昨晩は眠りについたが、日付が変わったころに地震発生(震度3)。
沖縄は地震が少ないのに、今回に限ってなぜ(一抹の不安)。
夜が明けると、予想通りに風がビュービュー吹いて、目の前の大木がグニャグニャ揺れています。
海に眼をやると青空は見えるものの、沖は当然白波が立っており、港の中まで白波が・・・。
分かりにくいかも。
(その後集合場所に行くと船長、同乗者が待機中、次の家族も集まり港へ)
港に着くと乗船客は全部で9名。
船の規模的に8名が限界では・・・
(南の人はおおらか?)
今回の船は3回目になるが、普段は安全に全く無頓着な船長なので、ライフジャケットを着用したことが無かった。
しかし今日は、乗船するなり「ライフジャケット着けてネ~」だと。
さらに「今日は波が無い所で釣るけど、そこに到着するまで波があるから気を付けてネ~」だと。
(オイオイ、「本当に出た」よ。)
いざ出港してみると、波があるどころか十分な高波で、左舷で横波を受ける度に、舞い上がるしぶきを強風がまんべんなく叩き付けてくれるため、全員海水でずぶ濡れ。
ポイントに到着すると、風裏になるため確かに波は下がったが、現着10分以内に女性2名が撃沈。
そしてパラシュートアンカーを出し、程なく船長よりOK!
水深は30mだが、仕掛けを投入すると面白いように糸が出ていき、いつの間にかPEの角度がほぼ真横に。
当然のように根掛かり&オマツリのオンパレード。
ぶっ飛び潮だが、この潮で素人に錘30号でやれとは、ちょいとかわいそうな感じ。
(南の人は小さいことは気にしないのか?)
結局Watanabeは、船長のサポートが手薄なので、オマツリをほどいたり、エサ付けを手伝ったりとほぼスタッフ状態。
【エサはキビナゴ】・・・地元のスーパーで380円、もちろん人間の食用です、素晴らしい万能エサ!
【女房と子供の見事な三目&3点掛け】
(上からタマン、バラハタ、アカハタ)
女房子供は、ポツポツと小型のタマンやバラハタを上げたので、今度は自分の番。
今回も仙台からタックルを持っていたものの、まともに立っていられないため、ロッドは1本に限定。
タイラバ、スロージギング、沖縄専用テンヤ(30号)の順に試したが反応ゼロ。
最後のテンヤは小さいアタリがあるが、エサを噛み切れない程の雑魚。
この後、Watanabeの釣れないジンクスNo1である黄色いベラが、女房&子供の竿に登場。
残り1時間になったので持込みタックルは断念し、船長が用意してくれた地元タックル(胴付き3本針&キビナゴ)でラストスパート!と、気合を入れなおして仕掛けを投入すると、船長が「はい、ラストね~」だと。
「体験4時間」コースなのにまだ3時間、まさかの早上がり!?
台風一過で底荒れがひどかったので、 先に地元タックルで何匹か釣って、それから持込みタックルにすれば良かった。
よくよく考えてみると、ツアー会社に日程変更の相談をした時に「あの船は9/8から検査に入るから、予約は変更不可」と言っていました。
ということは、南の人だから定員オーバーでも気にしないとか、荒れた海でも出港するというおおらかさではなく、検査前の荒稼ぎだったようです。