本当に出たよ。

2016年09月07日 | 日記

 昨晩は眠りについたが、日付が変わったころに地震発生(震度3)。

 沖縄は地震が少ないのに、今回に限ってなぜ(一抹の不安)。

 夜が明けると、予想通りに風がビュービュー吹いて、目の前の大木がグニャグニャ揺れています。

 海に眼をやると青空は見えるものの、沖は当然白波が立っており、港の中まで白波が・・・。

 分かりにくいかも。

 

(その後集合場所に行くと船長、同乗者が待機中、次の家族も集まり港へ)

 

 港に着くと乗船客は全部で9名。

 船の規模的に8名が限界では・・・

(南の人はおおらか?)

 

 今回の船は3回目になるが、普段は安全に全く無頓着な船長なので、ライフジャケットを着用したことが無かった。

 しかし今日は、乗船するなり「ライフジャケット着けてネ~」だと。

 さらに「今日は波が無い所で釣るけど、そこに到着するまで波があるから気を付けてネ~」だと。

(オイオイ、「本当に出た」よ。)

 いざ出港してみると、波があるどころか十分な高波で、左舷で横波を受ける度に、舞い上がるしぶきを強風がまんべんなく叩き付けてくれるため、全員海水でずぶ濡れ。

 ポイントに到着すると、風裏になるため確かに波は下がったが、現着10分以内に女性2名が撃沈。

 そしてパラシュートアンカーを出し、程なく船長よりOK!

 水深は30mだが、仕掛けを投入すると面白いように糸が出ていき、いつの間にかPEの角度がほぼ真横に。

 当然のように根掛かり&オマツリのオンパレード。

 ぶっ飛び潮だが、この潮で素人に錘30号でやれとは、ちょいとかわいそうな感じ。

(南の人は小さいことは気にしないのか?)

 結局Watanabeは、船長のサポートが手薄なので、オマツリをほどいたり、エサ付けを手伝ったりとほぼスタッフ状態。

 

【エサはキビナゴ】・・・地元のスーパーで380円、もちろん人間の食用です、素晴らしい万能エサ!

 

【女房と子供の見事な三目&3点掛け】

(上からタマン、バラハタ、アカハタ)

 女房子供は、ポツポツと小型のタマンやバラハタを上げたので、今度は自分の番。

 今回も仙台からタックルを持っていたものの、まともに立っていられないため、ロッドは1本に限定。

 タイラバ、スロージギング、沖縄専用テンヤ(30号)の順に試したが反応ゼロ。

 最後のテンヤは小さいアタリがあるが、エサを噛み切れない程の雑魚。

 この後、Watanabeの釣れないジンクスNo1である黄色いベラが、女房&子供の竿に登場。

 残り1時間になったので持込みタックルは断念し、船長が用意してくれた地元タックル(胴付き3本針&キビナゴ)でラストスパート!と、気合を入れなおして仕掛けを投入すると、船長が「はい、ラストね~」だと。

 「体験4時間」コースなのにまだ3時間、まさかの早上がり!?

 台風一過で底荒れがひどかったので、 先に地元タックルで何匹か釣って、それから持込みタックルにすれば良かった。

 

 よくよく考えてみると、ツアー会社に日程変更の相談をした時に「あの船は9/8から検査に入るから、予約は変更不可」と言っていました。

 ということは、南の人だから定員オーバーでも気にしないとか、荒れた海でも出港するというおおらかさではなく、検査前の荒稼ぎだったようです。