男子にもし未知なるパワーが備わったらどうなるのか。
結論。
僕は無敵だあああああああああ!!!!
他の誰よりも優れた力に魅せられ、そして彼は日頃から積もりに積もった怒りに支配されていき、やがてそれは・・・暴走へと変わる。。。
僕に命令するな!
僕を怒らせるな!
邪魔する奴は例え誰であろうとも排除してやるっ!!
作品によっては無駄に思えるPOV方式だが、本作ではその演出は成功していると言えるだろう。
本物のサイキッカーを画面を通じて見せられている様なそんな不思議な体験を目で味合う事が出来たからだ。
特に雲の上を滑空するシーンは臨場感たっぷり。
本当に飛んでいるみたいだった。
監督は自身が大好きなジャパニメーション作品『AKIRA』を相当意識して撮影に挑んだそうだが、終盤の戦いは正にその『AKIRA』を実写映像にしたかのようなダイナミックな作り。
力を制御出来ず暴走に激しさが増すアンドリューと、そんな彼をどうにか救おうと真正面からぶつかっていく従兄弟のマットの立ち位置は『AKIRA』の鉄雄と金田そのもの。
固定されていない数台のカメラで捉えられた2人の壮絶なバトルは、相当なまでに緊迫した映像になっており、半端なく手に汗握らされる面白さがある。
長編劇場映画としては本作がデヴューとなるジョシュ・トランク監督だが、ここまで白熱した映像を、興奮させられる映像を撮り上げられた事に感心。
もう一層のこと、『AKIRA』のハリウッド実写版はこの監督に任せた方がいいのではないかと思うほどに、作品から漂う『AKIRA』愛の度合いは大きかった。
何も分かっていない人間にやらせるよりかは、こういった全てを知り尽くしている人間にやらせた方が絶対成功するはずだし、『AKIRA』を心の底から愛する者としてはそうして欲しいという気持ちが本作を鑑賞して改めて強くなった。
アンドリューと一緒に訪れるはずだったチベットに結局1人だけで降り立ったマット。
彼はここで悟りを開き、その力を世の人の手助けの為だけに今後使う事になるのだろう。
カメラに向かって語りかけるマットの最後のメッセージが熱く胸に響く。
『クロニクル』、興奮と切なさを併せ持った紛れも無い傑作。
評価:★★★★

13/12/06DVD鑑賞(新作)


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レンタル開始日:2013-12-04
メーカー:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
オフィシャル・サイト(日本語)
「アメイジング・スパイダーマン2」ではハリー・オズボーン役です。
未見ですが「メタリカ・スルー・ザ・ネバー」に出てます。
「リンカーン」にも出てたようです(兵隊。チョイ役らしい)
だから最近、『AKIRA』や『幻魔大戦』がCSでやってたんですねー。
仰る通りこの監督で『AKIRA』を撮ってもらったら間違いないのでしょうが、『AKIRA』製作サイドは「先にやられちまったー」と悔しがっているんじゃないでしょうか^^ いつまでも、のそのそしてるからですよねー
お金をかければいいってもんじゃないのが、今回よく分かりました。
星くんほど、体育会系ではないですけどね。
それでもそういう奴ほど、怒らせたらたちが悪いってのが終盤見てたらよーく分かりましたよ。
何時もコメント有難うございます^^
へぇ、彼は『アメージング2』ではハリー役なんですね。
なんとなくキャラとしてはピッタリかもしれませんね。
これから人気が出てくる俳優さんになればいいですねぇ。
コメント有難うございます。
終盤は『AKIRA』そのものでしたね。
このアニメは自分の中ではベストアニメなので、終盤の対決シーンにはテンション上がりました。
『AKIRA』実写版の情報、幾ら経っても何も入ってこないですね。
もうこの監督が『クロニクル』でやっちゃってくれたし、もう良いんじゃないでしょうかねぇ。
無理矢理に作る必要はないと思いますし。
ほかの所でも『AKIRA』の話が出ててますね。
後半の展開には驚きました。
ハデにやらかしちゃいましたね。
そう思わせてくれる面白さでした
(下手にまじめに実写出されるとテンション下がるのもあるし…)
映像的な演出が巧かったのが全体を纏めてたと思います
空中浮遊のふわふわ感だけが少し違和感あったけど、
能力を使った後半のバトルもおかしな部分がなかったので、映像的興奮度も高めでしたもんね
後半のシアトル市内での空中バトルも臨場感にあふれ、マットの思いさえもう通じないほど怒りのパワーを爆発させたアンドリューの姿は切なかったです。オヤジ落下してもよかったのにね。
最近は半年ほどでDVD化されちゃいますね。
後半の戦いは見応えありました。
面白かったです!