一茶の句

☆木曜薬膳
かじきのフライ
煮卵
棒棒鶏
茄子とピーマンの焼き漬け
甘夏はちみつがけ
炊き込みごはん
ひじき煮付け
漬物





小林一茶は250年前に生まれた俳人。私は小学生の頃、一時期伝記にはまり、キュリー夫人、ライト兄弟他歴史上の人物にまつわる伝記をよく読んだ。

小林一茶もその一人。好きな作品は、

われと来て 遊べや 親のない雀

やせ蛙 負けるな一茶 ここにあり

かな。

幼少時代母を亡くし、継母とそりが合わず孤独だった少年時代を思い起こし詠んだ句で、その情景が浮かび切なくなる。

一茶は50過ぎて結婚するも、遺産を巡り継母や弟と骨肉の争いをしたり、妻や子どもに先立たれたりと家庭に恵まれない生涯だったらしい。65で逝去するが、澄んだ心の持ち主だったことは句を読めばわかる気がする。

大の字に 寝て涼しさよ 淋しさよ

当事者マンガ

当事者のコミックエッセイが人気だそうです。

中村ユキさんはその代表格かな。

うちの母はビョ～キです。二巻とも涙と笑いに満ちています。

法人で講演会もしたなあ。ユキさんはフレンドリーでとても素敵な女性でした。

映画化もされた話題作 ツレがうつになりました これもなかなかの秀作。

うつって本当にあなどれない。

世帯主がうつになり、休職、焦りとプレッシャーに葛藤し、よくなったかと思うと再発。周りへの気兼ねが一番の原因かな。

阿部総理は育児休暇三年をかかげてきたが、三年って⁈ 現実無理だろ？

ゆとりのある安心できる体制づくり。それは理想だけどね。

映画 県庁おもてなし課

こうゆう作品、 好きだなあと思った。

始終顔がほころびながら、その人情とぬくもりに涙がにじむ。

絵面のいい二組のカップルは、純粋でひたむきでかわいらしくて、つい応援したくなる。

関ジャニの錦戸亮はシャイで愚直でお人良し。まさに地で行く役作り？堀北真希は白雪姫みたいに愛くるしいけど、ただかわいいだけでなく賢い女の子。高良健吾の切れ長の瞳は吸い込まれそうなオーラを放ち、関めぐみは強気なのに時に健気で艶がある。

高知の大自然を売りに壮大なプロジェクトチームが官と民の協働で立ち上がり、様々な壁を乗り越えながら衰退していた観光に光りをもたらす。

船越英一郎演じる元県庁職員、清遠の男気がいいね。

組織という刃物に何度も傷つけられ、それでも自分を見失うことなく、誇りを捨てず潔い退き方を選ぶ。

いろんな生き方があるんだね。

原作も読まなくっちゃ。

映画 中学生丸山

これはぶったまげた作品でした。

舞台は団地、平凡な家族を持つ平凡な中学生丸山が主人公。

性に目覚めるエロい少年の頭の中は妄想だらけ。

真面目な父、専業主婦の母、友達みたいにはじけきれない小学生の妹。

おちぶれた元韓流スターに猛烈アプローチをかける母の艶がすごい。

近所の認知症老人の頭の中は一生青春。若き頃は売れないフォーク歌手。壁に貼られた宣伝ポスターのタイトルが、傘がないじゃなく、箸がない、って？バカバカしいけど吹き出しちゃうね。

謎の子連れ狼役が草なぎ君。正義の味方だけど、なんか怪しい。

ただのお笑い映画にとどまらず、シュールながら愛がある。

やるなあ。宮藤監督。

やられたね。このセリフ。

現実に負けるな、妄想と向き合え、妄想が現実を超えたとき、それは真実になるんだ。

考えない大人になるくらいなら、死ぬまで中学生でいるべきだ。

つみき弁当

久しぶりの厨房入りでした。

薬膳弁当

生鮭の焼き漬け

うずら串フライ

青梗菜のおかか和え

わかめごま油炒め

ポテトサラダ

きんぴら

いちご
雑穀ご飯
漬物

予防と予報と予備と予感

あの名女優アンジェリーナジョリーが乳がん発症に備え、乳腺摘出手術を受けたという。

かなりセンセーショナルなニュースだ。

遺伝要素のある乳がんを恐れ、防衛策として考えた決断で、三人の実子と三人の養子を持つ母親として、ハリウッド女優としての将来を思っての選択。毅然として見えるが、その裏にある苦悩を察すると誰にも批判はできないだろう。

乳がんで実の母親を失っている彼女は、その苦しみを目の当たりにしている故、発症のリスクを少しでも下げたかったのだろう。

リスクに対する予感が予防に転じ、不安な予報に予備の決断を迫られる。

怖いのはがんなのか、治療の苦しみなのか、それとも死か。

ウィルスとワクチンの戦いは果てしなく、がんも先進医療が研究されながら、しかし、死亡率は下がらずという現実。

何とも皮肉。生きていくことは、常に自分の影との駆けっこなのかな。

ただいま

約一月ぶりに職場復帰いたしました。
スタッフの皆さん、長い間ご迷惑おかけしました。そして、ありがとう。

メンバーの皆さん、待っていてくれてありがとう。
ダグラス、ベス、手紙をありがとう。
嬉しく、嬉しく読み返しています。

休みの間、たくさんの友達と会いました。みんなそれぞれ苦しみや悩みを抱えています。一人じゃない、改めてそう思いました。

復帰初日は民生委員さんとの交流会と総会をしました。
特製ジャンボミンチカツのお弁当を一緒に食べていただきました。

理事長、理事の皆さんもありがとう。

皆さんの優しさが私を勇気づけてくれました。

写真は、ベスからの手紙の封筒です。

(おかえり) の文字に答えました。

ただいま！

曇り空と動物園

先日、母を連れて動物園に行ってきました。

子象のマーラちゃんは、現在骨折療養中で、お目見えできず残念。

昨年夏にメンバー＆スタッフでマーラちゃんに会いに行ったあの暑い日を思い出します。しかし、今回は薄曇りでとてもさわやかな気候。ステッキがわりの傘を使って歩く母。二人だけで動物園に来たのは初めてです。

いろんなことがあった歳月。踏み越えてきた母の強さに眩しいものを感じます。

マレー熊の赤ちゃんノンは、午後からのお目見えだということ。

残念でしたが、動物園を後にして、私たちはお昼ご飯を食べに行きました。

ボリューム感満点の老舗うどん屋さんでランチ。

おいしかったです。

寺尾聡

寺尾聡って素敵だなあ。そんなにイケメンってわけでもないのに。

映画 博士の愛した数式でのアルツハイマーの博士の演技は感動でした。リポビタンファインのCMで見せた陽気な父親役もいいね。あの年齢であの爽やかさはどこから生まれているんだろう。
66歳になるとは驚きだよね。
でも決して若作りはしない。流れに逆らわず自然体で生きているからあんなにカッコいいのかな。

地味なのに存在感があり、ほんとに自然体。そうだ、ベーシストでもあり、シンガーソングライターでもあるんだよね。1981年に大ヒットした ルビーの指環。二十歳の私にはわからなかった魅力だけど。

愛は勝つ

今日は久しぶりに親友二人とモーニング。今二人は闘病の中にいながら、いつも周りへの愛を忘れない姉妹です。

ん～かくいう私も闘病中でした。
昔からの親友でありながら、家族のような関係の二人。

いつも、いつもありがとう。

[愛は勝つ )] 20年以上前の名曲ですが、最近何故か私の頭の中をリフレインして流れています。

♪心配ないからね君の思いが
誰かに届く明日はきっとある
どんなに困難でくじけそうでも
信じることを決してやめないで

必ず最後は愛が勝つ♪